2009年11月

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2009年11月07日

奈良の旅:平城宮

奈良の旅:晋山式が行われていた薬師寺 』 からの続き

20091107-train.jpg
垂仁天皇稜付近を走る近鉄電車


薬師寺を出て、垂仁天皇稜の横を通って、平城宮へ。 結構距離があり、というか少し通り過ぎて後戻りして、15分ほど掛かって朱雀門前に到着。

20091107-suzakumon.jpg
平城宮の朱雀門(すざくもん)

何も無い中に、ぽつんと建っています。1992年に奈良国立文化財研究所により再建されたもので、「地面に残された建物基礎」と「埋まっていた瓦」から推測して復元したそうな。(研究所のホームページより

屏風絵とか、そういうのが残ってたんじゃなく、単に研究者の推測ですか…。 欧州にあるギリシア、ローマ時代の遺跡でも、「推測で復元しました」ってのはあまり多く見かけませんけど、推測で「こんな綺麗な建物」になっちゃっていいんですかね。 どうせ嘘っ八なら、もっとリアリティを追求して、1200年くらい経過したようなぼろぼろの木材風にしてみるとか。


20091107-suzaku-train.jpg
朱雀門から大極殿を見ると、間に近鉄電車が走っている


20091107-heijyoukyu-ruin.jpg
平城宮 遺跡

もう、ただ単に広いだけです。 朱雀門から大極殿まで、直線距離で770mありますが、間には建物も何もありません。


20091107-heijyokyu-susuki.jpg
平城宮 遺跡のススキ

雑草刈り取りをするのを忘れているのか、ひたすらススキが繁殖しています。 これはこれで、綺麗なんですけど…

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奈良の旅:晋山式が行われていた薬師寺

奈良の旅:平成の大修理が終わった唐招提寺』からの続き

唐招提寺から南へ、自転車ならほんの数分。 通常の週末には見られないようなたくさんの人、ボランティアと思われる人たちが交通整理までしている。 管主就任の式典である「晋山式(しんざんしき)」があるようで、拝観料も無料になっている。

20091107-yakushi-kairou.jpg
中門付近の回廊と、西塔、東塔(修復工事中)


20091107-yakushi-saitou.jpg
西塔

1528年に消失して以来、放置されていたものを、1981年に再建されたもの。


20091107-yakushi-toutou.jpg
東塔

薬師寺境内で唯一の奈良時代の建造物。1200年経過すれば、朱塗りも剥げてしまったか…


20091107-yakushi-kondou01.jpg
金堂

1976年に再建されたもので、「薬師如来像」が安置されている。


20091107-yakushi-kondou02.jpg
金堂

たくさんの人がお参りしています。新型インフルエンザにも効くのかな…


■ 晋山式のようす

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奈良の旅:平成の大修理が終わった唐招提寺

近鉄大和西大寺駅から南へ約2.8kmのところにある唐招提寺へ。 途中の道は田園地帯を通ると思っていたら、ずっと住宅街なんですね。 垂仁天皇陵の付近だけが田畑があるくらい。 自転車で約10分ほどで唐招提寺前に到着。 土産物屋の裏手に自転車を止める。 拝観料600円払って入場する。

2000年から2009年まで行われていた平成の大修理が完了して、金堂が11月3日から再公開されている。金堂として建設されたものでは日本最古のもので、8世紀末(奈良時代)に造られたそうな。 木造建築で1200年も前のものなのか…

再公開直後の唐招提寺を撮る

20091107-tousyou-kondou01.jpg
金堂


20091107-tousyou-kondou02.jpg
金堂入口の列柱


金堂の裏手には講堂があり、この建物は平城宮の東朝集殿を移築したものということだ。

20091107-tousyou-koudou01.jpg
講堂

確かに、宮殿の建物といわれれば、そのような気もする…


20091107-tousyou-koudou02.jpg
講堂


境内の木々はほとんど色付いてはいないが、それでも何本かのモミジは綺麗に色付いている。

20091107-tousyou-momiji04.jpg
鑑真和上御廟入口付近のモミジは、まだ緑色が美しい


20091107-tousyou-momiji01.jpg
鑑真大和上御影堂入口のモミジ


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講堂横のモミジ


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金堂とモミジ


20091107-tousyou-kawara.jpg
瓦にも「唐招提寺」と浮き出し模様が付けられている。
(旧開山堂の土塀)

唐「律」招提寺と「律」の文字も入っている。 唐招提寺は律宗の本山だ。


20091107-tousyou-kaidan.jpg
戒壇(かいだん)

他の寺院でよく見かける類の『 塔 』が無い、と思っていたら、こういうのがありました。 東南アジアでよく見かけるパゴダのようにも見えます。

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2009年11月03日

靭公園 満開のバラ園と大阪城公園の紅葉の始まり


20091103-utsubo-rose03.jpg
靭公園 : バラと彫刻展の現代美術 『 ユメの通り道 』(岡村三郎氏作)


20091103-utsubo-rose01.jpg
靭公園 : スヴニール・ド・アンネフランク


20091103-utsubo-rose02.jpg
靭公園 : 満開のバラ園


20091103-obp.jpg
大阪城公園 : OBP周辺も紅葉が始まっている


20091103-nankinhaze01.jpg
大阪城公園 : 内濠の石垣と最も早く紅葉が始まっているナンキンハゼ


20091103-nankinhaze02.jpg
ナンキンハゼの実


20091103-hanamizuki.jpg
大阪城公園 : 早稲田の森のハナミズキ


20091103-tourist.jpg
伝染病感染地帯の大阪ではマスクは必需品です。 しかし、危険を冒してまで日本に旅行に来なくても… (天守閣へ向かう台湾人学生の団体)

ist*DSのピクセルマッピング

PENTAXの一眼レフデジタルカメラ ist*DS で、iso800以上で撮影したときに欠陥ドット(暗いところを移したときに、常に星のように輝いている点があること) が目立ってきた。

たとえば、夜景を撮影するとこんな風になる。(星が無いはずのところに、星が輝いている。分かりやすいように赤い円で囲んでいる)

20091103-samplephoto.jpg
iso800, F=3.5, S=1/8, WB=auto (撮影地:オモロウツ、チェコ共和国)

そこで、PENTAXのサービスセンターでピクセルマッピングしてもらった。  掛かった費用は…
 CCD輝点修正  3500円(だったと思う)
 CCD面ゴミ清掃  1000円
 合計金額  4500円(税抜き)

レンズキャップを閉めた状態で、CCD欠陥のみを表示するサンプル撮影を行った。
iso800, F=3.2, S=1/20, 2400*1600jpeg, WB=auto

撮影後、Gimpのトーンカーブ機能で、同一関数を使ってコントラストを上げた写真は次の通り

20091103-pixmap-before.png
ピクセルマッピング 前
(欠陥ドットの周囲に、薄い赤で円を描いている)

20091103-pixmap-after.png
ピクセルマッピング 後

ist*DSの後継機のk-mでは、カメラの設定メニューに「ピクセルマッピング」があるのに、旧型機の ist*DSには無いのは残念で仕方がない。

2009年11月02日

Dell Inspiron mini 10vのSSDとHDDのバッテリ持続時間比較

ネットブックDell Inspiron mini 10vのバッテリ持続時間を、SSDとHDDでどれくらい違うか比較してみた。

■ 結果

SSDの場合 3時間09分。
HDDの場合 2時間52分。

SSDの方が約10%バッテリ持続時間が長い。

■ 比較対象の詳細は
SSD : Samsung MLC SSD UM410, MMAGE08G5MSP (5.0V, 0.2A)
HDD : HGST 5K500, HTS545025B9A300 (5.0V, 0.7A)

■ 実験条件
OS : Windows XP Servicep Pack 3
『コントロールパネル - 電源』の全ての省電力時間設定を「なし」にする。
画面輝度をFn+F4連打で最低に設定。さらに、『コントロールパネル - 画面 - Intel GMA』 で画面の明るさを「最低の-60」に設定する。
スクリーンセーバ無し。
『デバイスマネジャー - SSDのプロパティ - ポリシー設定』で、ディスクの書き込みキャッシュを無効に設定する。

Windows Media Player 11でネットラジオを再生し続ける(視覚効果無し、音量24)。
接続するラジオサイトは、Jack FM (Berlin, Germany), http://sc1.netstreamer.net:8050
ネット接続はWIFI、無線ルータからの距離1m。
Jack FM Berlin

SSDにインストールしたWindowsのパーティションを、Linuxのddコマンドで丸ごとHDDにコピーして用いる。(OSのインストール状況による影響を排除するため)

■ 実験開始から終了まで
バッテリをフル充電状態でいったん電源OFFして、電源アダプタを外し、起動(電源ON)する。
Samurizeを常駐させ、バッテリ残量やCPU利用率を監視する

バッテリ残量10%でWindowsが警告バルーンを出した時点で実験終了し、Uptimeと残時間を合計した時間をバッテリ持続時間とする。

■ 実験結果

CPU占有率は、片側のコアが18~20%。WIFIの転送速度は受信が0.13Mbps。ディスク転送速度は5秒に1回くらい0.1Mbps程度。(SSDでもHDDでも変わらず)

赤外線放射温度計で稼動中の温度を、キーボードを少し持ち上げて測定してみた。
CPU付近プラスチックカバー温度45℃、プリント基板温度50℃。(SSDでもHDDでも変わらず)
HDDの黒い引き抜きビニルタブ付近温度32℃(SSD)、35℃(HDD)。鉄ケース23℃(SSD)、27℃(HDD)。

20091102-hdd_end.png
HDDでの実験終了時の画面

右上のバッテリ残量・稼働時間の表示より、残量10%まで2時間36分。残り予測時間16分。バッテリ持続時間は合計2時間52分となる。

20091102-ssd_end.png
SSDでの実験終了時の画面

右上のバッテリ残量・稼働時間の表示より、残量10%まで2時間50分。残り予測時間19分。バッテリ持続時間は合計3時間09分となる。

■ SSD・HDDの交換は、Dellの公式マニュアルどおりに行った

http://supportapj.dell.com/support/edocs/systems/ins10v/ja/sm/index.htm

(キーボードの左右中央が、本体ケースのツメで止められているのがマニュアルには書かれてないので、無理やり引き剥がすとキーが破損するかも…)

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2009年11月01日

Dell Inspiron mini 10vにUbuntu 9.10をインストール

2万円台で購入できるネットブックDell Inspiron mini 10vに、先週末に公開されたばかりのUbuntu 9.10をインストールしてみた。 不足しているドライバや認識しないハードウエアもなく、さすがメーカー製のパソコンの汎用性の高さを感じた。

デバイス 認識  
グラフィック OK 自動認識
(Intel Mobile 945GME Express Integrated Graphics Controller)
LCD画面 OK 自動認識(1024 x 600)
キーボード OK インストール時に日本語キーを選択。キーマップ問題なし
(Generic 105 key, AT Translated Set 2 keyboard)
有線LAN OK 自動認識
(Realtek RTL8101E/RTL8102E)
無線LAN *1 プロプライエタリ・ドライバの組み込みを促すダイアログ
(Broadcom BCM4312 802.11b/g)
サウンド OK 自動認識。スピーカー、ヘッドホン出力ともOK
(Intel 82801G (ICH7 Family) High Definition Audio)
Webカメラ OK 自動認識(USBデバイス)
(Syntek D-MAX(Sunplus), Integrated Webcam)
SDカードリーダ OK 自動認識(USBデバイス)
(Realtek Mass Stroage Device, USB2.0-CRW)
タッチパッド OK 自動認識(USBマウスを挿しても、自動OFFにはできない。サイド・スクロールには対応)
(SynPS/2 Synaptics TouchPad)

■ 無線LANドライバ(*1)

無線LANを Fn + F2 キーで有効にすると、プロプライエタリ・ドライバの組み込みを求める次のようなダイアログが表示される。推奨されるドライバを組み込めば、自動的に無線LANが使えるようになる。(要再起動)

20091031-ubuntu-netdrv.png

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2009年10月21日

Amazon EC2:glibcとtty2〜tty6の不具合。CentOS編

CentOS 5.3をAmazon EC2上に構築した場合、何点かのエラーが発生し対処する必要がある。

・loopデバイスが無い → Xen用のカーネルモジュールに入れ替え
・iptablesが使えない → Xen用のカーネルモジュールに入れ替え
・glibc互換モードの警告 → glibcの再構築
・tty2〜tty6が無い警告 → 仮想端末を作らない暫定対処

上の2つは過去の記事で解決済みなので、この記事では下の2つの対処をする。

■ glibcが互換モードで動作している警告への対処

CentOS起動後、/var/log/messagesに次のようなエラーが記録されているはず。

kernel: ***************************************************************
kernel: ** WARNING: Currently emulating unsupported memory accesses **
kernel: ** in /lib/tls glibc libraries. The emulation is **
kernel: ** slow. To ensure full performance you should **
kernel: ** install a 'xen-friendly' (nosegneg) version of **
kernel: ** the library, or disable tls support by executing **
kernel: ** the following as root: **
kernel: ** mv /lib/tls /lib/tls.disabled **
kernel: ** Offending process: init (pid=1) **
kernel: ***************************************************************

丁寧に、解決方法もメッセージに含まれていて、glibcの再構築か、TLSを切るかのどちらかということらしい。

Googleで同様の事例を検索すると… 『 EC2上にCentOS5.3をインストールする 』に同じ事例が書かれている。 この事例に習い、glibcを再構築する。

この手順は全て『 MathWiki : Xen Specific Glibc 』に書かれている通り行えばよい。

[root@domU ~]# useradd mockbuild

[root@domU ~]# cd /mnt

[root@domU mnt]# wget http://mirror.centos.org/centos/5.3/os/SRPMS/glibc-2.5-34.src.rpm

[root@domU mnt]# mkdir /usr/src/redhat
[root@domU mnt]# mkdir /usr/src/redhat/SOURCES

[root@domU mnt]# rpm -ivh glibc-2.5-34.src.rpm

[root@domU mnt]# vi /usr/src/redhat/SPECS/glibc.spec

※ 書き換え前
%ifarch %{ix86}
BuildFlags="-march=%{_target_cpu} -mtune=generic"
   ↓
※ 書き換え後
%ifarch %{ix86}
BuildFlags="-mno-tls-direct-seg-refs -march=%{_target_cpu}"

[root@domU mnt]# yum install gcc gcc-c++ rpm-build

[root@domU mnt]# yum install gd-devel libpng-devel zlib-devel texinfo libselinux-devel audit-libs-devel libcap-devel

[root@domU mnt]# rpmbuild -ba /usr/src/redhat/SPECS/glibc.spec

※ ビルドが終了するまで90分程度

[root@domU mnt]# rpm -Uvh --force /usr/src/redhat/SRPMS/*

[root@domU mnt]# rpm -Uvh --force /usr/src/redhat/RPMS/i386/*

[root@domU mnt]# userdel mockbuild

■ tty2〜tty6が無い警告への対処

また今度書きます…

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2009年10月18日

靭公園の彫刻展から御堂筋のFREE CAFE

靭公園の花と彫刻展が始まった。といっても、彫刻については準備段階で全て見てしまっているので、花壇との組み合わせを見るという感じか…

20091018-utsubopark-rose.jpg

バラ園のバラは咲き始め


20091018-utsubopark-sculpture-01.jpg

『 増殖 』 佐野祥久氏作


20091018-utsubopark-sculpture-02.jpg

『 翔 』 酢谷宏氏作


20091018-utsubopark-sculpture-03.jpg

『 あーちゃん 』 川瀬清氏作


20091018-utsubopark-sculpture-04.jpg

『 ねこサミット… その後 』 堀川るり子氏作


さらに御堂筋へ

20091018-midousuji.jpg

銀杏(ぎんなん)が大量に落下していて、所々、くさ~い匂いがしている。 イチョウの紅葉はまだ。


20091018-freecafe.jpg

FREE CAFE   いつ頃 できたんだろう。

菓子製造販売業の播磨屋本店が、昨年から東京銀座で始めたは聞いていたが、大阪にも出来てたんですね。 梅田経済新聞によれば7月27日にオープンしていたらしい。 ぜんぜん知らなかった…

「10~30代の比較的若い人たちに、昔ながらのおかきのおいしさや素晴らしさをPRすることと、地球環境問題への取り組みを広く伝えることが運営の目的」と話す。「ルールとマナーを守っていただきながら、誰でも気軽に利用していただければ」

ルールとマナーって何だろう。 『 試食品だけ食べてんじゃねぇよ、買え! 』 ということなのだろうか。 特売のカールとポテトチップスで十分満足感を得ている私は、入るなという事だと妙に納得した。

Amazon EC2:loopデバイスが無い (mount: Could not find any loop device)

前回の記事『 Amazon EC2:新しい仮想マシンイメージ(AMI)を作る。CentOS編 』に従って新規作成した仮想マシンで、実行中のシステムドライブのバックアップを取ろうとしたところ、なんと loop デバイスが存在していないという致命的なエラーが発生。

[root@domU working]#mount -t loop ./test.img /mnt/fs

mount: Could not find any loop device. Maybe this kernel does not know
about the loop device? (If so, recompile or `modprobe loop'.)

モジュールを強制的に読み込ませようとしても、モジュールのドライバ自体が存在していないのでは、当然のことながらloopデバイスは発見できない。

[root@domU working]#modprobe loop


公式ガイド通りやっても、この結果ですか…

Googleで検索すると、
[AWS] EC2の仮想マシンイメージを作った
という記事を発見。

http://s3.amazonaws.com/ec2-downloads/modules-2.6.16-ec2.tgz というXenのDomain-Uに対応したモジュールをインストールすればよいとのこと。

[root@domU working]#cd /

[root@domU /]#tar xvf /mnt/working/modules-2.6.16-ec2.tgz

[root@domU /]#depmod -a

その後、リブートして完了。

2009年10月17日

Amazon EC2:新しい仮想マシンイメージ(AMI)を作る。CentOS編

新しい仮想マシンイメージ(AMI)の作成は、ローカル環境(手元のパソコン)またはEC2の仮想マシン内のどちらでも行うことが出来る。今回は、作成したAMIをAmazon S3にアップロードする時の転送速度が速く、課金対象とならない『EC2の仮想マシン内で』行った。

■ EC2内でのAMI作成環境の起動

AmazonがリリースしたFedora 8の次に示すイメージを使う。
『 ec2-public-images/fedora-8-i386-base-v1.10.manifest.xml 』

■ Amazon Web Services アクセス用鍵ファイルの作成とダウンロード

過去の記事 『 Amazon EC2:稼動中のOSイメージをS3にバックアップする 』 のとおり行い、アクセス用の秘密鍵と証明書を得る。

ローカル環境に鍵ファイルを得た場合は、SCP(Linuxの場合)やWinSCP(Windowsの場合)などを用いて、EC2の仮想マシンに転送しておく。

鍵ファイルの転送先は、/root/.ssh/ ディレクトリとした。

■ Amazon EC2 API Toolsのダウンロードとセットアップ

Javaランタイム ライブラリをインストールする。

過去の記事 『 (Linux) Fedora 8 に Sun の Javaをインストール 』 の通り行う。

ローカル環境(手元のパソコン)にAmazon EC2 API Toolsをインストールする。

公式ガイド Amazon Elastic Compute Cloud Getting Started Guide の、『 Getting Started with the Command Line Tools 』 に、ソフトウエアのダウンロード先や、セットアップ方法が書かれている。 かいつまんで書くと…

Developer Tools : Amazon EC2 API Tools から ec2-api-tools.zip をダウンロードする。

圧縮ファイルを適当なフォルダに解凍する。

[root@domU ~]$ cd /usr/lib

[root@domU lib]$ unzip ec2-api-tools.zip

[root@domU lib]$ rm ec2-api-tools.zip

[root@domU lib]$ mv ec2-api-tools-1.3-42584/ ec2_tool

環境変数の設定

Linuxの場合、次のように環境変数を設定する。このようなスクリプトを作成しておくと便利。

export EC2_HOME=/usr/lib/ec2_tool
export EC2_PRIVATE_KEY=$EC2_HOME/key/pk-BXCXZX5XLMCN4VL7CX5SDXSXQX3XRX2U.pem
export EC2_CERT=$EC2_HOME/key/cert-BXCXZX5XLMCN4VL7CX5SDXSXQX3XRX2U.pem
export JAVA_HOME=/usr/java/jre1.6.0_12
export PATH=$PATH:$EC2_HOME/bin

実行する場合は、次のように source コマンドを用いて実行する。

[root@domU ~]$ source /usr/lib/ec2_tool/envset.sh

■ Amazon EC2 AMI Toolsのインストール

ローカルマシンにJDKとrubyが必要となるので、あらかじめインストールしておく。

[root@domU ~]# yum install ruby

Amazon EC2 AMI Toolsをダウンロードし、インストールする。

[root@domU ~]# wget http://s3.amazonaws.com/ec2-downloads/ec2-ami-tools.noarch.rpm

[root@domU ~]# rpm -ivh ec2-ami-tools.noarch.rpm
警告: ec2-ami-tools.noarch.rpm: ヘッダ V3 RSA/SHA1 signature: NOKEY, key ID c375432d
準備中... ########################################### [100%]
1:ec2-ami-tools ########################################### [100%]

■ 仮想ディスクファイルを作成し、フォーマットする

ここから先は、公式ガイド Amazon Elastic Compute Cloud Developer Guide の、『 Using Amazon EC2 -> Creating and Preparing AMIs -> Creating an AMI 』 に詳細に説明されている。

今回は4ギガバイトのディスク容量を確保する。(Amazon EC2の/dev/sda1の割り当てサイズが10ギガバイトのため、最大でも10ギガバイトしか許容されないはず)

[root@domU ~]# mkdir ./centos53
[root@domU ~]# cd ./centos53

[root@domU centos53]# dd if=/dev/zero of=centos.img bs=1M count=4096

[root@domU centos53]# mke2fs -F -j ./centos.img

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2009年10月15日

Amazon EC2:稼動中のOSイメージをS3にバックアップする

ディザスタリカバリに必ず必要になる、安定稼動中のOSパーティションのバックアップが、Amazon EC2ではとても簡単に出来る。
(通常のサーバでは、サーバを停止させて、1本数千円するLTOやDLTテープにバックアップするわけだが、時間も金も掛かる)

仮想マシン(AMI)の起動・停止を、ブラウザ上で行うAWS Management Consoleを用いている場合は、コマンドラインツール(Amazon EC2 API Tools)を用いる必要がある。そのセットアップをまず行う。

■ Amazon Web Services アクセス用鍵ファイルの作成とダウンロード

20091015-ec2-createkey.png

ブラウザでAmazon Web Servicesにログインして、Security Credentials -> Access Credentials -> X.509 Certificates とメニューを辿って、X509公開鍵ペアを作成し、画面上でダウンロード可能なプライベート・キーと証明書の2つのファイルをダウンロードする。

今回ダウンロードしたのは次の2つのファイル
pk-BXCXZX5XLMCN4VL7CX5SDXSXQX3XRX2U.pem
cert-BXCXZX5XLMCN4VL7CX5SDXSXQX3XRX2U.pem

■ Amazon EC2 API Toolsのダウンロードとセットアップ

ローカル環境(手元のパソコン)にAmazon EC2 API Toolsをインストールする。

公式ガイド Amazon Elastic Compute Cloud Getting Started Guide の、『 Getting Started with the Command Line Tools 』 に、ソフトウエアのダウンロード先や、セットアップ方法が書かれている。 かいつまんで書くと…

Developer Tools : Amazon EC2 API Tools から ec2-api-tools.zip をダウンロードする。

圧縮ファイルを適当なフォルダに解凍する。

環境変数の設定

Windowsの場合、次のように環境変数を設定する。このようなバッチファイルを作成しておくと便利。

set EC2_HOME=d:\pbin\ec2
set EC2_PRIVATE_KEY=d:\pbin\ec2\key\pk-BXCXZX5XLMCN4VL7CX5SDXSXQX3XRX2U.pem
set EC2_CERT=d:\pbin\ec2\key\cert-BXCXZX5XLMCN4VL7CX5SDXSXQX3XRX2U.pem
set PATH=%PATH%;%EC2_HOME%\bin
set JAVA_HOME=H:\Program Files\Java\jre6

■ ローカル環境でのテスト(稼動中のインスタンス一覧の取得)

ec2-describe-instancesコマンドを用いる。コマンド自体の説明は API Command Line Tools Reference に詳しく書かれている。

F:\>ec2-describe-instances
RESERVATION r-e684688e 193727025378 http_ssh_server
INSTANCE i-92b90ffa ami-48aa4921 ec2-174-129-61-217.compute-1.amazonaws.com domU-12-31-39-03-21-D4.compute-1.internal running r271-635 0 m1.small 2009-10-15T14:20:17+0000 us-east-1c aki-6eaa4907 ari-42b95a2b monitoring-disabled 174.129.61.217 10.249.34.34

■ Amazon Web Services アクセス用鍵の対象仮想サーバへのアップロード

バックアップを行う仮想サーバでコマンド操作を行う必要があるため、事前に、アクセス用鍵をアップロードしておく。アップロードするのは秘密鍵と証明書。

今回アップロードしたのは次の2つのファイル
pk-BXCXZX5XLMCN4VL7CX5SDXSXQX3XRX2U.pem
cert-BXCXZX5XLMCN4VL7CX5SDXSXQX3XRX2U.pem

今回は、テスト環境を用いているため、仮想サーバにFTPなどがまだインストールされていない。WinSCPを利用してファイルをアップロードした。アップロード先は任意のディレクトリでよいが、今回は/mnt にアップロードした。

20091015-ec2-copykey.png

■ 稼動中の仮想サーバの起動ディスクのイメージファイル化

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以下の記事は画面の都合上省略されています。全ての記事一覧は、こちらまで