09 May 2023

(高松・琴平旅行)高松市をサイクリング散策

大麻山・金刀比羅宮の登山を終え、琴平より高松市に戻ってきた

もくじ

  1. (高松・琴平旅行)ジャンボフェリー夜行便で高松へ。支出の集計も記事の第1報のここで...
  2. (高松・琴平旅行)善通寺から琴平へ、大麻山に登る
  3. (高松・琴平旅行)高松市をサイクリング散策

■ ことでん 琴電琴平駅 11:12発 → (高松市)瓦町 12:08着 (運賃630円)

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ことでん瓦町駅の駅ビル「瓦町FLAG」

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瓦町駅地下で、高松市のレンタルサイクルを借りる(1日200円)

以前は、身分証明書を見せて利用者カードを作り、駐輪所の出入り口ゲートでコイン支払いだったのだが...

今回はHello Cyclingというアプリで、クレジットカード決済するものに刷新されていた。

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Hello Cycling アプリの利用中、返却後のそれぞれの画面

しかしである、自転車の前カゴに収納されているリモート鍵用バッテリーが防振対策していないので、商店街のブロック舗装道を走るときなどに、「ガタガタ」と猛烈に騒音を発するのだ。

一体何の騒音なのかと... 周囲の歩行者は驚愕するのではないだろうか。

自転車に乗り最初に向かったのは、瓦町から西へ1kmほどのところにある、セルフうどん店 竹清。

もちろん、爆音を立てる自転車で、である。

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セルフうどん 竹清

店に入ると、昼食時なので満員だ。揚げ物コーナーの前で店員が注文を取っていて、揚げたてのものをレジで渡してくれる。名物はちくわの天ぷらだとのことで、それを注文した。

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かけ1玉240円 + ちく天150円 = 390円

セルフゆで麺機があるので、「かけ小、普通」ではなく、注文は「1玉、2玉...」のようだ。

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セルフゆで麺機

食後は、さらに700mほど西の市街地の西端にある石清尾八幡宮へ。

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石清尾八幡宮。背後の山は石清尾山で、ちょうど鳥居の中央辺りに石清尾山展望台が見えている

なぜここに来たかというと、高松市の西にある標高232mの石清尾山に登るためだ。ほぼ頂上近くまで住宅街があり、頂上付近は古墳がたくさんある峰山公園。だから、標高200m付近まで道路があるのだ。

石清尾八幡宮から南へ、JRの高徳線の線路を渡り市民病院の前の道を峰山公園に向けて走り出す。

とてもじゃないが、超乗りにくいママチャリのレンタルサイクルで登坂は無理だ。前カゴのバッテリーケースの騒音もひどいものだし...。 登山は諦める。

1kmほど南東、山麓にある栗林公園をめざす。

住宅街の中を走り10分ほどで栗林公園の東口に到着。入場料は410円。

庭園で最も有名な景色が、岩山の飛来峰から見下ろした「偃月橋と南湖」だ。

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栗林公園 偃月橋(えんげつきょう)と南湖

有料の茶室でもある掬月亭

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栗林公園 掬月亭(きくげつてい)

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栗林公園 商工奨励館

桜の季節は終わり、庭園内で見かけた花はスイレンとカキツバタだけだった。

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スイレン

庭園を見終えた跡は、国道11号を挟んだ向かいにあるセルフうどん店 上原屋へ。

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セルフうどん店 上原屋

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かけ小320円+あげ+さつま天=650円

食後は、高松市中心部を金毘羅街道を南から北へ縦断し、高松港へ。

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田町商店街の南端。ここから金毘羅街道は商店街のアーケードとなっている

田町商店街・南新町商店街と700mほどは自転車走行可能だが、そこから北の丸亀町商店街は自転車走行禁止。

しゃあないので、1本東にあるライオン通り商店街を迂回する。

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丸亀町商店街と兵庫町商店街の交差点 ドーム広場

兵庫町商店街を通り抜け中央通り(国道30号線)にでる。ここを600mほど北に行くと高松港に突き当たる。

その兵庫町商店街と中央大通りの角にあったネットカフェ「ひょこっと」が、コロナ禍で閉店していた。5年前の高松旅行のときにお世話になったので懐かしい。

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高松港 旅客ターミナル前の Liminal Air -core- 。背後の3千トン級岸壁には直島行きフェリーが停泊している

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高松港 5万トン級岸壁とサンライズテラス、高級イタリアンのレストハウス

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高松港 玉藻防波堤の先端にある赤灯台「せとしるべ」

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高松港 玉藻防波堤から屋島方向の景色。出港するフェリー「なおしま」と、男木島・女木島から帰港する「めおん」がすれ違う

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高松駅前広場を囲むビル群 : ホテル クレメントの複合ビル

サンポート シンボルタワー(高層棟)はオフィスビルだそうです。右側の低層の建物はホール棟というらしい。観光客や、地元買い物客向けの商業施設じゃないのね...

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高松駅前広場を囲むビル群 : シンボルタワー

レンタルサイクルは夕方にも使う予定なので、返却せずに無料の駐輪場に停めておく

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商店街の各所にある駐輪場に自転車を停めておく

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ことでん瓦町駅ビル 瓦町FLAGの左隣にあるビル4階のネットカフェ 快活CLUBへ

4階のエレベーターを降りた眼の前に、自動受付機が2台ある。有人窓口じゃないんだ...

スマホアプリの会員証QRコードを、自動受付機に読み込ませ、画面に表示される平面図で希望する部屋をタップすると、受付完了。電子ロックのICカードが発行される

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快活CLUB 高松瓦町駅前店の自動受付機

部屋は天井まで完全に閉鎖されていて、個室化されている。写真で部屋の奥の壁面にある丸い空気孔が空調・換気で空気が入ってくるところだ。

防音性は完璧ではなく、隣の部屋で大きな声でネット会話していると、話の内容が筒抜けレベルだ。

部屋に入ってまず行ったのは、ウェットティッシュでマットや枕、座椅子を拭くこと。直接寝転ぶわけだから、念入りに拭いておく。

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快活CLUB 高松瓦町駅前店 鍵付き個室(マット)

先ほど、田町通商店街のマルナカ(1960年のマルナカ創業第1号店)で買った和惣菜198円と牛乳で、うどんばかりで不足する栄養素を補給してから、再び外へ。

再び、田町通商店街に行き、この時間帯(18時半)に開いているセルフうどん店で、全国チェーンの「はなまるうどん」に入り、きょう5食目のうどんを食べる

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はなまるうどん かけ小290円+とり天160円+コロッケ140円 = 590円

食後、日没を見るために急いで高松港へ。今回は商店街ではなく、中央大通を爆走する...。つもりが、あまりに自転車前カゴのバッテリーケースが騒音を立てるため、スピードを抑えめに走る必要があった。

5分で高松港ポートターミナルの前に到着。

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玉藻防波堤から高松市街地を振り返って見る

5月9日の日没は18時24分。日没の14分前の太陽の写真が下のもの。

次の写真と、その次の写真、横長の超広角写真はスマホで撮影してものを、AI(Linux版Upscaler)でノイズキャンセル処理した写真。

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玉藻防波堤の先端にある赤灯台「せとしるべ」

日没1分前の写真が次のもの。水平線まで見えていると、暦計算通りに日が沈むのだ。

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高松港 玉藻防波堤と日没

玉藻防波堤での日没を堪能した後、ネットカフェに帰り就寝。

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スマートウォッチ Mi Smart Band 6で計測した睡眠時間

前日のジャンボフェリー夜行便ではほとんど寝れなかったが、今日の夜はぐっすり6時間睡眠。マットが程よく柔らかく、寝心地が良かった効果だ。

5時に快活CLUBをチェックアウト。12時間パックで2,770円。

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早朝5時の丸亀町商店街

JR高松駅前まで1.8km、およそ20分ほど歩いて到着。朝5時から開いているセルフうどん店 味庄で朝食うどん

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セルフうどん店 味庄 かけ小290円+とり天100円=390円

4時から開放されている高速バス乗り場のトイレを拝借した後、サンポートにあるジャンボフェリー シャトルバス乗り場へ。

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高松駅前に停車するジャンボフェリー 無料シャトルバス

乗客は、私の他に1名。JRやことでんの始発列車でシャトルバスには間に合わないので、直接マイカーで高松東港に行く人が多いのだろう。

■ シャトルバス 高松駅前 06:00発 → 高松東港 06:10着 (運賃無料)

シャトルバスの乗客が乗船すると、すぐにフェリーが出港した。見事なリレーだ。

■ ジャンボフェリー 高松東港 06:15発 → 神戸港 新港第3突堤 10:55着 (往復運賃 web割 3,590円+深夜料金500円)

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高松市街地が遠ざかっていく

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屋島湾沖より見た屋島の全景。右側の水平線上には高松市のサンポート シンボルタワーが見えている

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帰路のリクライニングシート席から、船の前方を見る

デッキ3の雑魚寝畳部屋よりも、こちらのリクライニングシートのほうが、クッション性が良くてよく寝れる。次は夜行便のときもリクライニングシートにしよう...

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りつりん2号の旅客デッキ概念図。わかり易すぎる...

どれくらいの乗客が乗っているのか、船内を一回りしてみる。デッキ4のカーペット部屋には赤ちゃんを連れた母親、デッキ3の雑魚寝畳部屋には4人ほどの客、デッキ2のリクライニングシート席には8人ほどが乗っている。途中の小豆島で、畳部屋に乗っていたインバウンド外人と思われる数人が降りたようだ。

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加古川沖でSITC DALIAN号をゆっくりと追い抜いてゆく

AISデータでは、香港船籍のSITC DALIAN号は博多港(Dep 05/09 10:54)から大阪港(Arr 05/10 11:57)へ向かっていたとある。

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明石海峡大橋の下を通過する

フェリーはほぼ定刻通り、神戸港 新港第3突堤に到着。

■ 阪神本線 神戸三宮駅 11:20発 → 西宮駅 → 野田駅 11:54着 (運賃320円)