27 March 2019

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(その1)

岐阜県各務原市の「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」と、岐阜市の金華山・岐阜城を観に行ってきた。

もくじ

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(その1)
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(その2)
金華山・岐阜城

青春18きっぷ

この時期に旅した理由は、青春18きっぷを使えば少し安く行けるため。

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青春18きっぷは1日分だけ利用

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金券ショップで売られている青春18きっぷの価格

JRの駅で新品を買い、使い終わった当日に金券ショップに売却した。

購入金額(5日分 新品)11,850円
売却金額(4日分)8,000円
実質運賃(1日分)11,850 - 8,000 = 3,850円

JRで大阪駅と那加駅の間の普通運賃は3,020円。往復なら6,040円。青春18きっぷを使うことで37%割引となった。

自宅 〜 航空宇宙博物館

■ JR 大阪環状線 普通 福島 06:12発 → 大阪 06:14着

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JR環状線 福島駅

通勤時間帯の始まる前なのに、環状線は案外満員だった。

■ JR 東海道線 新快速 大阪 06:33発 → 米原 08:05着(4分遅延)

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JR東海道線 米原駅

新快速は大阪駅が始発。大阪で5割位の席が埋まり、新大阪で座席全てが満員、京都・山科とどんどん乗客が増えすし詰めの満員に。多くの客が下車したのは終点の1つ手前 彦根駅だ。すごく遠くまで通勤している人が多い。

彦根駅停車中に、車内の「SOSボタン」を押した乗客がいたらしい。「急病のお客様がいたた」ので4分遅延。その結果として、米原で08時03分発の大垣行き列車に乗り継げなくなる。

■ JR 東海道線 普通 米原 08:33発 → 大垣 09:08着 (2分遅延)

ここからJR東海になる。

1本後の新快速の乗客も合わせて、超満員となった普通列車。 こんどは「乗客が多いから遅延」。普段はほとんど乗客がいないであろう路線、青春18きっぷ利用の貧乏旅行者に占拠され、地元の人は迷惑でしょうね。これも一種の観光公害。

大垣で下車したところ、構内放送あり。「急病のお客様」&「踏切で警報ボタンが押された確認」のため、乗り継ぐはずだった09時11分発の新快速列車が運休。

1本後の快速列車に乗る。 どんどん乗客が集約されていき、電車は超絶の満員御礼。

■ JR 東海道線 快速 米原 09:26発 → 岐阜 09:38着

乗り継ぎ時間0分で、高山線に乗り継がないといけない。もちろん、駆け込み乗車。何故か間に合う。

乗り継ぎのため待っててくれたんでしょうね。

■ JR 高山線 普通 大垣 09:38発 → 那加 09:46着

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JR高山線 那加駅

那加駅から、JRと名鉄の線路に並行した道を1kmほど歩き、名鉄各務原市役所前駅へ。

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JR高山線と並行して走る名鉄線 (新境川橋梁)

途中、各務原市民公園は桜が満開。近所の親子連れが花見をしていた。 大阪は今日やっと開花宣言が出たばかりなのに、岐阜は満開ですか…

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各務原市民公園でお花見をする家族連れ

■ 各務原市ふれあいバス 川島線 各務原市役所前駅 10:15発 → 航空宇宙博物館 10:30着 (100円)

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コミュニティーバスはおよそ1時間毎。休日は間隔が2時間あくこともあり、航空宇宙博物館に公共交通で来る客はあまり想定されていないのだろう。 (そのうえ、市役所の時刻表が地元の人向けで、初めて博物館に来る人にはわかりにくい)

バスの乗客は私を含めて4人。うち1人は途中の住宅地で下車。バスは航空自衛隊岐阜基地の敷地を大きく迂回して航空宇宙博物館へ。

稲羽線 川島線 稲羽線
平日
稲羽線 川島線 稲羽線
平日
稲羽線
各務原市役所前駅 09:30 10:15 11:20 12:40 13:20 14:30 15:40
航空宇宙博物館 09:58 10:29 11:48 13:08 13:34 14:58 16:08

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 屋外展示

大きな機体は格納庫に入らないので、屋外の無料ゾーンに展示している。

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P-2J対潜哨戒機

ロッキードのP-2をベースに、日本国内で改造開発された機体。初飛行1966年、退役1994年。

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P-2J 機首の見張り席

透明な半球形の風防に体を乗り出して見張るのは、景色はいいでしょうが、こわいでしょうね…

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屋外展示場と駐車場

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V-107A ヘリコプター

ボーイングのV-107シーナイトを、日本国内でライセンス生産した機体。初飛行1962年、日本での退役は2009年。

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YS-11A-500R

第二次世界大戦後に初めて日本のメーカーが開発した旅客機。初飛行1962年、日本国内での旅客機としての退役2006年。

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US-1A救難飛行艇

日本が開発・実用化した初の「水陸両用機」。初飛行1967年、退役2017年。

屋内展示場 (第二次大戦前の航空機)

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乙式一型偵察機(サルムソン 2

日本国内でライセンス生産された機体。初飛行1917年。日本でのライセンス生産は1920年から1927年まで。

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乙式一型偵察機(サルムソン 2)の尾翼付近

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三式戦闘機 「飛燕」

ドイツの液冷航空エンジンDB601を国産化し搭載した、日本軍唯一の液冷戦闘機。初飛行1941年。

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三式戦闘機 「飛燕」に搭載された液冷倒立V型12気筒エンジン 「川崎 ハ140」

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三式戦闘機 「飛燕」とA6M1十二試艦上戦闘機(模型)

十二試艦上戦闘機はA6M零式艦上戦闘機(いわゆるゼロ戦)の試作機で1939年に製作された機体。

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飛行服

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「戦前・戦中の航空機産業の発展」

ひときわ目立つ超大型の機体は、九二式重爆撃機。ドイツのユンカース G.38大型旅客機を基にした試作機が1931年に初飛行したが、実戦配備はされなかった。

屋内展示場 (格納庫内展示室1階)

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格納庫内1階展示室

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(その2)』に続く