『奈良の旅:平成の大修理が終わった唐招提寺』からの続き
唐招提寺から南へ、自転車ならほんの数分。 通常の週末には見られないようなたくさんの人、ボランティアと思われる人たちが交通整理までしている。 管主就任の式典である「晋山式(しんざんしき)」があるようで、拝観料も無料になっている。
1528年に消失して以来、放置されていたものを、1981年に再建されたもの。
薬師寺境内で唯一の奈良時代の建造物。1200年経過すれば、朱塗りも剥げてしまったか…
1976年に再建されたもので、「薬師如来像」が安置されている。
たくさんの人がお参りしています。新型インフルエンザにも効くのかな…
■ 晋山式のようす
僧侶の列は回廊の外をぐるりと迂回し、中門から境内に入ってくる
大講堂前の式典会場では、龍谷大学のオーケストラによる演奏などが行われている。 マスコミは、その演奏会に馳せ参じて、中門から入る僧侶の列を追う記者・カメラマンは、(私の見渡した限りでは)誰も居なかった。
管主の後ろで経文を読み上げている僧侶の手に、色紙(いろがみ)のようなものが…
大講堂の薬師三尊像の前で、新管主の読経を撮影するマスコミの人たち。
新管主の読経はマスコミにブロックされて、ご本尊には聞こえなかったかも (笑
(その中には、ほんの短い間だけ私も居たんですけどね…)
■ 秋季公開中の玄奘三蔵院伽藍
今日は、もちろん入場料無料でしたよ。 中国の玄奘三蔵の骨が祀られているという。 10年近く前に、中国の西安(シーアン)にある大雁塔(ダーヤンター)に登ったが、そこも玄奘三蔵関連だったような。 でも、玄奘三蔵の骨って、本当なんですかね…
■ トイレにて
男子、女人ですか。 近頃は40歳でも「女子」らしいんで、ここも「女子」にしてあげたら。
『 奈良の旅:平城宮 』 に続く