近鉄大和西大寺駅から南へ約2.8kmのところにある唐招提寺へ。 途中の道は田園地帯を通ると思っていたら、ずっと住宅街なんですね。 垂仁天皇陵の付近だけが田畑があるくらい。 自転車で約10分ほどで唐招提寺前に到着。 土産物屋の裏手に自転車を止める。 拝観料600円払って入場する。
2000年から2009年まで行われていた平成の大修理が完了して、金堂が11月3日から再公開されている。金堂として建設されたものでは日本最古のもので、8世紀末(奈良時代)に造られたそうな。 木造建築で1200年も前のものなのか…
再公開直後の唐招提寺を撮る
金堂の裏手には講堂があり、この建物は平城宮の東朝集殿を移築したものということだ。
確かに、宮殿の建物といわれれば、そのような気もする…
境内の木々はほとんど色付いてはいないが、それでも何本かのモミジは綺麗に色付いている。
瓦にも「唐招提寺」と浮き出し模様が付けられている。
(旧開山堂の土塀)
唐「律」招提寺と「律」の文字も入っている。 唐招提寺は律宗の本山だ。
戒壇(かいだん)
他の寺院でよく見かける類の『 塔 』が無い、と思っていたら、こういうのがありました。 東南アジアでよく見かけるパゴダのようにも見えます。
『 奈良の旅:晋山式が行われていた薬師寺 』 へ続く