今日も大阪では37℃の猛暑日。暑熱順化のために今週も猩々池まで往復してきた。
錨山・市章山・堂徳山に登るのは2020年12月以来のことだ。
ヤマレコの記事 『 六甲山地)諏訪山から堂徳山まで縦走、修法ヶ原池、相楽園 』
区間 | 時刻 | 所要時間 |
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阪神 元町駅 〜 諏訪神社 | 7:18 〜 7:32 | 14分 |
諏訪神社 〜 諏訪山 | 7:32 〜 7:42 | 10分 |
諏訪山 〜 錨山 | 7:42 〜 7:57 | 15分 |
錨山 〜 市章山 | 7:57 〜 8:01 | 4分 |
市章山 〜 堂徳山 | 8:01 〜 8:10 | 9分 |
堂徳山 〜 大龍寺 | 8:10 〜 8:37 | 27分 |
大龍寺 〜 修法ヶ原池 | 8:43 〜 8:57 | 14分 |
休憩 | 23分 | |
修法ヶ原池 〜 猩々池 | 9:20 〜 9:39 | 19分 |
猩々池 〜 稲荷茶屋(登山口) | 9:39 〜 10:01 | 22分 |
稲荷茶屋(登山口)〜 相楽園 | 10:03 〜 10:20 | 17分 |
見学 | 20分 | |
相楽園 〜 阪神 元町駅 | 10:40 〜 10:49 | 9分 |
■ 阪神本線 大阪梅田駅 06:37発 → 元町駅 07:13着 (運賃330円)
先週もこの時間帯の列車に乗り、三宮で下車した。今日は、さらに1駅先の元町で降りる。
阪神 元町駅 〜 諏訪神社
外観だけでは改修工事が行われているようには見えない、兵庫県公館
今回は諏訪神社の境内を通ってビーナスブリッジに向かうこととする。(前回、2020年12月は金星台の諏訪公園内を通って登った)
神社がある場所は「諏訪山町」、鳥居の横には「諏訪山交番」と「諏訪山児童公園」があるが、神社の名称には「山」が入らず「諏訪神社」である。
山麓線から標高差50mほど登って石段の最上段をすぎるとまず山門があり、そのすぐ背後に拝殿。山の中に建っているので、広場を作るほどゆったりとしたスペースがあるわけではない。
諏訪神社 〜 諏訪山
拝殿の前を右へ。進んでいくと、コンクリート舗装された急傾斜の登山道に出る。コンクリート舗装されており、おそらく諏訪山公園の一部なのだろう。
さらに標高差50mほど登り、標高151mの諏訪山へ。山頂の直前に、ループ状の歩道橋「ビーナスブリッジ」がある。
ビーナスブリッジからは神戸市兵庫区・長田区の市街地が一望できる
諏訪山の頂上、ビーナステラス(標高約150m) 公衆トイレと高級レストランがある
ビーナステラスには麓からやってきて柔軟体操をする中年女性2名がいる以外、ハイキング客などの姿は全く見かけない。
諏訪山 〜 錨山
250mほど、再度山ドライブウェイの路肩を歩く。この時間帯は日影が多く涼しい
錨山への登山口入口の道を挟んだ向かい側には、大師道の稲荷茶屋の公衆トイレ横まで降りる登山道の入口がある。
「太子」とは、1959年(昭和34年)にこの付近の森を整備したときに、皇太子(平成天皇)ご成婚を記念して名付けられたものだそうだ。
太子の森を歩く。諏訪山を経由せず、元町方向へ続く登山道が分岐する地点
錨山・市章山の由来・歴史
錨マークは、明治36年(西暦1903年)明治天皇行幸の観艦式を記念して松を錨の形に植栽したことから始まった。昭和56年(西暦1981年)神戸ポートアイランド博覧会を記念して錨山の永久電飾を行うとともに電源として、風力発電及び太陽光発電を導入。
市章マークは、明治40年(1907年)神戸港築港起工を記念して松を市章の形に植栽したことから始まった。昭和8年(1933年)第1回港の祭を記念して仮設の電飾が行われ、昭和42年(1967年)に神戸港開港100年を記念して永久電飾になった。
https://kobe-rokko.jp/mtrokko/ikariyama-shishozan/
東屋のある場所はいわゆる「山頂」ではなく、市章山に向けて徐々に高くなっていく稜線の一部分に過ぎない。
錨山 〜 市章山
錨山から市章山へ、ほんの少しだけ再度山ドライブウェイの路肩を歩く
市章山の山頂へ向かう登山道の入口。この小さな丘が市章山の山頂部分
市章山の山頂。ベンチはあるが東屋などはない (標高約290m)
山頂からの眺めは、錨山からのそれとほとんど変わらない。
市章山 〜 堂徳山
法面対策工事の作業ヤードがあり、再度山ドライブウェイを挟んで謎の坑口(トンネルの出口)がある。坑口は鉄板で蓋がされていて、観音開きのドアが取り付けられている。なんのためのトンネルなのだろう...
布引トンネルの避難坑・換気設備(神戸市道路公社 布引トンネル鳥瞰図)
・再度第一地下換気所の地上設備入口
・再度避難坑の地上出口
のどちらかと思われる。
再度避難坑は車が登れる斜路だと想定すれば、地上側坑口は再度山ドライブウェイのビーナスブリッジから少し下ったところにある受電設備棟のところが可能性としては高い。
法面対策工事の作業ヤードと、再度山ドライブウェイの路側に開いた謎の坑口
堂徳山への登山口入口がある。山頂は、この写真の右側の丘の上あたり。
このあたりから顔の周りを飛び回る小さな虫(メマトイ)がしつこく付きまとってくる。猩々池の手前付近まで顔の周りを飛び回っていた。
堂徳山 〜 大龍寺
ここにはバス停と湊川神社神苑の石碑がある。
二本松林道の正式名称は「二本松有馬街道線」。二本松に新しい標柱が建っていて、そこに名称が書かれている。ここが起点なのだろう。
林道は標高290m付近の等高線に沿った微妙な下り坂で、猩々池まで10分ほど掛かる。
大師道を10分ほど歩くと大龍寺に到着する。
大龍寺 〜 修法ヶ原池
先週は鍋蓋山に向かったので再度越を直進したが、今日は鍋蓋山に寄らずに修法ヶ原池に直接降りる。
修法ヶ原池の畔にある風楽山荘のベンチで昼食にする。
山荘の建物の隣に水飲み場があるので、たっぷりと水分補給もできる。
修法ヶ原池 〜 稲荷茶屋(登山口)
先週は滝のように盛大に流れ落ちていた猩々池の越流水。今日はチョロチョロ程度。やはり渇水なのだろう。
論鶴羽堰堤の下流側にある橋の名称が「再度第4橋」なので、その上流側にいくつ橋があるのか確認しながら大師道を下る。
2本目の橋の次が「第4橋」なので数が合わなかった。それに、「第4橋」と「第5橋」の間に複数の橋があるので、こちらも数が合わない。一体どういう命名法なのだろう...。
第4橋と第5橋の間に、仏教施設の廃屋がある。以前から気になっていたので、階段を数段登ってみてみることに。柱に名称が書かれていて「再度山 中地蔵」とある。
稲荷茶屋(登山口)〜 相楽園
ヒヨコ地蔵尊のすぐ横で行われている法面対策工事。現場に掲げられた温度計(31.2℃, 73%, WBGT28.6℃)
相楽園
元町から大師道を通った登山で、毎回通り過ぎる「相楽園」。以前から少し気になっていた。
今回は「森林植物園の年間チケット」(900円のトリコロールカード)で入場した。
相楽園 受付(チケット売り場)の隣には立派なソテツ。樹齢250年
相楽園の沿革
相楽園は、元神戸市長 小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、明治18年頃から築造に着手され、明治末期に完成したものです。昭和16年以降神戸市の所有となり、中国の古書『易経』の一節にある「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむ)」からとって「相楽園」と名付けられ、一般に公開されるようになりました。重厚な正門と欧風建築の旧小寺家厩舎(重文)、保存のために移築された船屋形(重文)、旧ハッサム住宅(重文)のほか、茶室浣心亭(かんしんてい) が庭園の景観と調和しています。
https://sorakuen.com/history/
このスロープを登りきったところに、重要文化財の旧小寺家厩舎・旧ハッサム住宅がある。スロープの右側には鹿児島から移植したソテツがたくさん植えられていて、日本庭園とは違う不思議な雰囲気を出している。
相楽園 日本庭園
約20,000m2の敷地の中にある庭園は、池泉回遊式日本庭園。飛石や石橋を渡り、流れや滝石組など深山幽谷の景を見ることができます。他に蘇鉄園や樹齢約500年と伝えられる大クスノキ、5月初旬頃に咲くツツジの花が見事。
https://sorakuen.com/history/
ここは神戸の都心部で周囲にビルが建ち並び、どうしても日本庭園から敷地外の建物が見えてしまう。借景で山野が控える京都と比べると、不利な点だ。
相楽園 日本庭園 (江戸時代の川御座船を陸上げした「船屋形」)
相楽園 日本庭園 (飛び石渡りや岩のトンネルなど変化に富んだ回遊路)
相楽園 日本庭園 (築山と東屋) イロハカエデが多く植えられているので、秋になると紅葉が綺麗だろう
真夏で木々の剪定も大変な苦労だと思うが、落ち葉一つ落ちていないほど整備されているのは、さすがである。
きょう相楽園で見かけた入場者は、結婚記念写真を撮影する人たち5名と、南アジア系外国人1名だけ。真夏の猛暑の中、屋外の日本庭園を訪れる人は多くはないと思う。
相楽園 〜 元町駅 〜 三宮駅
相楽園を出て10分ほど歩くとJR元町駅。登山の行程はここで終わり。
快活CLUB元町駅前店で水分補給の休憩をした後、三宮まで歩く。
シャッターの閉まっている「店舗募集中」貼り紙のある区画が大多数で、大都会のどまんなかにあるとは思えない「シャッター通り商店街」だ。私が大学生の頃は、よくここに餃子を食べに来たが、たいそう賑わっていた商店街だった記憶がある。(昭和の記憶)
イチローが米国の野球殿堂入りしたことを記念して、三宮のいくつかの場所でポスターの特別展示をしている。これが見たくて、三宮まで歩いてきた。
地下鉄三宮駅コンコースに掲示されているイチローの米国野球殿堂入り祝賀展示
イチロー氏のアジア人初となる米国野球殿堂入りを祝う記念企画「51 WITNESSES OF GREATNESS」プロジェクト
メジャーリーグ ベースボール(以下、MLB)は、2025年7月28日(月)(現地時間7月27日)に野球発祥の地であるニューヨーク州クーパーズタウンで開催された米国野球殿堂入り表彰式にあわせ、イチロー氏の米国野球殿堂入りを記念した特別プロジェクト「51 WITNESSES OF GREATNESS」を実施いたします。日本人選手として、またアジア出身として史上初となる殿堂入りという歴史的偉業を、日本中の野球ファンと共に盛大に祝福するプロジェクトです。本プロジェクトは、イチロー氏の象徴ともいえる背番号「51」にちなみ、彼の比類なき功績を称えることを目的に、野球界のみならず様々な分野でイチロー氏と縁のある計51名の方々から、温かいお祝いメッセージをいただきました。
また、イチロー氏の野球人生に深いゆかりのある東京・愛知・兵庫の3都市では、7月28日(月)から約1週間にわたり、寄せられたメッセージをデザインしたOOH(屋外広告)およびDOOH(デジタル屋外広告)を掲出いたします。
【広告掲載箇所/掲載期間】
東京
・東京ドームシティ :7/28-8/3
・東京ドームシティセントラルバークビジョン :7/28のみ兵庫
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000044169.html
・ほっともっとフィールド神戸 :7/28-
・神戸地下鉄 三宮駅 :7/28-8/3
・JR西日本 三ノ宮駅西口 :7/28-8/3
・JR西日本 三ノ宮駅 アドコラム :7/28-8/3
・神戸市営地下鉄 三宮E-WALL :7/28-8/3
・阪急 デジタルサイネージ にしきた ワイドビジョン :7/28-8/3
・神戸市営地下鉄 スーパープレミアムボード :7/31-8/6
愛知
・空港バッティング
■ 阪神本線 神戸三宮駅 11:40発 → 西宮駅 → 野田駅 12:14着(運賃320円)