09 December 2023

六甲山地 東おたふく山

12月で最高気温19℃の予想という「11月前半」のような暖かさだったので、秋の登山シーズンの終了として六甲山地の東おたふく山に登ってきた。

ヤマレコの記事『六甲山地 東おたふく山(薬科大尾根・風吹岩・東おたふく山登山口バス停)

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区間時刻所要時間
JR甲南山手駅 〜 神戸薬科大学 登山口07:20 〜 07:3313分
神戸薬科大学 登山口 〜 風吹岩07:33 〜 08:1744分
風吹岩 〜 黒五谷分岐・芦屋CC08:17 〜 08:3821分
黒五谷分岐・芦屋CC 〜 雨ヶ峠08:38 〜 08:5719分
雨ヶ峠 〜 東おたふく山08:57 〜 09:1013分
東おたふく山 〜 土樋割峠09:15 〜 09:249分
土樋割峠 〜 東おたふく山登山口バス停09:24 〜 09:3511分

■ JR東西線・神戸線 海老江駅 06:49発 → 尼崎 → 甲南山手駅 07:16着(運賃 320円)

休日の早朝なので、東西線の列車はすいている。ロングシートのドア脇に1人ずつ座っている程度の乗車率だ。

尼崎で普通列車に乗り換え。こちらはまんべんなく座席が埋まる程度まで混んでいる。休日のこの時間帯は快速列車が無いので、普通列車にすべての乗客が乗っているからなのだろう。

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JR甲南山手駅

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甲南山手駅前から見た六甲山方向は、雲の間に少しだけ青空

日の出(06時54分)から20分たっているが、雲が多いのでまだまだ薄暗い。

JR甲南山手駅 〜 神戸薬科大学 登山口

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駅から歩いて10分ちょっと、標高70m付近の神戸薬科大学正門前へ

数ヶ月前まで工事していた正門は、少しだけシャープな雰囲気にイメージチェンジしていた。

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神戸薬科大学 北門前を通り過ぎてすぐ、登山口がある

神戸薬科大学 登山口 〜 風吹岩

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登山口の階段を降りて、目の前の要玄寺川(いまは枯れ川)を渡る

最近はあまり雨が降っていないので、川の水は完全に枯れている。

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薬大尾根の稜線まで、標高差100mの急登

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薬大尾根の稜線に到達。岡本桜回廊のヤマザクラは葉を完全に散らしている (標高約230m)

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薬大尾根からは大阪方向が一望できる (標高約300m)

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薬大尾根から見た、朝焼けの大阪市内方向 (中央左側のビルがあべのハルカス、中央右側のビルがWTC・先志摩庁舎ビル、左端は関電南港発電所の煙突)

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薬大尾根からの道が、甲南女子大学からの道(魚屋道)に合流する (標高約380m)

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ほぼ水平の道を風吹岩方向へ進んでいく

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岩ゴロゴロの道を少し登っていくと、風吹岩に到着する (標高約410m)

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風吹岩 (標高437m)

風吹岩に来るまで、すれ違ったのは2人、追い抜いたのは1人。風吹岩に居た先客が1人だった。休日だが、冬なので極端に登山者が少ないように感じる。

風吹岩 〜 黒五谷分岐・芦屋CC

風吹岩を出発し、なだらかな道を進む。

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横池 (標高約440m)

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風吹岩から芦屋CCへ、最後は岩ゴロゴロの下り坂 (標高約440m)

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黒五谷への分岐点(手前)と、芦屋CCの害獣侵入防止扉(向こう)

2週間前(11月22日 六甲山地 黒五谷と七兵衛山で紅葉刈り)は、この分岐点で左折し黒五谷へ向かった。今回は六甲山最高峰に向かう道を直進。

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芦屋カンツリー倶楽部 12番ホール。はるか向こうに三宮付近の市街地が見えている

黒五谷分岐・芦屋CC 〜 雨ヶ峠

黒五谷から雨ヶ峠まで標高差200mほど登り返す。

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雨ヶ峠に向けて、標高差200mの登り坂 (標高約520m)

雨ヶ峠の少し手前、ヒノキ林の中にベンチが大量に設置された休憩所では登山者は全く見かけなかった。珍しいこともあるものだ。

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雨ヶ峠 (標高約600m)

先を歩いていた2人に追いつく。風吹岩から雨ヶ峠までの間で追い抜いたのは3人ほど、すれ違ったのは2人ほどだった。

休日なのに、本当に登山者が少ない。

雨ヶ峠 〜 東おたふく山

東おたふく山に向かう草原の道は、この時期は黄色や茶色に「紅葉」した状態。晴れてればキレイなのだろうが、今日のように曇っているときはそれほどでも...

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左手に西おたふく山(通信鉄塔2本)と、六甲山最高峰が見える(通信鉄塔1本)

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東おたふく山に向け、草原の中の緩やかな道を登る

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東おたふく山の山頂 (標高697m)

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東おたふく山から見た尼崎・大阪の港湾地帯

ちょうど真ん中付近が、ボッタクリ費用の大阪万博会場(夢洲)。その後ろに咲洲のWTC・大阪府咲洲庁舎の高層ビルがぽつんと建っているのが見える。

東おたふく山 〜 土樋割峠

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土樋割峠に向けて笹薮を一気に下る

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土樋割峠(どびわりとうげ)の舗装林道が見えてきた (標高約640m)

土樋割峠 〜 東おたふく山登山口バス停

1.4km先の登山口に14分後にバスが到着するので、それなりのスピードで駆け下る必要がある。運よく、ここから先は完全に整備された「舗装林道」だ。落ち葉でスリップしないよう注意しながら走ればよいだけだ。

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土樋割峠から奥池へ、林道を駆け降りる

途中、20人〜30人の老人団体とすれ違う。難易度の低い六甲山に、わざわざツアー登山する理由ってあるのだろうか...

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東おたふく山登山口バス停まで、土樋割峠から10分で到着 (標高約480m)

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東おたふく山登山口バス停にやってきた阪神芦屋行きのバス

■ 阪急バス 東おたふく山登山口 09:38発 → JR芦屋駅南口 09:55着 (運賃 360円)
■ JR神戸線・東西線 芦屋駅 09:59発 → 尼崎 → 海老江駅 10:25着 (運賃 320円)