・『大和葛城山(その1:水越峠から山頂)』 からの続き
山頂から櫛羅の滝登山道分岐点
山頂・ツツジ園から、ロープウェイの山上駅を目指す。 しばらく行くと、櫛羅(くじら)の滝へ降りて行く登山道の分岐点
下り道に降りず、直進して葛城ロープウェイの駅方向に向かう。しばらく歩くと神社がある
更にその向こうには、ロープウェイの山上駅
ロープウェイの駅は閉鎖され、裏の階段では職員が暇そうにスマホをいじっていた
再び、登山道の分岐地点まで戻り、下山開始
葛城山山上駅から櫛羅の滝を経由して登山口駅まで
標高850m付近から320mまで、標高差530mを一気に下る最短距離のコース。
「大変滑りやすい箇所があります。登山靴をお履き下さい」 という妙な警告看板がある。 ロープウェイで登ってきた客が無謀にも徒歩で降りようとするのだろうか。
しばらく降りていくと、安井川の源流に架かる木橋がある
この橋は渡らず、直進する
尾根を降りているのだが、歩く人が多いからなのか、登山道の部分だけが削られてまるで切通のようだ
崩れた土で急な部分もあり、これが「滑りやすい」という警告看板が言っていたことなのか
山上駅付近の分岐点から下ってくること、約33分。櫛羅の滝のある堰堤の堆砂池に到着
櫛羅の滝は手前にロープが張られ、近づくことができない。 岩崩れが起こっていて危険だとのこと
ゆるやかに登山道を下っていくと、登山口のフェンスがある。イノシシが出入りしないよう、扉がついている。
葛城登山口から御所駅
本来なら、ここから御所駅まで1時間に1本のバスがあるはず。 しかし、コロナ禍の現在は、2本に1本が運休。11時の次は13時なので、待っているより御所駅まで歩いたほうが早い。
Googleマップの徒歩ナビでは3.4km、所要42分のようだ。
Googleマップは、幹線道路ではなく、農村の中の細い道を案内してく。静かな農村地帯で、ナビの大きな音声が流れて恥ずかしい…
標識がある。歩いてきた農村地帯の坂道は 「葛城古道」と命名された道のようだ
六地蔵石仏をすぎると、平坦な道になり、一般の住宅もちらほら交じるようになる。御所駅の手前にライフのショッピングセンターがある。
マクドナルドに入り、チキンクリスプとコーラを注文。 客席は2mのソーシャルディスタンスを取った席配置になっている
御所駅から帰宅
ロープウェイ葛城山登山口駅からライフまで37分掛かった。 Googleマップの推定時間とほぼ同じくらいだ。
ライフとは反対側、御所駅の東側にある改札口に線路を迂回して向かう。改札口を入った時点で、まさに電車が出発しようとしている。
駆け込み乗車
■ 近鉄御所線 御所駅 12:25発 → 尺土駅 12:34着
■ 近鉄南大阪線 尺土駅 12:40発 → 大阪阿部野橋駅 13:12着 (運賃 660円)
急行列車も、普段の週末よりはるかに空いている。 皆さんきっちり、繁華街などに行かない自粛を続けているようだ。
■ JR大阪環状線 天王寺駅 13:22発 → 福島駅 13:35着(運賃180円)
天王寺駅ですれ違った「空港特急はるか」の乗客数が3人と、最早壊滅状態のようだ。 乗客3名では電気代すら賄えないのでは…