2週間前の金剛山に続いて、秋の低山ハイキング2本目 「生駒山」 を決行。 台風一過、湿度の高い南風で、全く秋らしくない暑い天候だった。
もくじ
・生駒山ハイキング (その1:石切駅〜山上遊園)
・生駒山ハイキング (その2:山上遊園〜枚岡神社)
・生駒山ハイキング (その3:山の花)
石切駅の登山口へ
曇りなら明日に延期かなと思っていたら、8時過ぎに晴れてくる。
■ 大阪メトロ 阿波座 08:26発 → 難波 08:31着
■ 近鉄 奈良線 区間準急 大阪難波 08:45発 → 石切 09:11着 (350円)
近鉄の区間準急は難波駅が始発。 休日のため、ほとんどお客さんは乗車していない。 鶴橋から、座席の8割程度が埋まるくらいの客が乗車してくる。
GPSログ
石切駅 〜 くさか(日下)ハイキングコース 登山口
近鉄奈良線 孔舎衛坂駅跡(1964年廃止)
廃駅の東には、旧生駒トンネルの入口がある。 いまは、鉄板のようなもので蓋がされている。
日下(くさか)を、漢字ではなく平仮名で表記するから、意味不明の登山道名になっている。登山道は、日下町の尾根筋を生駒山地の稜線まで続いている。
くさかハイキングコースを生駒縦走歩道合流地点まで歩く
距離はおよそ1.1kmで、標高差は約300m。中間地点の石切場跡から先は、至る所に倒木がある。くぐり抜けられない、乗り越えられないものは全て除去済みなので、安心して歩くことはできる。ただし、そこらじゅう蜘蛛の巣だらけ…
登山道入口ではなく、途中に設置されている。
近鉄石切駅まで1.2km、生駒縦走歩道まで1.0kmの道標
石切場跡付近は少し平らな地形になっていて、花が咲く野草が群生している
石切場跡を通り過ぎたあたりから、倒木が増えてくる
この辺りは、少し開けたなだらかな斜面。 こぶしの谷と呼ばれているらしい。生駒縦走歩道が斜面の上に見えてくる
生駒縦走歩道とくさかハイキングコースの合流地点 (標高450m付近)
公衆トイレがあり、道標によれば石切駅まで2.2kmだそうだ。
生駒縦走歩道を辻子谷ハイキングコース合流地点まで歩く
舗装された、ほぼ水平の林道を900mほど歩く。 等高線に沿っているので、標高差はたったの40mほど。ところどころ、大阪平野が一望できる眺望が良い林道だ
時折、トレランの人や、マラソンのトレーニングしている人が猛スピードで通りすぎてゆく。 標高500mの「高地トレーニング」なのだろうか…
辻子谷ハイキングコースで近道して生駒山上遊園地へ
車が走るための林道(生駒縦走歩道)は、生駒山上遊園地に向かって標高差を稼ぐため、つづら折りの道にになっている。そこをまっすぐ直登でショートカットする辻子谷ハイキングコース
辻子谷は「づしだに」と読むようだ
辻子谷ハイキングコースの近道地図 (標高490m付近の生駒縦走歩道との交差部に取り付けられたもの)
かなりなだらかで、全路線石畳舗装の辻子谷ハイキングコース
辻子谷ハイキングコースと生駒縦走歩道の交差部 (標高530m付近)
この交差部より上部、生駒山上遊園地駐車場との間の登山道は「土砂流出につき」通行止めの掲示がある。
仕方ないので、この交差地点から信貴生駒スカイラインの間を結んでいる管理道を通り、信貴生駒スカイラインに出る。
生駒縦走歩道から分岐する管理道(右側の道が信貴生駒スカイライン方向)
管理道と信貴生駒スカイラインとの合流部 (標高575m付近)
道路を渡り、路肩を少し歩くと遊園地駐車場手前に経塚がある。
1776年に湛海律師が「一石一字の般若経を納めた」とされる経塚。 ここから700mほど東に下った所にある宝山寺の施設の一つだそうだ。