斎王代(さいおうだい)
本来は、皇族の女子である内親王が御杖代(巫女)として賀茂の両社に差し出されたそうだが、まさか現代において数が少ない皇族女子を差し出すわけにもいかないので、一般人の「斎王代」を(形式上)差し出すという式典。
Wikipediaによれば、「京都ゆかりの寺社・文化人・実業家などの令嬢(主に20代)が推薦等で選ばれている」そうで、今年は電子部品メーカー、シライ電子工業(京都市右京区)の創業家、白井総会長の長女で、スカイマーク航空のキャビンアテンダントの人だそうだ。これもWikipediaによるのだが、「数千万円と言われる莫大な負担ができる家の令嬢」だそうで、どうしてそんなにお金がかかるのだろうか… そこが京都の伝統というアンタッチャブルなところなんだろうね。
童女(わらわめ)
斎王代の腰輿の前後に、童女が侍っている。現代風に「幼女」などとは呼ばないようだ…
騎女(むなのりおんな)
斎王代付きの巫女で、6騎が随行する
蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)
蔵人所で雅楽を演奏する役人。
牛車(ぎっしゃ)
斎王代のための牛車
その他
斎王代列の後ろに、御苑の自衛消防団などが伴走する。 体調が悪くなった行列の参加者のための「救護車両」なのだろう。
当日は、観覧客も熱中症で倒れる人が頻発し、その度に救急車が要請されて行列が止まってしまう。観客は、高齢化ニッポンの世代構成を反映して年寄りの割合が高いのだが、少々の暑さで倒れるような人は祭りに来るのを自粛してほしいものだ。
河原町御池上ル ホテル・オークラの角に桂小五郎の像がある。 かつて、この場所には長州藩邸があったそうだ。
三条通のシンボルマークがあったのか…。 昔、三条通の洛西側(嵯峨野の方)に住んでいたが、こんなおしゃれなマークは無かった。 正式名称は『三条都鳥少納言 三条と〜り』だそうだ (笑