18 January 2014

YAMAHA製AVアンプRX-S600購入

YAMAHA製AVアンプRX-S600をAmazon.co.jpで購入。価格は37,451円。2004年10月から使っているONKYO製TX-SA601と入れ替えることにした。

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保有しているスピーカーは、インピーダンスが4Ωのものだが、6Ωに比べて電流が1.5倍流れることを念頭に、ボリュームは最大値の3分の2辺りまでにしないとOPアンプやコンデンサーがオーバーロードしてしまう可能性がある。設定画面で、音量の上限を-30dBに制限設定した。

消費電力の測定と比較

TX-SA601の消費電力は、2011年の『AVアンプTX-SA601内部のホコリを清掃』より転記。

RX-S600TX-SA601
スタンバイ1.3W(HDMI非接続)
1.8W(HDMI接続)
0.7W(HDMIスルー無効化)
1.7W
スタンバイ
(ネットワークスタンバイ)
3.7W---
PCMデジタル入力(SPDIF)、Pure 2chスピーカー30W(DIRECT)62W
PCMデジタル入力(SPDIF)、Direct 2chスピーカー31W(STRAIGHT)71W
PCMデジタル入力(SPDIF)、DSP 4chスピーカー31W71W
AACデジタル入力、DSP 4chスピーカー31W(HDMI接続)71W(SPDIF接続)
ネットラジオ再生、DSP 4chスピーカー31W---
FMラジオ再生、DSP 4chスピーカー30W---

再生時の音量は、-55dB辺りで測定した。なお、-30dBまで音量を上げると、2W程度消費電力が増えた。それ以上は、音が大きすぎ近所迷惑なのと、4Ωスピーカーを接続しているためオーバーロードの可能性があり試していない。

RX-S600とTX-SA601のサイズ比較

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正面から

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背面


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天板を取り外して、内部


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斜め

トランスの大きさ、TX-SA601の方が1.5倍くらいの体積があるようだ。もちろん、TX-SA601は機器重量も1.5倍以上重い。

音質は

ヴィヴァルディの四季(バイオリン演奏)と、マライアキャリーのCDを双方で出力して、静かな部屋で聞き比べた。(DSPエフェクトなどを切り、ダイレクトモードで演奏)

私の耳では、音の解像感というのか、分可能というのか、音のシャープさがTX-SA601のほうが優れているようだ。本体価格の差(TX-SA601は5万円で購入)は、正直に音質に現れたと見るべきか…。

専門的なことはわからないが、DSPエフェクトを切っていても、デジタル音声をアナログ化するときに、音のシャープさの処理関数にメーカーによる違いがあるのかも知れない。

RX-S600は通電時間が短いので、今後エージングがかかればどうなるかは分からないが、デジタル製品なので(以前のピュアオーディオ製品のようには)音質が好みのものに変化するという事も期待できないかな…

設置

TX-SA601をオークションで売却するまでの間、2段重ね…。 RX-S600の筐体が薄いため、ラックの高さに何とか収まった。

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ネットラジオがアンプ本体だけで聞けるようになり、手軽に利用できるようになった。本体も軽くコンパクトで、微妙に音質が「グレードダウン」したとしても、利便性が良くなればそれでよしと。