米国AmazonでSONY製スマートフォン Xperia M を購入した。Amazonでは、スマートフォンの海外発送は行なっていないので、米国にある転送業者スピアネットを使って、日本へ転送を行った。
( 転送業者の手数料比較は『Amazon アメリカ 転送サービス 比較サイト』で行える。 スピアネット、ヤマト、USAでお買い物 の3社 )
Amazonで購入・決済 : 2013年11月6日 23時53分(日本時間)
日本の配達地に到着 : 2013年11月18日 10時33分
所要日数は、13日 (土日・米国祝日を除くと 8営業日)で、意外とスピーディだ。
支払総額は26,854円。北米版のXperia M C1904ではなく、国際版(欧州版)のXperia M C1905でよいのであれば、香港の通販業者EXPANSYSが本体20,019円+送料1,600円で売っているものを買ったほうが安い。
■ Amazonでの購入
219.99ドル。Amazon内の通貨換算とクレジットカードの請求額は一致しており、22,546円(換算レート 1ドル = 102.5円)だが、当日の為替相場のレートは 1ドル = 98.5円なので、+4円がドルから円への上乗せレートのようだ。
■ Amazon倉庫から、米国を出るまでの流れ
■ UPSによる米国内配送
11月6日 08時53分(米国中部時間)に注文した荷物は、ケンタッキー州の1050 S Columbia Ave, CampbellsvilleにあるAmazonの倉庫から、同日の13時59分に発送。
UPSが、Lexingtonを経由して、ケンタッキー州のルイビル国際空港(UPSのハブ空港)に搬入。そこから航空機で西海岸のポートランド空港に運び、土日を挟んで、翌月曜日の11月11日にスピアネットに配達。
所要日数は、土日を除いて4営業日。ただし、配達日は復員軍人の日という祭日だった。
■ スピアネットによる転送
祭日の11月11日に受け取り、実際の検品処理は翌日。日本時間で早朝に商品到着メール、決済メールが届くので、同日の朝に確認や支払いの処理を行った。
実質的には11月12日に荷物受け付け処理が開始され、13日夜に日通に引き渡されている。処理日数は2営業日。
転送に掛かった費用は宅配便送料22ドル、危険物(リチウムイオン)加算5ドル、スピアネットの委託料9ドルの合計36ドル。PayPal出の支払金額は3,708円で、為替レートは1ドル = 103円。
■ 日通による米日間配送
11月14日 御前0時に荷物を受領し、11月15日のデルタ航空に搭載し、翌16日に成田空港到着。土日にも関わらず、通関・発送が行われ、11月18日(月曜日)の朝に、最終目的地(大阪市)に到着。
到着時に、消費税600円支払い。
消費税は、輸入品価格の6割に税率5%を掛けるので、22,546円 × 0.6 × 0.05 = 676円 当計算になるが、どうも100円未満は切り捨てているのか…。
■ 荷姿
Amazonの梱包材は破棄されて、『ぷちぷち』が内面に貼られた大型封筒に、スマホの箱と、Amazonのレシートだけが封入されていた。インボイスの写しや、スピアネットが作成した文書類は何も入っていない。
■ 対応周波数の確認と、SIMロック状況の確認
ダイヤルパッド(電話)で、「*#*#7378423#*#*」 を入力し、情報を表示する
WCDMAで 2100/1900/AWS/850と表示されている。Wikipediaの『W-CDMA』の記事によれば
Band | up | down | |
---|---|---|---|
2100 | Band 1 | 1920-1980 MHz | 2110-2170 MHz |
1900 | Band 2 | 1850-1910 MHz | 1930-1990 MHz |
AWS(1700/2100) | Band 4,10 | 1710-1755,1710-1770 MHz | 2110-2155,2110-2170 MHz |
850 | Band 5 | 824-849 MHz | 869-894 MHz |
但し、Band 5はBand 6を「含む」と解釈される場合が一般的
Band | up | down | |
---|---|---|---|
800 | Band 6 | 830-840 MHz | 875-885 MHz |
2100MHzはSoftbankとNTT docomo、800MHzはNTT docomoの対応周波数。
SIMロックは解除されている。
■ DoCoMoプラスエリアへの強制対応化
『Xperia M (C1904)のNTT DoCoMo プラスエリア(UMTS Band VI)対応化』に方法を書いたが、対応したのかどうかよく分からない…