昨年夏の『冷房の消費電力グラフ化』に続いて、今回も自宅の出力2.2kWのエアコンを使い暖房の消費電力をグラフ化してみた。
型式 | ナショナル CS-SG22MR-WS 1998年製 |
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定格能力 | 冷房 2.2kW, 暖房 3.2kW |
定格消費電力 | 冷房 670W, 暖房 855W |
運転電流 | 冷房 7.45A, 暖房 9.50A |
エアコンの電流をクランプメーターで測定中(昨年ともちろん同じ)
目標温度(設定温度)の1.5℃以内程度に入れば、300W運転になる。パナソニックの最新型(CS-X222C)の暖房時最小消費電力は110Wとカタログに書かれている。
この最新型に交換したらどれくらいの省エネになるのか...
( 300W - 110W ) * 90日 * 4時間 = 68,400Wh (68.4kWh)
68.4kWh * 20円/kWh = 1,368円/年 お得
10年このまま使い続けても、2万円も差額が発生しない。新機種に買い換えるのは、経済合理性が無いですね。
ちなみに、300Wで定常運転したとして、暖房の総コストは...
300W * 90日 * 4時間 = 108,000Wh (108kWh)
108kWh * 20円/kWh = 2,160円/年
夏の冷房の実験と違うのは、風量調整を「Auto」にしている点。目標温度達成しているのに爆風が出続けると寒く感じるので、夏と違い風量は自動調整モードじゃないと辛いものがある。