2011年2月の記事「IKEAのLEDスティックライトで間接照明を作る」で取り付けた間接照明が、部屋を真っ暗にしたときに眩しすぎるので、無断階に明るさをコントロール(ライトコントロール)する回路を作る。
本当はLT3080という可変電圧ICを使いたかったのだが、日本橋で巡回した店には売っていなかったため、メジャーなLM317を使うことにした。(LT3080は低ドロップかつ0Vまで可変安易が広いというスグレモノなんだけどね…)
LM317を用いた可変電圧回路は2007年3月の記事「可変電圧装置 (LM317利用)」と同じだが、今回は通電ランプ(LED)を取り付けることにした。
記号 | 名称 | 仕様 |
---|---|---|
三端子レギュレータ LM317K | 1.2-37V, 1.5A | |
R | 炭素皮膜抵抗 | 240Ω 1/4W |
VR | 半固定抵抗 | TOCOS GF063P-202, 0-2000Ω |
C1 | 電解コンデンサ | 35V, 100μF |
C2 | 積層セラミックコンデンサ | 0.47μF |
C3 | 電解コンデンサ | 35V, 10μF |
C4 | 電解コンデンサ | 35V, 470μF |
整流用ダイオード | 50V, 1A, 1N4001 | |
CRD | 定電流ダイオード | 15mA |
発光ダイオード | 緑色 |
念のため、出力のノイズを測定してみる
ACモード, 20mV, 1.0msec で測定。LM317Kの出力を10.5V(最大)〜1.25V(最小)まで変化させても、ノイズはほとんど変化ない。結構ノイズ大きいような気もするんだが、まさか「特売50円のLM317Kだから」こんなものなのだろうか…。 (出力側にもセラミックコンデンサ付けたほうがいいのかな)
100円均一・ダイソーのコレクションボックスMINIに入れて完成。(無駄に大きなケースだが、ケースのデザインはまあまあ)
電圧調整前後の、間接照明の様子