持ち歩き用の可変電圧装置を(ひまつぶしに)作ってみた。
LM317のデータシートはナショナルセミコンダクター社のページからダウンロードできる。
http://www.national.com/pf/LM/LM317.html
15ボルト程度(たいていの情報機器類のインプット電圧は12V程度のため)が出ればいいという前提で設計したのが次の図面。
部品リスト
- 三端子レギュレータ LM317 1個
- 炭素皮膜抵抗 1/4W 240Ω 1個
- 半固定抵抗(TOCOS GF6P1-302 0.5W) 0-3000Ω 1個
- 電解コンデンサ 50V 470uF 1個
- 電解コンデンサ 50V 100uF 1個
- 電解コンデンサ 50V 10uF 1個
- 整流用ダイオード 50V 1A, 1N4001 2個
LM317のデータシートでは、Δ(Vout-Vin) は 3V 以上となっている。これ以上の性能が欲しい場合はLMS8117というレギュレータが販売されている。
半固定抵抗の設定値で、出力電圧を変化させる。そのときの半固定抵抗の消費電力も計算したところ、最大0.09ワット程度のため、小さな半固定抵抗で十分放熱は確保できるはず。
回路の作動テスト中