30 August 2009

水都大阪 やっぱり大阪クオリティ~

水都大阪2009のメイン会場のひとつである中之島公園会場に行ってきた。 中之島付近で行われるイベントは、数年前より「子供参加型」と「学生レベルの現代アート」がメインとなっている。 今回もその流れのど真ん中を行くような感じで、参加型イベントに参加する小さい子供を持った家族連れ以外は、招かれざる客の居心地の悪さが抜群に感じられるイベントだ。

パイレーツ・オブ・ナカノシマン ディズニーの許可は得たんですか?』で書いたとおり、今回も学生レベルの著作権知識を元にしたような、かの国を起源とするパクリ文化炸裂なのはすばらしかった。

まずは、お上の権威の下でしか何事も行えない大阪らしい現代芸術から

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『水都大阪2009開催のため 関係各庁の許可を得て 実施しています』

市役所のホームページや、市役所のポスターで宣伝しているので役所がバックについているのは分かりきってるんですけど、わざわざ『許可を得ました』と権威を振りかざしたいのですかね。


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いかにも工事現場で拾ってきたような木材の切れ端を組み合わせた、発展途上国のような建物群。中国の工事現場でよく見かける足場を彷彿とさせます。


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一角には、ジャンクフードを売る屋台が出ていたりもします。どれもアジア各国の屋台のコピーですけど。
愛知万博より値段設定はマシなのかなぁ~。 缶ジュース200円、缶ビール500円とか。 (弁当持ち込み厳禁で、荷物検査まであった愛知万博はコーラが1杯600円だった)


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最近の大阪でのイベントは、この手の「参加型」というイベントばかり。基本的には、小学生以下しか相手にしていないような感じ。 この写真に写っているのは、主催者側のスタッフ。


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中之島剣先(天神橋)付近の「かざぐるま」を用いた現代アート


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以前、ホームレスのテント群があったところには、ブレーメンの音楽隊をインスパイアしたような現代アート