20 June 2009

Ubuntu 8.1でNetworkManagerを無効化

Ubuntuをサーバとして用いるような場合、NetworkManagerサービスを無効化して、単純に固定IPで運用できるようにする方法。

NetworkManagerサービスが自動起動しないように設定

sysv-rc-confを起動して、NetworkManager (画面上ではNetworkMa$と表示されている) が全てのランレベルで起動しないように『チェックを外す』。


root@localhost:~# sysv-rc-conf

システムを再起動するか、/etc/init.d/NetworkManager stop により、サービスを停止する。

ifup/ifdown用設定ファイルの編集

eth0用の定義を追加する。書式は man -S 5 interfaces で閲覧可能。

/etc/network/interfaces

auto lo
iface lo inet loopback

auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.1.161
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1


DHCPからアドレスの割り振りを受ける場合は、『iface eth0 inet dhcp』とする。

そして、DNS設定を追記する。(NetworkManagerは、その終了時にresolv.confの設定をクリアするため、明示的に設定を書き加える必要がある)

/etc/resolv.conf

#Generated by NetworkManager
nameserver 192.168.1.1

ここまでの作業を行えば、NetworkManagerを用いずに運用することが可能になる。

IPv6を無効化するためには、さらに「IPv6を無効化 on Fedora 8」と同じ作業を行う。

/etc/modprobe.d/任意のファイル名

install ipv6 /sbin/modprobe -n -i ipv6


(おまけ)NetworkManagerを用いて固定IPアドレスで運用する方法

System - 設定 - Network Configuation を開いて、eth0の設定を行う。

20090620-ubuntu-netman.png

「システム設定」のチェックボックスをOFFにする必要があるのがポイント。