Ubuntuをサーバとして用いるような場合、NetworkManagerサービスを無効化して、単純に固定IPで運用できるようにする方法。
NetworkManagerサービスが自動起動しないように設定
sysv-rc-confを起動して、NetworkManager (画面上ではNetworkMa$と表示されている) が全てのランレベルで起動しないように『チェックを外す』。
root@localhost:~# sysv-rc-conf
システムを再起動するか、/etc/init.d/NetworkManager stop により、サービスを停止する。
ifup/ifdown用設定ファイルの編集
eth0用の定義を追加する。書式は man -S 5 interfaces で閲覧可能。
/etc/network/interfaces
auto lo
iface lo inet loopback
auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.1.161
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1
DHCPからアドレスの割り振りを受ける場合は、『iface eth0 inet dhcp』とする。
そして、DNS設定を追記する。(NetworkManagerは、その終了時にresolv.confの設定をクリアするため、明示的に設定を書き加える必要がある)
/etc/resolv.conf
#Generated by NetworkManager
nameserver 192.168.1.1
ここまでの作業を行えば、NetworkManagerを用いずに運用することが可能になる。
IPv6を無効化するためには、さらに「IPv6を無効化 on Fedora 8」と同じ作業を行う。
/etc/modprobe.d/任意のファイル名
install ipv6 /sbin/modprobe -n -i ipv6
※(おまけ)NetworkManagerを用いて固定IPアドレスで運用する方法
System - 設定 - Network Configuation を開いて、eth0の設定を行う。
「システム設定」のチェックボックスをOFFにする必要があるのがポイント。