LAN内でIPv4しか使っていない場合、IPv6を無効化したほうがシステムの負荷が軽くなる。
■ Fedora 8の場合
Webで紹介されている方法は、次の2通り
(1)無意味なドライバをロードさせて、アボートさせる方法
/etc/modprobe.conf
alias net-pf-10 off
alias ipv6 off
さらに、次の設定が必要な時もあるようだ
/etc/sysconfig/network
NETWORKING_IPV6=no
(2)モジュールの読み込みを阻止する方法
/etc/modprobe.conf
install ipv6 /sbin/modprobe -n -i ipv6
(2)の方法を試したところ、IPv6を停止できた。
ついでに、ip6tables デーモンの自動起動の無効化もやっておく必要がある
[root@localhost ~]# /sbin/chkconfig ip6tables off
■ Ubuntu 10.04の場合
こちらもWebで紹介されているのは次の2通り
(1) /etc/sysctl.conf で設定する方法
/etc/sysctl.conf に追記
### DISABLE ipv6
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1
OSを再起動するか、次のコマンドでカーネルパラメータを反映させる
# sysctl -p
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1
# cat /proc/net/if_inet6
← 何も表示されなければOK
(2) GRUB2のカーネルパラメータで設定する方法
/etc/default/grub の設定を編集
GRUB_CMDLINE_LINUX="ipv6.disable=1"
その後、update-grub コマンドで設定を反映させる。
GRUBの一般的な設定については 『 (Ubuntu 9.10) Grub2の設定 』 に詳述。