16 January 2008

(Linux)IPv6を無効化

LAN内でIPv4しか使っていない場合、IPv6を無効化したほうがシステムの負荷が軽くなる。

■ Fedora 8の場合

Webで紹介されている方法は、次の2通り

(1)無意味なドライバをロードさせて、アボートさせる方法

/etc/modprobe.conf

alias net-pf-10 off
alias ipv6 off

さらに、次の設定が必要な時もあるようだ

/etc/sysconfig/network

NETWORKING_IPV6=no

(2)モジュールの読み込みを阻止する方法

/etc/modprobe.conf

install ipv6 /sbin/modprobe -n -i ipv6

(2)の方法を試したところ、IPv6を停止できた。

ついでに、ip6tables デーモンの自動起動の無効化もやっておく必要がある


[root@localhost ~]# /sbin/chkconfig ip6tables off


■ Ubuntu 10.04の場合

こちらもWebで紹介されているのは次の2通り

(1) /etc/sysctl.conf で設定する方法

/etc/sysctl.conf に追記

### DISABLE ipv6
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1

OSを再起動するか、次のコマンドでカーネルパラメータを反映させる


# sysctl -p
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1

# cat /proc/net/if_inet6
← 何も表示されなければOK

(2) GRUB2のカーネルパラメータで設定する方法

/etc/default/grub の設定を編集

GRUB_CMDLINE_LINUX="ipv6.disable=1"

その後、update-grub コマンドで設定を反映させる。

GRUBの一般的な設定については 『 (Ubuntu 9.10) Grub2の設定 』 に詳述。