17 March 2026, Tuesday

サイクリングと生駒山登山(石切神社・辻子谷コース)

自宅から石切劔箭神社(石切神社)まで19.0kmのサイクリングと、標高641.9mの生駒山へピストン登山。

20260317-tracklog.gpx.jpg
GPSログ(サイクリングと登山の全行程 GPXファイルをダウンロードする

区間 時刻 所要時間
(サイクリング) 堂島大橋 〜 住道駅前 06:41 〜 07:34 53分
(サイクリング) 住道駅前 〜 恩知川沿い 〜 石切劔箭神社(駐輪場) 07:34 〜 07:56 22分
石切劔箭神社(三の鳥居前) 〜 興法寺 08:03 〜 08:47 44分
興法寺 〜 生駒山(山頂) 08:47 〜 09:19 32分
休憩 30分
生駒山(山頂) 〜 興法寺 09:49 〜 10:14 25分
興法寺 〜 石切劔箭神社(三の鳥居前) 10:14 〜 10:43 29分
(サイクリング) 石切劔箭神社(駐輪場) 〜 快活CLUB 外環中石切 10:48 〜 10:56 8分
(サイクリング) 快活CLUB 外環中石切 〜 堂島大橋 11:28 〜 12:33 1時間5分


20260317-tracklog-tozan.gpx.jpg
GPSログ(登山のみ抜粋 GPXファイルをダウンロードする

6時41分に堂島大橋北詰を出発。進行方向の東の空に昇ったばかりの太陽の光は、薄曇りの空で弱められて、サイクリングにはうってつけの天候だ。

天満橋まで、堂島川・大川沿いを走る。

20260317-nakanoshima-nichigin.jpg
中之島 日本銀行大阪支店前で御堂筋を横断する

20260317-nakanoshima-tyuoukoukaidou.jpg
中央公会堂前からは中之島公園を走る

出発地点から堂島川・大川沿いを17分間、約4.2km走り川崎橋を渡る。ここから先は、旧淀川から離れて寝屋川沿いに旧京街道・古堤街道を進む。

20260317-kawasakihashi.jpg
大川に架かる川崎橋を渡り、京阪本線側道の旧京街道に入る

川崎橋から17分(約4.9km)走り、鶴見緑地手前の横堤駅で旧鯰江運河に沿った道から阪奈道路に入る。

20260317-hannadouro-tyuoukanjyou.jpg
阪奈道路は中央環状線を越え、大阪市から大東市に入る

横堤駅から東諸福公園まで、一直線に延びる阪奈道路の歩道を12分(約3.4km)走る。途中で大阪市から大東市になる。

東諸福公園から旧古堤街道に入り、1.3kmほど走ってJR住道駅へ。

20260317-furututumikaidou-01.jpg
古堤街道

20260317-jr-suminodou-01.jpg
JR住道駅前で寝屋川を渡り、恩智川沿いの道へ

ここから先が、きょう開拓する新しいルートだ。

20260317-onchigawa-01.jpg
恩智川沿いを走る。左前方には、これから登る生駒山が見える

恩智川には右岸・左岸の両方に道があるが、きょうは左岸側(西側)の堤防沿いを走る。

恩智川沿いの道の途中で大東市から東大阪市に入る。

20260317-onchigawa-02.jpg
恩智川と加納東公園の間を走る。桜並木は全く咲き始めていない

地下鉄中央線や阪神高速東大阪線の高架のある中央大通(国道308号)の少し手前、石切劔箭神社(石切神社)のちょうど真西にあたる場所で、村落の間を結んでいた旧道に入る。

20260317-sotokanjyou-hifukudanchi.jpg
なかなか信号が変わらない外環状線を横切る

ぐねぐねと折れ曲がる旧道は徐々に上り坂となり、石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ 石切神社)に到着。住道駅前からは21分(4.8km)、出発地点の堂島大橋からなら1時間15分(19.0km)の地点だ。

20260317-ishikirijinjya-01.jpg
石切劔箭神社の絵馬殿前にある駐輪場に自転車を停める

20260317-ishikirijinjya-02-rengyu.jpg
石切劔箭神社の親子連牛像

20260317-ishikirijinjya-03-honden.jpg
石切劔箭神社の本殿(1931年に再建された建物。標高約30m)

本殿と三の鳥居の間、ごく短い距離の間に百度石がペアになって立っていて、その間をぐるぐる右回りに往復する参拝者が居る。ここでは、百度石の間を回る「お百度参り」がメジャーな参拝方法なのだろう。

今回は、本殿前の三の鳥居(標高約30m)が登山の出発地点となる。きょう登るのは、石切神社から興法寺を通り、生駒山脈の稜線を越えて宝山寺へ向かう古道「辻子越」(ずしごえ)。

まずは、石切参道商店街(市道 石切参道線)の緩やかな坂道を歩いて近鉄石切駅前へ。

ishikirisandou-01.jpg
石切参道商店街。早朝8時過ぎなので、多くの店は開いていない

ishikirisandou-02-toyohachi.jpg
石切参道商店街の豊八大国殿

石切神社と、どう関係あるのかわからないが、「大黒像」や「大仏」などが参道商店街沿いにある。

ishikirisandou-03-daibutsu.jpg
石切大仏

ishikirisandou-05-mon.jpg
石切参道商店街を登りきり、近鉄奈良線の横より振り返る

ishikirisandou-04-kintestsu.jpg
近鉄奈良線の下をくぐり抜ける(標高約100m)

ここから先は市道 石切東58号線と名前を変えて興法寺の手前まで舗装道路が続いている。

20260317-zusitani-1bantaisidou.jpg
一番大師堂と爪切地蔵(標高約110m)

一番大師堂と爪切地蔵をすぎると、本格的な辻子谷の上り坂となる。

20260317-kamiishikiri-map.jpg
道路沿いに掲示されていた上石切町2丁目の住宅地図

20260317-zusitani-02.jpg
音川に沿って一直線に生駒山に登る辻子谷の道

つづら折りではなく、ほぼ一直線に生駒山地の稜線まで続くのが、この辻子谷(ずしだに)登山道の特徴だ。無駄な曲がり道がないので、生駒山への最短コースなのではないだろうか。

20260317-asebi.jpg
アセビ

20260317-zusitani-03-suisya.jpg
辻子谷水車郷(標高約200m)

江戸時代の元禄年間(1688〜1704年)以降は、和漢薬種の細末加工などの動力として使われた水車が、この辻子谷に44基ほどあったそうだ。(現地説明看板より)

20260317-zusitani-04-suisya.jpg
水車の復元模型。水車の上の樋から水が流れ落ちて水車が回る仕組み

住宅が途切れて、いよいよ山道に入るという分岐点に「子育地蔵」がある。

20260317-zusitani-05-kosodatejizou.jpg
辻子谷の子育地蔵(標高約230m)。この分岐点では左へ

20260317-zusitani-06-kosodatejizou.jpg
辻子谷に並んでいる地蔵の中で、最も四阿(あずまや)が立派な子育地蔵

20260317-sunakurahashi.jpg
すなくら橋を渡り、音川の右岸側に出る(標高約250m)

20260317-sunakurahashi-douhyou.jpg
すなくら橋を渡ったところに、はじめて登山用の道標が現れる。生駒山頂まで2.1km

東大阪市の道路台帳によれば、市道に指定されているのはこのあたりまで。ここから先、府営の額田園地に入るまでは「私道」を通らせてもらっているのだろう。

20260317-zusitani-07.jpg
急なコンクリート舗装の道が続く

20260317-zusitani-08-kurumadome.jpg
厳重な車止めがある。「良辨様の御墓所参詣道」の石柱がある(標高約340m)

良辨とは、東大寺の初代別当良弁僧正(689年〜774年)のことのようで、分岐点の右方向へ進むと良弁僧正が願主となって造立した供養塔があるというのがこの石柱の意味するところのようだ。

出典 『 三昧尾・十三重石塔(東大阪市・興法寺)

20260317-aoki.jpg
アオキの実

20260317-himurotaki.jpg
弘法大師氷室瀧(標高約370m)

ここから先は、未舗装の木段が続く。道はどんどん狭く急になり、興法寺の直下にある石段を登る。

20260317-kouhouji-01.jpg
興法寺の直下にある石段を登る

20260317-kouhouji-02.jpg
興法寺(標高414m)

興法寺の鳥居前から1分ほど登ると、ぬかた園地の敷地境界のゲートがある。

20260317-nukataenchi-01-gate.jpg
ぬかた園地の敷地境界ゲート。生駒縦走歩道まで0.2km

20260317-nukataenchi-02.jpg
ぬかた園地の山道は、石畳で簡易舗装されているところが多い

20260317-nukataenchi-03-kitadeai.jpg
生駒縦走歩道に合流する。「辻子谷ハイキングコース 北出合」(標高約480m)

業務用車両が走る縦走歩道はつづら折りでゆるゆると山頂方向へ続いているが、石畳の登山道はそれらをショートカットして一気に登っていく。

20260317-nukataenchi-04.jpg
つづら折りの縦走歩道をショートカットする登山道

20260317-zusitani-09.jpg
生駒山上遊園地の駐車場直下、最後の急登を登る

20260317-ikomayuen-01-tyusyajyou.jpg
急登の石段を登り切ると、遊園地の駐車場前に出る(標高約580m)

遊園地の営業開始時刻の50分前なので、駐車場のゲートは閉まっている。だから、車は1台も入場していない。

ちなみに駐車場の料金は1,500円だが、信貴生駒スカイラインの往復料金が1,000円なので、車1台あたりの「生駒スカイラインの入場料金」相当額は2,500円ということになる。

大抵の人は(私と違って)複数人数で来るはずなので、オトクな金額ということになるだろう。

20260317-ikomayuen-02-kaidan.jpg
生駒山上遊園地の駐車場から北入口に続く長い階段を登る

9時11分、北入口から遊園地に入場。営業開始の10時より前にフェンスゲートが開けてくれているのでありがたい。

20260317-ikomayuen-03.jpg
生駒山上遊園地の北入口 展望台から北西方向(北摂〜京都市)の眺め

20260317-ikomayuen-04.jpg
生駒山上遊園地から中央大通方向(大阪市中心部)の眺め

どまんなかを地下鉄中央線が走る中央大通りが見えていて、まっすぐ奥が大阪市の本町あたりになる。

晴れて入るが、地表付近には薄黒いチリの層が溜まっているのが見えている。環境省の大気汚染観測データでは、PM2.5とNO2の環境基準値(PM2.5=15ug/m3, NO2=0.04ppm)をぎりぎり越えるかどうかの値だ。

20260317-taikiosen.jpg
環境省の大気汚染観測グラフ。粉塵やNOx/SOxなどの汚染物質の値が高い

20260317-ikomayuen-05.jpg
生駒山上遊園地のチケット売り場。まだ開いていない

20260317-ikomayuen-06.jpg
生駒山上遊園地の休憩所(山頂)付近から遊園地の中央付近を眺める

各種の乗り物の始業前試運転をする係員が僅かに居るだけで、園内に人の姿はほとんど見かけない。

9時16分着の生駒ケーブルカー(始発便)を降り、遊園地に通勤してくる係員がたくさん園内に入ってくる。ということは、すでに乗り物の試運転をしている係員は、どうやって山頂の遊園地までやってきたのだろう...。車通勤なのだろうか。

20260317-ikomayuen-07-santyou.jpg
生駒山の山頂(一等三角点)は、SL列車のコース内にある

20260317-ikomayuen-08-sl.jpg
試運転中のSL列車(運賃は300円である)。牽引する蒸気機関車はC58 764号機で、実在しないナンバーである

20260317-lunch.jpg
休憩所で昼食。フランスパンのきんぴらごぼう乗せトースト、焼きちくわ4本、どら焼き、保存用ビスケット

山頂はかなり寒く、手先の細かい動きが出来ない。ビスケットのパッケージを破るのにとても苦労した。

20260317-temperature.jpg
大阪市と生駒山のアメダス観測 温度グラフ(平地との温度差は6℃くらい)

30分ほど休憩して下山する。

20260317-ikomayuen-09.jpg
生駒山上遊園地のメリーゴーランド。標高640mの絶景を見下ろして乗れる

遊園地の北入口を再び通って、もと来た道を戻る。

20260317-zusitani-10.jpg
生駒山上遊園地の駐車場の横より、急傾斜の石段を降りる

道標には、「石切駅まで 3.0km」と書かれている。一気に下るだけだから、石切駅までなら30分ちょっとだろう。

生駒縦走歩道を横切り、ぬかた園地の登山道をどんどん降りる。10時過ぎ、標高約410mの興法寺の前を通り過ぎるが、往路と同じく山門は固く閉ざされたまま。2025年10月に同じような時間帯に通りかかったときには門が開いていたので、もしかしたら閉山したのかもしれない。

20260317-kouhouji-03.jpg
10時を過ぎても、山門が閉まったままの興法寺

20260317-kouhouji-04.jpg
興法寺の石段を降りる

20260317-zusitani-11.jpg
興法寺から舗装道路に出るまで、ほんの100mほど未舗装の山道を進む

20260317-zusitani-12.jpg
「良辨様の御墓所参詣道」の石柱がある車止め(標高約340m)。ここから先は舗装道路

20260317-zusitani-13.jpg
石切漢方製薬の横まで降りてきた(水車郷の隣接地)

工場からは水蒸気が立ち昇り、横を通るときには漢方薬のいい匂いがする。Web検索でこの企業のWebページは見つからないため、BtoBの漢方原薬を作る企業なのだろう。

20260317-zusitani-14.jpg
市街地の遠景を見下ろしながら、急坂を下っていく

20260317-ishikirisandou-06.jpg
生駒山頂から50分ほどで、石切参道商店街まで降りてきた

10時を過ぎているので、多くの店が開店している。

20260317-ishikirijinjya-04-honden.jpg
石切劔箭神社の本殿と三の鳥居

ここが登山の起点なので、生駒山頂まで(休憩時間の30分を含めて)往復1時間40分で歩いてきたことになる。

20260317-ishikirijinjya-05-rengyu.jpg
石切劔箭神社の親子連牛像

現地石碑より抜粋
石切神並の郷は 神武東遷 祖神鎮座の聖地にして 社歴の「半夏生」には齊戒沐浴し 日頃農耕運搬に勤しみ励む牛の労を讃え 紅白の帯 錦絵 刺繍などで装飾し 競って社頭に集い 献牛祭を執り行い 常に般賑を極め 五穀豊穣商売繁昌を祈願した故事がある。

是に満60年丑歳に因み 天長地久 依って聖寿の萬歳と昭和の大御代を寿ぎ奉り 親子連牛像を彫り刻み 御垣内の清き處に献奉り 萬代かけて 宝柞の彌栄を祈念し 萬世の為に醇風の源を興し 長く祝祷るするものである。

昭和六十年一月二十六日

20260317-ishikirijinjya-06-emaden.jpg
石切劔箭神社の絵馬殿(いわゆる神門で、1960年に再建されたもの)

自転車に乗り往路にたどった道を逆に走り、1.7kmほど走ったところにある快活CLUB外環中石切店へ。30分ほど休憩して、コーヒーやソフトクリームで水分補給する。

20260317-kaikatsu-tyukanishikiri.jpg
快活CLUB 外環中石切店

20260317-kaikatsu-drinkbar.jpg
ドリンクバー (一般的な配置)

コーヒーマシンは、以前によく導入されていたタイプの「フランケ社A400」型。現在主流の「コカ・コーラ社」のものよりも美味しいコーヒーが抽出されると個人的には思っている。

しかし... である。ココアが欠品していて、カフェモカも抽出できないではないか。アサヒビールが(ロシアのハッカー集団の)キリンからの攻撃に全面敗北した影響で、ココアが欠品しているとのこと。

20260317-kaikatsu-drinkbar-keppin.jpg
「ココアとコーンポタージュ欠品のお知らせ」

20260317-kaikatsu-cafe.jpg
余裕のあるスペースに設定された飲み放題カフェ