21 November 2025, Friday

布引堰堤、修法ヶ原池、相楽園の紅葉を見に行く

そろそろ紅葉も終盤に差し掛かるので、標高の低い布引の滝、修法ヶ原池と、市街地にある相楽園の紅葉を見に行ってみることにする。

ヤマレコの記事 『 六甲山地 鍋蓋山に登り、布引堰堤・修法ヶ原池と相楽園の紅葉を見に行く

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区間 時刻 所要時間
三宮駅 〜 新神戸駅 07:22 〜 07:38 16分
新神戸駅 〜 市ケ原 07:38 〜 08:23 45分
市ケ原 〜 鍋蓋山 08:23 〜 09:07 44分
鍋蓋山 〜 再度公園 修法ヶ原池 09:15 〜 09:31 16分
休憩 17分
再度公園 修法ヶ原池 〜 稲荷茶屋(登山口) 09:48 〜 10:32 44分
稲荷茶屋(登山口)〜 相楽園 10:32 〜 10:51 19分
相楽園を散策 18分
相楽園 〜 元町駅 11:09 〜 11:14 5分

■ 阪神本線 大阪梅田駅 06:37発 → 神戸三宮駅 07:09着(運賃 330円)

今日の直通特急は、梅田を出発する時点で少し混雑している。近鉄奈良線が事故で全線運休なので、通勤客が梅田を経由して乗り込んできているのだろうか。

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阪神 神戸三宮駅

三宮駅 〜 新神戸駅

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三宮からフラワーロードを北東に向けて歩く

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神戸ユニオン教会の跡(現在は飲食店) クリスマスの飾り付けがされています

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新神戸駅と生田川 (標高約50m)

新神戸駅 〜 市ケ原

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新神戸駅の裏手にある砂子橋(いさごばし)。ここが登山口

コンクリート舗装された園路を数分歩くと、布引の滝(雌滝 めんたき)がある。滝の前の広場で、数人の高齢者がストレッチ運動のようなことをしている。

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布引の滝(雌滝)標高約80m

さらに5分ほど登ると雄滝(おんたき)。こちらの広場には誰も居なかった。

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布引の滝(雄滝)標高約120m

さらに5分ほどの急登をこなすと、市街地が一望できる見晴らし展望台。新神戸駅から標高差100mほど登ってきた。

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みはらし展望台(標高約160m)

見晴らし展望台から先は神戸市水道局の敷地に入り、緩やかに布引堰堤の下まで登っていく。

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猿のかづら橋の左岸側を通過

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布引堰堤から越流した水が流れている、五本松かくれ滝(標高約180m)

ここからつづら折りの道を一気に登り、布引五本松堰堤の天端(標高約200m)に出る。

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布引五本松堰堤

堰堤の手前にあるカエデは完全に紅葉し、貯水池周辺は赤や黄色に紅葉した樹木が美しい。紅葉が最終段階のようなので、来週には散ってしまっているかもしれない。

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布引五本松堰堤の天端から見た貯水池と越流堰

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布引貯水池の左岸側管理道を歩く。黄や赤に色づいた木々が続いている

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布引貯水池の最上流部、真っ赤に色づいたカエデが分水堰堤を取り囲んでいる

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布引貯水池の最上流部にある紅葉の茶屋 (標高約240m)

紅葉の茶屋のところで市ケ原地区に突入し、さらに5分ほど歩くと(かつて)地区の中心付近だった桜茶屋がある。

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市ケ原の桜茶屋

市ケ原 〜 鍋蓋山

市ケ原で生田川を渡り、再度東谷に沿って大龍寺まで行く。

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市ケ原の渡河地点 (標高約240m)

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市ケ原の右岸側。小さな広場が色づいたカエデに囲まれている

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再度東谷の市道を大龍寺まで登っていく

ゆるやかに標高差100mほど登ったところが市道の終点。再度ドライブウェイに合流する地点に、大龍寺の入口となる赤門がある。

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再度東谷は紅葉の見頃

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市道の終点、大龍寺の赤門がある (標高約330m)

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大龍寺 仁王門

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大龍寺 大師堂。先週より大銀杏の紅葉が進んでいる

大龍寺の出口でトレランの人に追い抜かれ、この人が鍋蓋山でターンして戻ってくるところですれ違った。

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再度越(標高400m)を鍋蓋山に向けて直進する

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再度越から鍋蓋山までの区間は、今年になって木段がすべて改築され歩きやすくなっている

このあたりで登山者1人を追い抜く。

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鍋蓋山の山頂 (標高486m)

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鍋蓋山から見た南西方向の眺め。東灘区から明石海峡大橋まで見えているが、逆光に加えてかなり霞んでいる

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大気汚染の観測記録(「灘」観測局のNOxとPM2.5の7日間グラフに、登山時に赤紫の矢印をつけた)からは、空気中のチリが多いので霞んでいると分かる

鍋蓋山 〜 再度公園 修法ヶ原池

六甲全山縦走路となっている尾根筋を、再度越に向かって戻る。

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六甲全山縦走路(標高約480m)

再度越のほうから、大学生くらいの集団が来てすれ違う。

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六甲全山縦走路から再度公園の駐車場に降りる分岐点(標高約410m)

標高差30mほど降りると、再度公園の駐車場がある。何台かの車が停まっているが、その中を客を乗せたタクシーがやってきてそのまま出ていった。降りんのかい...

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再度公園の駐車場(標高約390m)

修法ヶ原池の湖畔では、工事のための測量をしていた。なにか造るのかな...

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再度公園 修法ヶ原池(標高約390m)

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再度公園 修法ヶ原池の湖畔にある風楽山荘。ここのベンチで昼食とする

昼食のメニューはいつもと同じ。15分ほど休憩する。

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昼食(自作のインゲンを挟んだトースト、焼きちくわ4本、どら焼き)

再度公園 修法ヶ原池 〜 稲荷茶屋(登山口)

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再度公園 修法ヶ原池のBE ROKKO撮影ポイント

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共に真っ赤に色づいたカエデとドウダンツツジ

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完全に紅葉した、大きなカエデ

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再度公園 修法ヶ原池の周囲は常緑のマツと紅葉したカエデに囲まれている

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再度公園 先週は真っ赤で美しかったカエデが、今日は全て散って枝だけになっていた

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再度公園 修法ヶ原池の東岸。ここも紅葉は最盛期

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修法ヶ原池東岸の背の高いカエデも完全に紅葉している

山間部の紅葉鑑賞の目的は達成したので、次は麓の相楽園へ。大師道を一気に降りる。

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大龍寺から猩々池に降りる途中、何らかの飲食店の敷地のカエデも紅葉

山間部にある飲食店だが、客が出入りしているところを見たことがない。どういう客層を想定しているのだろうか。

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猩々池 (標高約280m)

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大師道 再度第4橋付近のカエデは綺麗に紅葉している (標高約210m)

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枝先から紅葉が進んでいるカエデ

下っていく途中で、日本人の登山者数人とすれ違い、南アジア系のインバウンド公害の集団ともすれ違う。SNSで外人向けに宣伝したバカがいるのだろう。

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再度第2堰堤とカエデ (標高約160m)

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大師道の登山口にある稲荷茶屋 (落ち葉が視野に入り映り込んでしまった)

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ひよこ橋の横にある崖で行われている法面対策工事

再度谷は最上流部から登山口付近まで、どこも紅葉がいい具合に進んでいる。稲荷茶屋から相楽園まで20分ほどで到着。

相楽園

入場料は300円だが、ことしの春に森林植物園で購入した年間パス(トリコロールカード 900円)を使って、相楽園も入場可能だ。

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池に架かる土橋

きょうは紅葉を観に多くの客が来ていて、半数近くはインバウンド。ちょうど客が途切れた瞬間を見計らっての撮影は、かなり効率が悪い。

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庭園内のカエデは、ほぼ完全に色づいている

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屋形船は明日からの3連休に内部見学できるようです

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池と屋形船

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屋形船付近から庭園入口方向を見る

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日本庭園の出口付近

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真っ赤に色づいたカエデ

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まさに、いまが見頃のカエデ

多くの観光客に混じり、きょうは近隣の幼稚園(保育園?)の遠足で来ている子どもたちが、ハッサム住宅前の広場を駆け回っている。

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旧ハッサム住宅

20分ほど日本庭園を見学した後、元町駅の方向へ。休憩するために元町駅前の快活CLUBに向かう。

喫茶

兵庫県庁の間を通り元町駅へ。先週は知事に抗議するサヨクの人たちがいたが、今日は静かだ。毎週金曜ではなく、知事の会見がある日に抗議活動をしているようだ。

会見場に響く斎藤知事への抗議 知事選1年、いまも続く有権者の分断
兵庫県知事選で斎藤元彦知事が再選されてから1年が経った。内部告発文書問題は収束せず、週1回開かれている知事の定例会見中にはいまも、県庁そばで知事への抗議活動が行われている。知事を支持する人たちとの溝は埋まらず、有権者の「分断」が続いている。
https://www.asahi.com/articles/ASTCN2DTLTCNPIHB002M.html?iref=com_latestnews_03

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兵庫県公館

元町駅を横切って、快活CLUBへ。

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快活CLUB 元町駅前店

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快活CLUB マガジンラックとドリンクバー

寒くなってきたので冷たい飲み物ではなく、やはり温かいものがありがたい。

私がいつも飲むのは、コクを深めるため2種類のホットドリンクをミックスすること。また、ICEモードで抽出すると少し濃いめのものが出るので、さらに味わい深い。(ICEを押しても冷たいのが出てくるのではなく、氷で冷やすように濃いめのホットが出てくるだけ)

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快活CLUB 業務用コーヒーマシン

「ICEミルキーココア + ICEカフェモカ」または「ICEミルキーココア + ICEブレンドコーヒー」で飲むことが多い。カップに2種類のICEモードのコーヒー類を注ぐと、ぴったり満タンになって持ち運びできないので、1種類目の抽出が終わった後に少し飲んでから2種類目のボタンを押さないといけない。

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ソフトクリームとコーヒー(ICEミルキーココア + ICEカフェモカ)

■ 阪神本線 元町駅 11:57発 → 西宮 → 野田駅 12:34着 (運賃320円)

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阪神 野田駅