10 October 2025, Friday

一部で紅葉始まる修法ヶ原池、森林植物園

まだ紅葉なんて全く始まってないだろうなと訪れた再度公園の修法ヶ原池と、森林植物園では、一部のカエデが少しだけ色づいて秋の気配を感じることができた。

ヤマレコの記事『 六甲山地)一部で紅葉始まる修法ヶ原池、森林植物園(元町駅からピストン)

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区間 時刻 所要時間
元町駅 〜 稲荷茶屋(登山口) 7:03 〜 7:28 25分
稲荷茶屋(登山口)〜 猩々池 7:28 〜 7:52 24分
猩々池 〜 大龍寺 7:52 〜 8:06 14分
大龍寺 〜 修法ヶ原池 風楽山荘前 8:06 〜 8:18 12分
休憩 22分
修法ヶ原池 〜 森林植物園 西門 8:40 〜 9:05 25分
森林植物園 散策 1時間
森林植物園 西門 〜 修法ヶ原池 風楽山荘前 10:05 〜 10:30 25分
修法ヶ原池 〜 稲荷茶屋(登山口) 10:30 〜 11:04 34分
稲荷茶屋(登山口)〜 元町駅 11:05 〜 11:27 22分

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阪神 梅田駅

■ 阪神本線 大阪梅田駅 06:24発 → 元町駅 06:59着 (運賃330円)

梅田発の直通特急は空いていて、始発の段階では座り放題。途中駅で乗客が増えても、全員がほぼ座れる状態だった。

今日の天気予報は晴れのち曇りだが、車窓から観る六甲山地の上空は見事な快晴。乾燥した濃い青の空だ。

元町駅 〜 稲荷茶屋(登山口)

元町駅からまっすぐ北へ。兵庫県公館、県庁舎の前を通り抜けて山手幹線目指して徐々に登っていく。

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兵庫県公館

生田警察署を現地建て替えするとき、一時的に使う仮設庁舎が警察本部本庁舎前で絶賛建設中だ。この3街建ての建物は「リース物件」だそうで、リース費用は11億円とのこと。

工事現場の仮設ハウス(プレハブ・ユニット)に比べて非常に頑丈そう。だから11億円も掛かるのだろう。

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公館と警察本部本庁舎の間で、生田警察署の仮設庁舎建設工事が始まっている

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相楽園正門前を通過

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山手幹線に面した諏訪神社の鳥居(標高約50m)

山手幹線から大師道に入り、徐々に勾配が大きくなっていく。神戸山手グローバル中高校前を過ぎると、20丁の丁石がある。1丁や約100mなので、大龍寺までおおよそ2kmと思って良い。(GPSでの計測結果は、約2.8km)

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大師道 20丁の丁石

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ヒヨコ地蔵尊前を通りすぎ、ひよこ橋を渡るとすぐに登山口の稲荷茶屋がある

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大師道の登山口にある稲荷茶屋(標高約140m)

元町駅から25分、2kmほど歩いてきた。

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稲荷茶屋の花壇に咲くシュウメイギク

「秋明菊」と書くが、秋に咲くキンポウゲの一種。キク科の植物ではない。

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登山口の稲荷橋。15丁の丁石がある

稲荷茶屋(登山口)〜 猩々池

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再度谷川の施設等 高低差マップ

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多々部堰堤の右岸側を通過

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一休亭を過ぎ、支流に架かる再度第5橋を渡る

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再度第4橋を渡り、諭鶴羽堰堤の天端まで続くスロープを登る

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再度第4橋の左岸側にある8丁の丁石 (標高約220m)

登山口の稲荷茶屋が15丁なので、ちょうどこのあたりが大龍寺までの中間地点。

GPSの計測値では登山口からここまで0.9km(標高差70m)、ここから大龍寺石段下まで1.1km(標高差130m)で、まあ中間地点かな...。

猩々池 〜 大龍寺

元町駅から歩くこと50分、猩々池に到着。

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干からびかけている猩々池 (しょうじょう いけ 標高約280m)

大龍寺を目指し舗装道路を登る。舗装道路の突き当りにカフェがあるのだが、その手前の小さな橋に「大師橋」の銘板が...。大師道でいくつか渡る橋の中でも小さいほうの橋なのに、名前は立派。

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大師橋を渡ったところで舗装道路が終了。その先は普通の山道になる

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ノコンギク (ヨメナ かもしれない...)

猩々池から標高差100mほど登ってきた。大師道の終着点、大龍寺の仁王門がある。

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大龍寺 仁王門

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大龍寺 「登山は健康の基」の石碑

"壬申初夏 会館落成記念 晴嵐書" と書かれているので、壬申=1992年に大龍寺の何らかの建物が改築された時の記念碑なのだろうか。

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大龍寺 毘沙門堂と大師堂

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ぼけ封じ三十三観音

大龍寺 〜 修法ヶ原池 風楽山荘前

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再度越(標高約410m)の分岐点。直進すると鍋蓋山、右折すると修法ヶ原池

再度越の峠を超えて下っていくと、再度公園の修法ヶ原池(標高約380m)がある。周回路に入ると、カエデが紅葉し始めている。

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修法ヶ原池の周回路。イロハカエデの紅葉が始まっている

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修法ヶ原池の湖畔で、見事に紅葉しているカエデ

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修法ヶ原池(しおがはら いけ)

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修法ヶ原池の旧ボートハウス

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修法ヶ原池 風楽山荘前の広場で昼食

修法ヶ原池 〜 森林植物園 西門

20分ほど休憩した後、森林植物園の開場時間(9時)ギリギリに間に合うように出発する。

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修法ヶ原堰堤の横を通り、洞川湖に向けて仙人谷を下る

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洞川梅林の端にあるイロハカエデが植えられた広場

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仙人谷を下っていく

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コアジサイの実

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洞川湖(標高約340m)。堰堤のそばで釣りをしているひとが居る

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洞川湖に面した学習の森の入口。ここから登り返しとなる

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ヨメナ

洞川湖の畔より標高差80mほど登り返して、目標とした植物園の開場時間を5分過ぎてしまったが、森林植物園の西門に到着。

森林植物園 散策

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森林植物園 西門(標高約420m)

インターホンで年間フリーパス(四季トリコロールカード)を持っていることを伝えると、表面に書かれたシリアルNoを聞かれる。販売日を確認しているのだろうか。

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森林植物園 西門から隧道を抜けて長谷池へ、針葉樹林帯を抜けて下っていく

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森林植物園 長谷池の湖畔でも、紅葉が微妙に始まりつつある

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森林植物園 長谷池の周回路と、紅葉した一部のイロハカエデ

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森林植物園 芝生広場。東屋の左側のイロハカエデが若干色づく

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マルバノキ (別名 ベニマンサク)

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森林植物園 シアトルの森のモミジバフウ。紅葉まだ

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アメリカヤマボウシ

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森林植物園 天津森林モニュメント

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森林植物園 リガの森

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森林植物園 さくら園の丘の上より

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ススキ

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森林植物園 さくら園から西門へ。全体的に黄葉が始まっている

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森林植物園 奥の紅葉しない木と、手前の紅葉している木の対比が見事

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チカラシバ

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サンザシ(見かけはプチトマトだが、味はリンゴだそうだ)

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森林植物園 「うさぎのくに」跡

いまは、巨大なうさぎのオブジェがあります

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一部が紅葉しているコウヨウザン。常緑広葉樹だが、秋には黄葉して落葉する

森林植物園内を1時間ほど散策し、再び西門を通って元町駅を目指す。ここからは来た道を戻るだけだ。

森林植物園 西門 〜 稲荷茶屋(登山口)

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洞川梅林の紅葉したカエデ

森林植物園 西門から修法ヶ原池の風楽山荘(ログハウス)前まで25分、猩々池まで40分、稲荷茶屋(登山口)まで60分で降りてきた。往路の登りのときより15分ほど短い。

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猩々池 (標高約280m)。上空はだいぶ曇ってきた

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稲荷茶屋(登山口 標高約140m)

稲荷茶屋(登山口)〜 元町駅

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稲荷茶屋横の法面対策工事。工期は2026年3月末

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工事現場に掲げられている温度計。24℃を示している

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稲荷茶屋から先は舗装道路をどんどん下る

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センニンソウ (神戸山手グローバル高校前で)

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クズ。この草の根から抽出したデンプンは「葛粉」となり、和菓子やとろみ剤として使われる

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元町駅前の快活CLUBで水分補給(100円クーポンで実質150円/30分)

■ 阪神本線 元町駅 12:06発 → 尼崎 → 野田駅 12:45着 (運賃320円)

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阪神 尼崎駅。万博のラッピング列車