砕氷艦(南極観測船)ふじの見学が終わり、次は徳川園に向かう。
名古屋港駅から名港線の大曽根行に乗り、終点まで。
古屋港駅でトイレに行きたくなり、駅構内に入ってから探すと、なんと北側コンコースの「改札外」にある。24時間券を持っているので改札外に出られるが、普通にICカードで入場していたら、どうなっていたことだろう...。
■ 地下鉄 名港線・名城線 名古屋港駅 13:34発 → 大曽根駅 14:08着 (運賃310円)
名古屋港駅から1駅、築地口駅で大量の南アジア系の若者が乗り込んできた。乱暴に座席に座るなり、通路を挟んで大声で喋り始める。日本の常識ではありえない乗車マナーだが、このまま外人比率が上がれば、この国の文化はヤツらに占領されるだろう。
列車は金山駅から名城線に乗り入れ、右回りで大曽根まで走る。ここから先の区間では5分ごとに環状運転の列車と名古屋港と大曽根間の折返し運転の列車が走っている。
大曽根駅で下車し、地上に上がると目の前に名鉄瀬戸線の大曽根駅の高架駅が見える。
大曽根駅は名古屋市内でも乗降客数の多い駅なのだが、駅前は閑散として人通りが少ない(ように見える)。
| 路線名 | 乗降客数(人/日) | 順位 |
|---|---|---|
| JR東海 中央線 | 60,306 | JR東海 中央線 2位 |
| 地下鉄 名城線 | 33,780 | 名古屋地下鉄 全路線 7位 |
| 名鉄 瀬戸線 | 31,958 | 名鉄 瀬戸線 2位 |
| - | - | 愛知県内 全社全線 6位 |

大曽根本通。駅前には飲み屋がいくつかある、昼間の閑散とした商店街
大曽根駅から南へ、1kmほど歩くと徳川園がある。
駅から向かうと、まず目に入るのが「徳川園公園」という児童公園。石碑には「徳川園」とだけ書いてあり、何も知らなければこの児童公園で満足して帰っちゃうってことも、あるかも。

徳川園公園から敷地に沿って西へ100mほど行くと、徳川園の入口がある
徳川園
徳川園の入場券は300円だが、地下鉄の1日券や24時間券を持っていると1割引の270円になる。
徳川園 (Wikipediaより)
徳川園は尾張徳川家が作った池泉廻遊式の大名庭園。
園内に配置された山、大曽根の瀧、渓流、龍仙湖、牡丹園、菖蒲田はそれぞれ、木曽山脈、木曽三川、伊勢湾、濃尾平野に見立てられてのものであり、自然の景観を凝縮している。これは、尾張国の、土地柄の豊かさを表現したものとされる。
西湖堤は、中国杭州の西湖のものを模しているそうだ。
尾張徳川家の2台藩主 徳川光友の諡號「瑞龍院」から名付けられた茶室。

さざなみ石から奥の院灯籠に向かって、龍仙湖の畔に続く飛び石渡り
日本庭園とソテツの組み合わせ、たしか神戸の相楽園にもソテツ園がありましたね。
徳川園には本格的な渓谷がありました。これには驚かされました。
" うつりつつ 静かに色をかへてゆく 登与波多雲の 空のたなび起 "
徳川園の見学を終え、10分ほど歩いて地下鉄 大曽根駅まで戻る。
久屋大通公園とテレビ塔
■ 地下鉄 名城線 大曽根駅 14:59発 → 栄駅 15:12着 (運賃 240円)
栄駅で下車し、地上に上がると久屋大通公園。
吹き抜けの地下にはイベントスペースと飲食店、名鉄の栄バスターミナルがある。
名古屋の地下街は、(私の見た範囲内では)どこも広くてキレイ。

ショッピングモールとしか思えない、おしゃれな雰囲気の久屋大通公園
栄の交差点から、広小路通を200mほど東に行ったところに快活CLUBがある。名古屋の快活がどんな雰囲気なのか、休憩がてら行ってみることに。
入店受付後、写真左側のエレベーターに乗り各階へ移動する方式。
個室やブースの客は、6階か受付のある2階のドリンクバーまで通うのか...
座席の間の仕切り板は、隣の客の存在が気にならないだけの奥行きサイズがある。
これが従前の快活CLUBの仕切り板のサイズ感だが、大阪の西梅田にある快活CLUBは、意図的に仕切り板を小さくして隣席の客との間にわざとトラブルを起こそうとしているとしか思えない。
吹上公園と曙通商店街
かつて実家のあった昭和区へ行ってみる。
■ 地下鉄 東山線・桜通線 栄駅 16:15発 → 今池 → 吹上駅 16:27着 (運賃 240円)
私の記憶では、桜通線は今池駅までしか開通しておらず、吹上駅ができたのは1994年のことだそうだ。
駅を出て、まっすぐ西へ200mほど行くと吹上公園がある。

子供のときに登った記憶がある「富士山すべり台」(1979年)
同じ方向から現在の様子を撮影すると次のようになる。
富士山の山頂の奥にあるオレンジ色の3階だてのビルは、1979年に撮影した写真にも写り込んでいる。かつては、富士山は全方向がコンクリートばりのツルツルだったが、いまは南側の半分に岩が埋め込まれて登りやすく改造されている。
この写真の左側、空き地になっているあたりには公設市場(?)があった。そして、地下鉄の駅がない時代には、名駅のバスターミナル2階から妙見町行きの市バス系統があり、曙町2丁目が最寄りのバス停だった。いまでも妙見町行きのバス(栄18系統)は走っているようだが、起点は栄になっている。
通りのずっと奥に見えているのは名工大の校舎。
名古屋駅
30分ほど散策した後、帰りの高速バスに乗るため名駅に戻る。
■ 地下鉄 桜通線 吹上駅 16:52発 → 名古屋駅 17:04着 (運賃 240円)
左から JRセントラルタワーズ(ホテル棟・オフィス棟)、JRゲートタワー、JPタワー名古屋となっている。
桜通口からJR名古屋駅の金の時計広場に入る。中央コンコースをチラッと見ると、通勤時間帯の人混みが目に入る。
人混みは嫌いだ...
すいている地下鉄桜通線の地下1階通路に降りて、中央コンコースをバイパスする。太閤口側まで通路を通り抜けると、地下道はそのままESCAの入口に接続されている。
ESCAを北西角まで歩き、ビックカメラ前の階段を登る。今朝、高速バスで到着したときに使ったトイレがある場所だ。
階段を上がると、中央新幹線の工事現場を囲う真っ白な仮設壁が続いている。高速バスが付いた則武1丁目の道に出ると、「松のや」がある。
名古屋めしといえば、味噌ロースかつ丼(690円)だが、ここはロースかつ定食(690円)を注文して、テーブルの上に常備されている特製ソースをかければ「疑似味噌かつ丼」が完成する。
そのうえ、定食であればご飯と味噌汁がおかわり可能なのだ。
名古屋港のJETTYで今日の昼食として食べたみそカツ丼(1,100円)より、全国チェーンの松のやのほうが味・量・価格で圧倒的に勝っているのは、なにか悲しいものを感じる...。
帰りのバスの出発時刻20分ほど前まで、店内で休憩。その後、ビックカメラの店内を少しだけ見てからバス停へ。
今回乗るバスは20分前にバス停にやってきた。

JR名古屋駅 太閤口(ビックカメラ前)のバス停に停車するWiller Expressの大阪行きバス
■ Willer Express 高速バス 名古屋駅(ビッグカメラ前)18:30発 → 大阪梅田(駅前第4ビル前)21:25着 (運賃 1,500円)
バスは定刻に満席で出発。

Willer Express高速バス 帰路の走行コース(GPXファイルをダウンロードする )
私の隣は中国語を話すおばちゃん数人のグループ。乗車するなり、運転手にトイレはまだかと拙い日本語で要求する。バス停に「トイレは乗車前に済ませるように」との掲示があり、地下街の階段を降りると目の前がトイレにも関わらず、意図的なトイレ催促としか思えない。ルールを意図的に無視するインバウンド公害は入国禁止にしてもらいたいものだ。
本来ならちょうど中間地点の甲賀PAで休憩するところ、木曽三川を渡ってすぐの大山田PAで休憩になった。(車内アナウンスでは、中国人がゴネたからという説明はなく、単に今回の休憩は大山田PAとだけせつめいがあった)












































