ほぼ半年ぶりに風吹岩から七兵衛山へのコースを歩いた。天気予報は「乾燥した秋晴れ」だそうだが、実際は曇り時々晴れだった。
経路 | 時刻 | 所要時間 |
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JR甲南山手駅 〜 神戸薬科大学(登山口) | 7:19 〜 7:34 | 15分 |
神戸薬科大学(登山口)〜 風吹岩 | 7:34 〜 8:22 | 48分 |
風吹岩 〜 横池(雄池) | 8:22 〜 8:30 | 8分 |
横池(雄池)〜 七兵衛山 | 8:30 〜 8:51 | 21分 |
七兵衛山 〜 金鳥山 休憩所 | 8:51 〜 9:18 | 27分 |
金鳥山 休憩所 〜 保久良神社(登山口) | 9:18 〜 9:34 | 16分 |
保久良神社(登山口)〜 阪神 深江駅 | 9:46 〜 10:22 | 36分 |
■ JR東西線・神戸線 海老江駅 06:49発 → 尼崎 → 甲南山手駅 07:16着 (運賃 320円)
きょうは休日なので、6時台に新快速が走っていない。普通列車の乗り継ぎが最も早く着く選択肢で、平日よりも少し時間がかかっている。
甲南山手駅を出て、5分ほど山手幹線を歩く。
この道の奥、関西電力 本山支線の気中終端接続部があるところが登山口だ。
関西電力 本山支線の気中終端接続部と、薬科大尾根の登山口がある階段
送電線の気中終端接続部の裏手、ほとんど水が流れていない要玄寺川を渡る(標高約80m)
登山口から尾根筋に取り付くまで、標高差100m弱を一気に登る
薬科大尾根の登山道は笹薮で、1人がやっと通れるだけの幅で除草されている
表高300m付近で、中年のおじさんが除草機で斜面を除草していたので、登山道の維持にセミプロの手が入っているのかもしれない。
標高270m付近で視界が開け、大阪平野だけでなく独特な形の二上山の山脈が切れたあたりから、奈良盆地の向こうの紀伊山地まではっきりと見える
薬科大尾根で2組4人の登山者とすれ違った。平日でもこれくらいの遭遇率なので、ここまでは休日の「混雑」とは無縁状況だ。
甲南女子大学の登山口から登ってきた主要登山道 魚屋道(ととやみち)と合流する(標高約380m)
魚屋道と合流すると、なだらかな傾斜の登山道となる。
風吹岩から見た大阪平野。大阪の市街地(梅田・難波・天王寺)の高層ビル群がはっきりと見える
上空は中層運がベッタリと広がっているが空気は案外澄んでいて、大和川の流路が生駒山地と金剛山地を分断している先行谷 亀の瀬の部分を通して紀伊山地まではっきりと見えている。
六甲山最高峰へ続く主要登山道 魚屋道を進んで行き、横池への分岐点に到達
横池(雄池)。草紅葉なのか、水不足で枯れているのか、雑草が黄色く色づいている
雄池・雌池ともに、水面にびっしりとスイレンが繁茂している。
風吹岩から25分ほど、七兵衛山の山頂に到着。先客が3人ほど居るので、ここでは休憩せずにすぐに下山する。
やはり休日登山は人が多くてゆっくりと休むこともできない...
七兵衛山の山頂からの景色。東灘区・六甲アイランドあたりが見えている
七兵衛山の山頂から、笹薮を降りていく。ちゃんと除草されているので藪漕ぎにはならない
先週登った北アルプスの燕岳では紅葉が始まっていたが、六甲山地では全くその気配もない。このあたりの紅葉は11月末なので、まだまだ夏の青々とした葉っぱばかりだ。
去年の秋頃、この付近で林業作業員が道を外れた斜面に登って測量などをしていたので、伐採が始まるのかと思っていた。しかし、それから1年ほど経っても何も起こらないということは、伐採の準備じゃなかったのかな...
水平道が、風吹岩から降りてきた道と合流する地点(標高約350m)
数人の登山者とすれ違い、金鳥山の休憩所へ。休日なのに、ここには誰も居なかった。
保久良神社の裏手まで降りてきた。去年建てられた登山地図と道標がある
沖の舟人 たよりに思ふ
灘の一ツ火 ありがたや
■ 阪神 本線 深江駅 10:26発 → 西宮 → 野田駅 10:54着(運賃 300円)