21 March 2025

六甲山地 会下山遺跡・東おたふく山・保久良梅林

これまで一度も通ったことがない会下山遺跡の登山道から入り、東おたふく山まで行って折り返し、満開の保久良梅林を見て下山。

天気予報では「晴れ」のはずが、現地の天候は曇り時々晴れ。標高500mを超えると肌寒さも感じる天候だった。

ヤマレコの記事 『六甲山地 会下山遺跡・東おたふく山・保久良梅林

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区間 時刻 所要時間
JR甲南山手駅 ~ 会下山遺跡入口 07:13 ~ 07:31 18分
会下山遺跡入口 ~ 魚屋道(甲南女子大学)分岐点 07:31 ~ 08:06 35分
魚屋道分岐点 ~ 風吹岩 08:06 ~ 08:22 16分
風吹岩 ~ 横池 08:22 ~ 08:28 6分
横池 ~ 雨ヶ峠 08:28 ~ 09:04 36分
雨ヶ峠 ~ 東おたふく山 09:04 ~ 09:19 15分
休憩 22分
東おたふく山 ~ 雨ヶ峠 09:41 ~ 09:52 11分
雨ヶ峠 ~ 風吹岩 09:52 ~ 10:23 31分
風吹岩 ~ 金鳥山 休憩所 10:23 ~ 10:43 20分
金鳥山 休憩所 ~ 保久良梅林 10:46 ~ 10:57 11分
保久良梅林 ~ 業務スーパー 11:01 ~ 11:28 27分
業務スーパー ~ 阪神深江駅 11:36 ~ 11:41 5分

■ JR東西線・神戸線 海老江駅 06:44発 → 甲南山手駅 07:09着 (運賃 320円)

東西線から神戸線に直通する普通列車なので、乗り換えがなく楽だった。早朝なので、混雑していないのもうれしい。

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JR甲南山手駅(標高約20m)

JR甲南山手駅 ~ 会下山遺跡入口

甲南山手駅前から住宅街の道を、ほぼ真っすぐ六甲山地目指して登る。

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甲南女子高校・中学校前を通過する(標高約60m)

神戸市東灘区(森北町)から芦屋市(三条町)へ入り、坂道の傾斜が更にきつくなる。

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芦屋市三条町の急坂を登る

GPSログで計測した勾配は atan(10m/50m)=14度 なので、この急坂は電動アシスト自転車でも登れるかどうかの激坂に思える。

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芦屋市三条町の最も標高の高い場所、道路の行き止まりの右側・墓地の隣に会下山遺跡の入口がある (標高約120m)

会下山遺跡入口 ~ 魚屋道(甲南女子大学)分岐点

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会下山遺跡(えげのやま いせき) 登山口に掲示されたマップ

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会下山遺跡へ、標高差40mほど登る (標高約140m付近)

会下山遺跡 (文化庁 文化遺産オンラインより)
六甲山系の標高201mを最高部とする丘陵とその斜面に所在する、弥生時代中・後期の集落跡。弥生時代、集落は低地に営まれるようになったが、丘陵や山上の集落は高地性集落と呼ばれてきた。
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/199572

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会下山遺跡の入口付近(C地区住居址)から、遺跡中心部方向を眺める (標高約170m)

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会下山遺跡の遺跡中央から一段下がった所にある J地区高床倉庫址

遺跡の中で、この高床式倉庫だけが復元されている。

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会下山遺跡のE地区竪穴住居跡 (登山道は笹薮を切り開いた道の方向へ延びている)

説明看板の単語に揺らぎがあり、。「住居址」と「竪穴住居跡」はどう違うのだろう...

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会下山遺跡のQ地区祭祀場跡

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会下山遺跡の遺跡北限の堀跡 (標高約200m)

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会下山遺跡から蛙岩へ、標高差100mほどの上り坂が続く

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蛙岩 (おそらく、カエルが向こうを向いている配置)(標高306m)

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魚屋道(甲南女子大学方向)との合流点 (標高約320m)

魚屋道分岐点 ~ 風吹岩

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薬大尾根の道と合流する (標高約380m)

ここから先の道は、いつも登山するときによく通る道だ。

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保久良神社・金鳥山からの道と合流する (標高約390m)

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大きな岩がゴロゴロ転がった道を登ると、すぐに風吹岩に到着する

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風吹岩 (標高437m)

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「ホーゥッ・ ホーゥッ」と猫を呼び集め餌を撒く「猫おじさん」が居た

去勢したしるしの「桜耳」じゃないので、ここで野良猫を増やしまくっているのだろうか。

風吹岩 ~ 横池

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横池への分岐点

分岐点から50mほど歩くと、横池(雄池)がある。1ヶ月前に来たときと同じく、水位がかなり低い。

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横池(雄池)(標高約440m)

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横池の水面。オタマジャクシは全く見られない

横池にはオタマジャクシがいるかどうか確認に寄っただけなので、すぐに引き返して六甲山最高峰へのメイン登山道に戻る。

横池 ~ 雨ヶ峠

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打越峠方向の分岐点。ここは六甲山方向へ直進

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緩やかに登る道は、所々に岩ゴロゴロの箇所がある (標高約460m)

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五助谷に向けて、岩場を下る (標高約450m)

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黒五谷の源流部を渡渉する (標高約440m)

ゴルフ場(芦屋カンツリー倶楽部)の排水が流れ込んでいるので、「飲用禁止」の立て札がある。

黒五谷の源流部を渡ると、雨ヶ峠に向けて上り坂に切り替わる。

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芦屋カンツリー倶楽部に入る(イノシシ除けの)門を通り抜ける

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登山道横の(芦屋カンツリー倶楽部)16番ホール

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黒五谷から雨ヶ峠へ向けて、ヒノキ林の中をどんどん登る (標高約550m)

雨ヶ峠に到着。ベンチに登山者が2人座って休憩している。往路で登山者を見かけたのは風吹岩で1名、雨ヶ峠で2名だけだった。

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雨ヶ峠で(東おたふく山方向の)右へ行く (標高約600m)

雨ヶ峠 ~ 東おたふく山

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雨ヶ峠の分岐点から東おたふく山方向の木段を登る

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雨ヶ峠の四等三角点が、登山道の左側にある (標高約621.3m)

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東おたふく山の山頂付近の草原は、きれいに除草されている。北側の稜線に(鉄塔が2本ある)西おたふく山と(鉄塔が1本ある)六甲山最高峰が見える。

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「東お多福山におけるススキ草原の再生と生物多様性の保全実践事業」の看板

内容を超要約すれば、"ススキ草原の再生のため、年数回ネザサの刈り取りを行っている" と書かれている。

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雨ヶ峠から15分ほど歩いて、東おたふく山の山頂草原に到着

六甲山最高峰の稜線方向から南向きに吹き下ろす強い風が吹いていて、山頂北側に並んでいる木がざわざわと揺れている。ほんの少し上空を、ちぎれた雲がすごい速さで流れている。

山頂草原の最東端に、山頂を示す標識があるので行ってみる。

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東おたふく山の山頂標識 (標高697m)

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東おたふく山の山頂から、春霞の大阪市内方向を眺める

山頂の切り株に座って昼食を食べる。

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東おたふく山の山頂で食べた昼食。チーズトースト(6枚切り)・ミニ竹輪3本・インゲン

山頂で22分ほど休憩した後、もと来た道を引き返す。

東おたふく山 ~ 金鳥山

いったん黒五谷まで降り、登り返して風吹岩、薬大尾根・保久良神社方向野道に入り、往路に通過した保久良神社方向の分岐点を曲がる。

雨ヶ峠から風吹岩まで、メインの登山道を逆走して歩いていくと、20人から30人ほどの(六甲山目指して登ってくる)登山者とすれ違った。きょうは平日なのに、若い人が多く驚いた。最近は、平日に登山できるような業種の人が多いのだろう。

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直進すれば薬大尾根の分岐点。保久良神社方向の右へ曲がる (標高約390m)

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鉄塔のある笹原を通過する (標高約370m)

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水平道が合流する地点 (標高約350m)

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金鳥山の山頂 (標高338m)

金鳥山 ~ 保久良梅林

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金鳥山の休憩所 (標高約320m)

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金鳥山 休憩所から保久良神社へ下りる階段道 (標高約290m)

階段道沿いに、2種類のスイセンが咲いていた。

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スイセン (ニホンスイセン)

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スイセン (グランドモナーク)

下山する高齢男性のグループを追い越す。背負子で工具ボックスを背負っていて、互いに「○○を補修してきた」などと話している。登山道や休憩所を整備している人たちなのだろう。

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保久良神社の裏手にある登山口まで戻ってきた。案内看板と道標が新調されている

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満開の保久良梅林(ほくら ばいりん)

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保久良梅林

保久良梅林 ~ 阪神 深江駅

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保久良神社

標高180mから80mまで、舗装された神社の参詣道を一気に下る。道端に青紫のきれいな花が咲いている。

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オオアラセイトウ

阪神 深江駅に向かう途中、業務スーパーに入り「どら焼き」を買う。深江駅のベンチで食べる予定だ。

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業務スーパーで「どら焼き」(税抜 49円)2個 購入

■ 阪神本線 深江駅 11:46発 → 西宮駅 → 野田駅 12:14着 (運賃 300円)

甲子園球場で高校野球が行われているので、甲子園駅から大量の乗客が乗ってくるかと思ったが、意外にもごく少数の乗客しか乗り込んでこなかった。

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阪神 野田駅