屋島登山を終え、琴電 潟元駅前の駐輪場まで戻ってきた。これから市内中心部まで戻り、栗林公園を見に行く予定だ。
制限時間は5時間。大阪行の高速バスが出発する時までだ。
琴電 潟元駅 〜 セルフうどんキリン
潟元駅からまっすぐ南へ600m。県道155号沿いにあるセルフうどん店キリンまでやってきた。
今回食べたのは、かけうどん小220円+とり天160円。ゆで麺器で自分でうどんたまを再加熱し、めんつゆを注ぐ。硬めのうどんが好きなので、さっと湯通しするだけにする。
2018年4月にこのお店で食べたときからのインフレ値上げは
かけうどん小 180円 → 220円
ざるうどん小 280円 → 320円
肉うどん小 350円 → 450円
えび天・とり天 160円 → 160円
からあげ 130円 → 130円
というような具合で、主食のうどん類が20〜30%もの大幅な値上げ。この間のCPI(消費者物価指数)の累積インフレ率が7%程度なので、政治・経済界主導の「価格転嫁」をしまくった結果なのだろう。
年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
指数 | 94.5 | 94.5 | 94.9 | 97.5 | 98.2 | 98.1 | 98.6 | 99.5 | 100 | 100 | 99.8 | 102.3 | 105.6 |
前年比 | -0.3 | 0 | 0.4 | 2.7 | 0.8 | -0.1 | 0.5 | 1 | 0.5 | 0 | -0.2 | 2.5 | 3.2 |
累積 | 100.0 | 101.0 | 101.5 | 101.5 | 101.3 | 103.8 | 107.2 |
セルフうどんキリン 〜 栗林公園
うどん屋を出て高松市街地方向へ。すぐ目の前にあった新川橋の親柱に「那須与一の扇の的」伝説の彫像が置かれている。
新川橋の親柱 : 那須与一
欄干の高さ基準が1.1mなので、玉虫御前ブロンズ像の身長はだいたい50cm。女性の身長平均が150cmとすれば、1/3スケールということになる。Googleマップで距離測定すると那須与一と玉虫御前のブロンズ像は19mほど離れているので、これを3倍して実寸で57m離れていたとする。
和弓の有効射程距離は300mほどだったと言われているので、弓の名手の那須与一であれば余裕で的の扇を撃ち抜けるだろう。
ただし、扇の的の場所は2018年の旅行で訪れた屋島古戦場(屋島半島の東側の入り江)なので、地理的にはここ新川は屋島を挟んだ逆側だ。
県道155号を4km直進し、瓦町に近づいたあたり琴電 琴平線踏切の手前で斜め南西方向の道に入る。
さらに1kmほど南西へ行けば、栗林公園(りつりんこうえん)の東門(正面の入口)は眼前だ。
栗林公園
東門を入った右側に駐輪場、左側に入園券売り場がある。入園券売り場にはインバウンド中国人がわらわらと群がっている。
入園券は410円で、PayPayで支払った。
香川県が公開している「公共施設のコスト計算書」では、公園の年間維持コスト4億1865万9000円を入場者数773,370人で除すると、1名あたり541円の入場料を取らないと赤字となる。
つまり、入場料を550円とすべきだが、飲食店が便乗値上げしまくりなのに対して、公共料金は赤字でもじっと我慢の構図だ。
1899年(明治32年)に香川県博物館として建てられた建物で、いまは香川県の伝統工芸品のサンプルが展示されている。
芙蓉峰から紫雲山方向・北湖を撮影した。対岸にチラッと見える赤い橋は梅林橋
飛来峰から撮影した。南湖に架かる偃月橋から観光客が消えた瞬間
茶店(吹上亭)で買った食べ物を鯉に与える観光客が多いのだろうか。公園内では、この場所に最もたくさんの錦鯉が居た。
南湖に浮かぶ島「楓嶼」のカエデが見事に紅葉しています。
公園を東側からぐるっと半周回って、いまは西側の端、紫雲山の崖のところまでやってきた。中国の「赤壁」にちなんで名付けられたそうだ。
柱状節理が見事な安山岩。
栗林公園 〜 さか枝うどん 本店
公園内を1時間20分ほど散策したのち、再び自転車で高松市街地中心部方向へ。
1.4kmほど走り、県警本部・県庁の隣りにあるさか枝うどん本店へ。
ゆで麺器はセルフではなくて、だし汁とネギや天かす等の薬味類がセルフ方式。
11月1日より値上げした旨の貼り紙が、注文カウンターのところに出ていた。
食べログに掲載されているものを参考に、値上げ前後を比較すると
かけうどん小 280円 → 320円
釜玉うどん小 380円 → 410円
肉うどん小 530円 → 580円
揚げ物(天ぷら)全品 120円 → 120円
当地のうどんの中では、かなり高額の部類になっていますねぇ...。
さか枝うどん 本店 かけうどん小320円+穴子 天ぷら120円
12時をすぎると、すぐ近くにある県警本部から「白系のワイシャツ+濃紺系のスラックス」姿の職員がたくさん店にやってきて、満員御礼状態となる。香川県なら、庁舎内の食堂がうどん屋じゃないの...。
さか枝うどん 本店 〜 高松城址 〜 玉藻防波堤
高松市内で、30階建てサンポート シンボルタワーに次いで高いのが、21階建ての県庁舎ビル。
官庁街の南端、県道33号に面して香川用水記念館ビルがある。農水省や香川県農政水産部土地改良課の関連団体が入居する建物で、1階に香川用水資料館がある。
資料館でもらった「吉野川総合開発 香川用水計画概要」パンフレットはWebでも配布されている。もう少し一般人向けに書かれたものとして水資源機構のパンフレット「さぬきの大動脈 香川用水事業概要」・「香川用水のあらまし」あたりがわかりやすいと思う。
高松市の水道の水源は、香川用水(早明浦ダム)が59.0%だと広報資料から分かる。この割合が多いか、少ないかは、例えば神戸市の水源を調べると...
神戸市の水道の水源のうち、73.6%は阪神水道企業団(淀川)から取水している。
水利権の揉め事は、暴力で人の命が犠牲になるくらいのものだからねぇ。厳密な枡や時計を使って分配したのだろう。
現在の香川用水は、水門・バルブと電磁流量計で分配していると、資料館で見た広報用動画で解説されていた。
田町商店街のマルナカに向かう。大阪ではなかなか入手できない、一六タルトのレア味を購入。
ここは、マルナカ(当時はマルナカフードセンター)が1960年に開業した第1号店。
ひと切れ 一六タルト 柚子、宇治抹茶、焼きいも (各2個 購入)
柚子だけが140円(税別)で、宇治抹茶と焼きいもは150円(税別)。この3種類の「小分け版」は、JR高松駅の商業ビル「オルネ」1階の土産物売り場では、1種類しか売っていなかったので、マルナカで購入しておいてよかった。
商店街のアーケードを北端まで行ったところ、ドーム広場に巨大クリスマスツリーが飾られている。もう、そういう季節なんだ。
高松港 フェリーターミナル前のオブジェ「Liminal Air -coreー」
防波堤の長さは540mとのことで、観光目的なら自転車で走るほうが効率的だ。
1998年に総ガラス張りで造られ、夜になると灯台全体が赤く光る。
灯台の向こうを通過している船は、男木島・女木島との間を運行している「シマシマめおん」号。290総トンで、航海速力11ノット、旅客定員280名、乗用車13台の3年前に新造されたばかりのフェリー。
数年前から工事している新県立体育館は、外観はほぼ出来上がっているように見える。予定では2024年度中に供用開始とされているが、果たして...。
左側の高層ビルが30階建てのタワー棟、右側の低層のビルがホール棟。ホール棟は名の通りのサンポートホールがあり、高校も入居している。タワー棟はオフィスビルで、東証プライム上場の大手企業の支店が多数入居している。
高松 〜 大阪
車両は三菱ふそう2TG-MS06GPエアロエース、3列独立シート車両
メーカーのカタログ価格は4681万円となっている。
■ フットバス JR高松駅BT 14:30発 → JR大阪駅桜橋口 18:20着
高松駅前を出て国道11号を南へ。県庁、栗林公園、ゆめタウン高松と数分おきにバス停に停車していく。高速道路に入ってからも、頻繁にバス停に停車する。
それに比べ、大阪側では梅田・OCAT・南海難波の3箇所しか停車しない。私の自宅近くを走りながら、主だった駅(野田や阿波座など交通結節点)にも停まればよいのに...。
神戸市街地に入るところまでは定時運行だったが、三宮付近で阪神高速神戸線から湾岸線に乗り移るときの一般道で猛烈な渋滞。ここをクリアするのに30分くらい掛かる。
そして、車窓をよく見ると三宮フェリーターミナルの近く、神戸税関の交差点を通過している。
バスは「神戸を通過」なので神戸市内には一切停車しないが、神戸三宮フェリーターミナルに停車して降車扱いすれば利便性高いのに。
湾岸線は空いていたので順調に走行したが、大開で一般道に出るところでまた渋滞。福島区役所や野田阪神、新福島など自宅近くを通過して大阪駅の桜橋口に到着。定刻の30分遅れだ。