14 July 2024

護衛艦いずも一般公開へ向かうも、開始時間前に既に受付終了だった

大阪港の天保山岸壁で、DDH-183護衛艦いずもが一般公開されると知り、雨模様のなか行ってきた。

■ 地下鉄 中央線 阿波座駅 12:22発 → 大阪港駅 12:31着 (運賃 240円)

見学開始は13時からということで、12時30分頃に地下鉄の大阪港駅を下車したが、改札口の前で自衛隊の人が「本日の受付は終了しました。いまから見学することはできません」とアナウンスしている。

そんなに人気のイベントだったのか...

X.com(旧Twitter)を検索すると、11時30分〜12時の間で待ち行列への追加が打ち切られたようだ。あと30分早ければぎりぎり間に合ったのかもしれない。

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安治川河口に入ってくる護衛艦いずもを、自宅窓から眺める (9時30分ごろ)

安治川河口に架かる斜張橋「天保山大橋」の桁下が45m、護衛艦いずものマスト高さが49mなので、橋の下をくぐることは干潮時でもギリギリできるかどうか。

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天保山公園から岸壁に続く行列

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天保山公園から見る、護衛艦いずも右舷前方

艦首部分の飛行甲板にファランクスCIWS Block1B(防空用の20mmガトリング銃)が設置されている。

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天保山マーケットプレースから見た、護衛艦いずも右舷側

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天保山マーケットプレイスから見た護衛艦いずも 右舷側

見学者が乗降する斜路が取り付けられた車両ハッチを、望遠レンズでクローズアップしてみる

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護衛艦いずも 車両ハッチ

車両ハッチからは、一般公開に先立って見学していた招待客が下船しているところだ。頑丈そうな鋼製ボックスに収められたスイッチ類が並び、その間には金色の鐘も吊り下げられている

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護衛艦いずも 艦橋部分

また、艦橋の右基部にSeaRAM RIM-116C(防空ミサイル発射機)が見える。

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護衛艦いずも 右舷側艦尾

右舷側にファランクスCIWS、この写真では見えない左舷側にSeaRAMが設置されている。

30分に1本だけ運行される天保山渡船の出発時間が迫ってきたので、小走りで乗船場所に急ぐ。桟橋前には、100人以上が並んでいる。1便では全員が乗れず、渡船が2往復してすべての乗客を運んでいる。

■ 天保山渡船 築港桟橋 13:10発 → 桜島桟橋 13:15着 (運賃 無料)

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天保山渡船 築港桟橋から総トン数18t・定員80人の「海桜」号に乗船する

渡船からの眺めは遮るものがなく、護衛艦いずもをじっくり撮影することができる。

飛行甲板上にはほぼ何も載っておらず、艦橋の下にローターを折りたたんだヘリが1機だけ駐機している。離着艦訓練を実施済みのMV22オスプレイを駐機させたり、将来的に離着艦訓練を行う予定のF35Bライトニングのモックアップを展示したりというサービスは、プロ市民に対する刺激が強すぎて行えないのだろう。

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護衛艦いずも 左舷前方より

飛行甲板の最前部にファランクスCIWS、艦橋の基部にSeaRAM、艦橋の真ん中あたりに貼り付けられたOPS-50レーダーが見える。

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護衛艦いずもと、天保山観覧車、観光船サンタマリア号

並んで見えると、全長248mの護衛艦いずもと、全長49.6mの観光船サンタマリアの大きさの違いがよく分かる。

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護衛艦いずも 左舷側

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護衛艦いずも 左舷側の全景

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天保山渡船 桜島桟橋

渡船で対岸に行き、そこから歩いてすぐのところにあるJR桜島駅から電車に乗る。

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JR桜島駅

■ JR桜島線 桜島駅 13:35発 → 西九条駅 13:42着 (運賃 170円)

西九条方面からやってきて桜島駅で折り返す列車には、たくさんの若い人たちが乗車していた。彼ら・彼女らは駅を出てUSJの職員通用門の方へぞろぞろ列をなして歩いていく。中途半端な時間に... USJ従業員の通勤ラッシュのようだ。

野田恵美須神社の地車

野田恵美須神社の夏祭りは、1週間先の7月19日と20日のはずだが、地車が神社から市場の方向に向かって曳かれていた。

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野田恵美須神社の地車(だんじり)

公式Webページでは「練習」という期間も書いてあるので、おそらくこの練習をしているのだろう。(砂利道の境内で、地車を引きずる練習はできないはず)

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野田恵美須神社の地車