ツツジとシャクナゲを見るために、六甲山地の再度公園・森林植物園を訪れたが、ツツジはまだ咲き始め・ツボミ状態だった。
ヤマレコの記事 『 六甲山地 再度公園・森林植物園にツツジ、シャクナゲを見に行く(元町駅・大師道・山田道・谷上駅) 』
区間 | 時刻 | 所要時間 |
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阪神 元町駅 〜 神戸山手女子高前(1.4km) | 07:31 〜 07:48 | 17分 |
神戸山手女子高前 〜 猩々池(2.2km) | 07:48 〜 08:24 | 36分 |
猩々池 〜 大龍寺(0.7km) | 08:24 〜 08:36 | 12分 |
大龍寺 〜 再度公園 修法ヶ原池(0.6km) | 08:36 〜 08:45 | 9分 |
再度公園 修法ヶ原池 〜 森林植物園 長谷池(3.2km) | 08:45 〜 09:38 | 53分 |
森林植物園 長谷池 〜 地下鉄 谷上駅(3.9km) | 09:58 〜 11:03 | 65分 |
今回は野田駅ではなく、自宅から(少しだけ)近い福島駅から乗車する。野田駅から乗るときと比べると運賃が1段階上がっているが、たった10円。
■ 阪神本線 福島駅 06:41発 → 尼崎駅 → 元町駅 07:25着 (運賃 330円)
阪神 元町駅 〜 神戸山手女子高前(1.4km)
元町駅からまっすぐ北へ、おそらく再度公園まで最短距離で結ぶルートを歩く。
兵庫県公館(明治35年(1902年)に兵庫県本庁舎として建設された建物で、現在は迎賓施設)
山麓線を横断し、いよいよ坂道となる。
山麓線と交差する再度谷に向かう車道 (この地点は標高約50m)
神戸山手女子高前 〜 猩々池(2.2km)
神戸山手女子高校の前を通過し、車の走れる突き当りまで行ったところが「太子道(再度谷)」の登山口。
車道の突き当りが、太子道(再度谷)の登山口。公衆トイレがある (標高約140m)
公衆トイレの手前、道の右端に大龍寺 十五丁石がある。神戸山手女子高の前にあったのが二十丁石だったので、600mほどで5丁進んだことになる。1丁≒109mなので、だいたいあってる。
コンクリート舗装された登山道をゆるゆると登る。
再度谷の渓流を登り詰めたところが猩々池。
猩々池 〜 大龍寺(0.7km)
猩々池から10分ほど登ると、大龍寺に到着。二十丁から始まった丁石も、大龍寺の石段前にある一丁で最後になる。
GPS測定した歩いた距離を割って丁あたりの値を出すと、2.75km/20丁 = 138m/丁 となり、換算係数の109m/丁にだいたい近い値になっている。
大龍寺 〜 再度公園 修法ヶ原池(0.6km)
大龍寺が建てられている再度山のすぐ脇、再度越の峠を通り再度公園への下り道に入る。この地点が神戸市街地から洞川湖までの区間での最高地点(標高約410m)となる。
峠を越えるとすぐに、修法ヶ原池の畔に出る。平日の朝なので、来場者は皆無だ。
再度公園(ふたたび こうえん)の修法ヶ原池(しおがはら いけ) (標高約380m)
池の畔に植えられているドウダンツツジは、全く咲く気配すら感じられない。
再度公園 修法ヶ原池 〜 森林植物園 長谷池(3.2km)
再度公園から仙人谷・洞川湖を経て森林植物園を目指す。
高さ5mくらいの低木に、鈴なりに小さな白い花が咲いている。ガマズミだ。きのうの雨露が残り、しっとりと美しい。
洞川湖の上流側を半周ほど回って、対岸の森林植物園 学習の森へ。
学習の森を南端から北端まで縦断し、森林植物園 西門へ。
学習の森のトイレ前にはヒラドツツジが植えられていて、去年ここに来たときは満開だった。きょうは、つぼみ状態。
ー 4月22日更新 ー
3月下旬から山々のサクラが咲き始め、萌黄色の新緑の中、コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、モチツツジなど32種類のツツジのほか、ツクシシャクナゲ、アズマシャクナゲなど7種類の日本原産種のシャクナゲが次々色鮮やかに開花し華やぎます。
△つぼみ ○開花 ◎見ごろ ▽見ごろ過ぎ ▼おわり
改札機に300円を投入し、無人ゲートになっている西門を通過する。
アジサイのなかでも早咲きのコアジサイが、西門からトンネルの間の遊歩道沿いに咲いていた。これ以外のアジサイは全く咲いていないので、とても早咲きだ。
Wikipediaの説明では、葉の長さは「最大」だそうだ。
樹高30mから35m、時に50m近くに達することもある大型の松。樹皮は赤みを帯びた茶色。
葉は長さ40cm以上になることもあり、マツ属の中でもヒマラヤに分布するPinus roxburghiiと並び世界最長の部類に入る。
森林植物園の最高地点付近を貫通するトンネルを抜けて、長谷池に降りていく途中、遊歩道の左側にヤマツツジの群落がある。ここは去年も満開だった。
長谷池の畔に、満開のミヤマガマズミが1本、島に渡る橋の袂に小さなモチツヅジの木が1本。咲いていたツツジはこれだけで、結構寂しいものがある。
長谷池の北側にある芝生広場に、満開のドウダンツツジ。たくさんの蜂が花に群がっていた。
芝生広場で昼食 (ラ・ムーのビッグアルプスブレッドを6枚切り相当にスライスしてトーストし、はちみつとチョコクリームを挟んでサンドイッチにしたもの。焼きちくわ2本)
ビッグアルプスブレッドは3斤相当の長さがあるので、6枚切り用スライサーでスライスしたので、1枚あたりの価格は213円/(6枚×3斤)= 12円/枚。
業務スーパーのちくわ 65円/5本 = 23円/本。
昼食の合計金額 12円×2枚+23円×2本= 70円。
昼食100円未満は、インフレ時代の節約。
森林植物園 長谷池 〜 地下鉄 谷上駅(3.9km)
しゃくなげ園では、ピンクや赤紫の何本ものシャクナゲが満開。白いシャクナゲは雨で花がほとんど落ちていた。
正門前の広場には、記念撮影用の寄植えがあり、ライラックやアジサイがきれいに咲いている。
正門を出たすぐ前、車道を渡ったところに山田道の入口がある。ここから、地下鉄谷上駅まで3kmの道のりだ。
しばらくの間、コンクリートで固められた丸山川沿いの遊歩道を歩く。ここは、数年前に遊歩道の一部がコンクリート舗装されている。
ほんとうにこれがクヌギタケなら、可食(毒ではない)だそうです。Web検索すると、食べた人の感想は「薄くて固くてまずい」だそうです。
案内標識には、森林植物園まで50分掛かると書かれている。今回、下り坂で歩いてきたが所要時間は約35分だった。
■ 地下鉄 谷上駅 11:11発 → 三宮駅 11:22着 (運賃 280円)
三宮で下車し、のどが渇いたので快活CLUBへ。オープンシート 230円/30分。
快活CLUBで、ソフトクリームやミニッツメイド野菜ジュース、ホットコーヒーで喉を潤す
飲み放題なので、喫茶店などよりもコスパは高い。
帰りの電車は、確実に座るために1駅向こうの元町まで歩く。途中、久々に南京町を通ってみる。
南京町は長安門から西安門まで続く約270mの南京路がメインストリートで、平日なのに高校生や大学生くらいの若者でごった返していた。
昔はこんなのじゃなかったと思うのだが、いまは買食いのための露天のような店ばかりに変貌している。インバウンド公害相手ではなく、学生相手(?)なので価格は安め。インフレに負けずに学生価格頑張ってほしいな...
- 豚まん、桃まん 200円
- ふかひれラーメン、担々麺、ワンタン麺 400円
- 小籠包 300円/4個
- 魯肉飯、チャーハン 350円〜400円
- タピオカティー、ミルクティー 250円
南京町広場から北へ、元町商店街のアーケードを横切って元町駅へ。
阪神電車は、阪急電車と違い三宮を越えても別会社(神戸高速鉄道)にならないため、料金が暴騰することもない。
■ 阪神 本線・なんば線 元町駅 12:37発 → 甲子園駅 → 西九条駅 13:14着 (運賃 320円)
甲子園で乗り換えた奈良行きの近鉄車両、運転席の窓には「近鉄×阪神 つながって15周年」のステッカーが貼られている。15年目にして、初めてこの路線に乗車した。
西九条駅で降りたのは、この駅の近くにある業務スーパーで買うものがあったため。ただし、自宅までは1.7km(徒歩で約25分)の距離にあるので、普段使う野田駅や海老江駅(1.2km 約17分)より格段に遠いのが難点。