08 November 2023

M13ヘルクレス座球状星団と M57環状星団を大阪市内で撮影

久々に、湿度が低く(霞が少なく)気流も安定している夜がやってきたので、そろそろ見れなくなるM13ヘルクレス座球状星団とM57リング星雲を望遠レンズで撮影した。

M13 ヘルクレス座球状星団

5.8等級の球状星団を、レンズ口径3.5mmのズームレンズ(望遠端L=200mm)で撮影した。レンズ口径が小さすぎるため、解像度はこれが限度。9月18日に口径90mmのMAK90で撮影したものはこちらだが、流石に中心部の星の撮影解像度が高い。

Wikipedia「M13 ヘルクレス座球状星団

20231108-m13.jpg

PENTAX DA 50-200mm, ZWO ASI 662MC, 60sec * 11枚スタック 20231108-m13_raw.jpg
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20231108-m13-sim.jpg
M13の撮影視野をStellariumでシミュレーション


M57 環状星雲

8.8等級の星雲を、レンズ口径3.5mmのズームレンズ(望遠端L=200mm)で撮影した。レンズ口径が小さすぎるため、解像度はこれが限度。

光害が甚だしい大阪市内(梅田から2km)で撮影したので、8.8等級はギリギリバックグラウンド光に消されない限界だが、はっきりとリング状の星雲が撮影できている。

Wikipedia 「環状星雲

20231108-m57.jpg

20231108-m57-fig.png 20231108-m57_raw.jpg
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20231108-m57-sim.jpg
M57の撮影視野をStellariumでシミュレーション

SkyWatcher MAK90で撮影

後日(11月14日)、MAK90で撮影した。

20231114-m57.jpg

SkyWatcher MAK90 1250mm, ZWO ASI 662MC, 20sec * 8枚スタック 20231114-m57-raw.jpg
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