16 November 2023

再度公園・森林植物園で紅葉刈り

紅葉刈りに、六甲山地にある再度公園と森林植物園にでかけてきた。

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区間時刻所要時間
阪神 元町駅 〜 神戸山手女子校前07:30 〜 07:4717分
神戸山手女子校前 〜 猩々池07:47 〜 08:2841分
猩々池 〜 大龍寺08:28 〜 08:3810分
大龍寺 〜 再度公園 修法ヶ原池08:38 〜 08:5315分
再度公園 修法ヶ原池 〜 森林植物園 長谷池08:53 〜 09:3542分
森林植物園 長谷池 〜 地下鉄 谷上駅10:12 〜 11:1260分

阪神 元町駅 〜 神戸山手女子校前

■ 阪神 野田駅 06:46発 → 尼崎駅 → 元町駅 07:25着 (運賃 320円)

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阪神元町駅で直通特急から下車

まだ通勤時間帯の寸前なので、ギリギリ座れるレベルだった。

駅を出て北に向かうと、兵庫県庁の建物群。ひときわ重厚なのが、1902年に建てられた兵庫県公館(旧兵庫県庁)。欧州のルネサンス建築を模して造られているらしい。

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兵庫県公館

県庁の建物群の間をまっすぐ北に坂を登っていくと、つきあたりが諏訪山公園。前回、ここから登山したときには諏訪山公園のスロープを登るコースをたどった記憶がある。

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六甲山地の緑が街に迫る諏訪山公園の山麓線沿いの景色。公園のスロープを登るとビーナスブリッジ・諏訪山山頂に至る

今回は、再度谷の最短コースをたどるため、諏訪山公園前の交差点から少し西にある、神戸山手女子高の分岐看板があるところまでゆく。

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再度谷の入口。神戸山手女子高・中学校の看板がある

再度谷(ふたたび だに)をここから最上流の猩々池(しょうじょう いけ)までひたすら登ることになるが、ほとんどの区間は「舗装道路・階段」となっている。

神戸山手女子校前 〜 猩々池

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神戸山手女子高前を過ぎてすぐ、大龍寺の20丁石がある (標高約70m)

20丁石のすぐ先の道が曲がるところに、神戸市水道局の再度接合井と表札の出ている建物がある。浄水場から配水池に向かう途中に設けられる施設が「接合井」。ウォーターハンマー現象を起こさないためのサージタンクかなにかなのだろう。Google航空写真を見ると、この建物の後ろに太い送水管が4本、再度谷川を渡っているのがわかる。

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神戸市水道局 再度接合井

大きな鋼製枠堰堤(諏訪山第2堰堤)の横を通過する。ここから先、いくつかの大きな堰堤の横を通過して谷を登っていく。

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再度谷の諏訪山第2堰堤

再度谷川に沿った舗装道路はどんどん細くなり、軽自動車がやっと通れるくらいの幅となる。

住宅や老人ホームなどがまばらに建ち並んでいて、舗装道路の終点は稲荷橋で、ここに登山者向けの公衆トイレがある。

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再度谷川に架かる稲荷橋。ここから先が山道(ハイキング道)となる (標高約140m)

登山道が堰堤の堤体をぶち抜いて通っている多々部堰堤を通過。登山道と堰堤の水通し部の高さが同じなので、理屈の上では問題ないのだろう。

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多々部堰堤の上流側と登山道 (標高約180m)

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大龍寺の8丁石横を通過していく、犬を散歩させるハイカー (標高約220m)

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再度谷の最上流部、まもなく猩々池に到達するすぐ手前。山道はコンクリート舗装されている (標高約250m)

山道は、ほぼすべての区間でコンクリート舗装などされていて歩きやすい。元町駅から1時間弱で、猩々池に到着。

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水が抜かれて湖底が見えている猩々池(しょうじょう いけ) (標高約280m)

猩々池 〜 大龍寺

猩々池から北へ、アスファルト舗装された市道を進んでいくと、こんな山奥に飲食店がある。インターネットなどで集客営業しているから成り立つ仕組みなのだろう。

そこから先は、大龍寺まで普通の山道になり、やっと「大師道」という雰囲気となる。

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猩々池から北へ。市道の舗装道路の先は山道となる (標高約330m)

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大龍寺 仁王門 (標高約360m)

大龍寺 〜 再度公園 修法ヶ原池

大龍寺の石段は登らず、すぐ左側の山道を進む。その先で大龍寺の境内から降りてくる道が合流するので、境内を見たいなら通り抜けて来ることも出来るのだろう。

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再度越の分岐点を右へ。再度山の西側を回り込む形で修法ヶ原池へ降りていく

緩やかに坂を降りると、すぐに修法ヶ原池(しおがはら いけ)の畔に出る。

モミジは紅葉が全く始まっていない緑のものと、赤く紅葉したもの、既に散ってしまったり茶色く変色してしまったものが入り混じっている。

概して、紅葉「不作」の年のようだ。

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修法ヶ原池と、緑と赤の混じったモミジの紅葉 (標高約380m)

多くのモミジは、既に散り染めて枯れ枝だけになっている。その散ったモミジの葉はこげ茶色なので、赤くならずに茶色くなって落葉したのだと思う。

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修法ヶ原池と、最もキレイに赤くなっていたモミジ、ドウダンツツジ

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真っ赤に色づいたモミジ。今年はキレイに色づいたモミジは少ない

再度公園 修法ヶ原池 〜 森林植物園

外国人墓地の手前を左折し、仙人谷を下る。修法ヶ原堰堤の横を過ぎて少し行くと、モミジが植えられた小さな原っぱがある。

例年、この時期には真っ赤に紅葉したモミジがキレイなのだが、今年は茶色に変色したものや既に落葉したものばかりだ。

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仙人谷のモミジが植えられた原っぱを横切ると、すぐ先に洞川湖がある (標高約350m)

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洞川湖(どうがわこ 標高約340m)。対岸に釣りをしている人が居る

釣人の背後には、洞川堰堤のコンクリート堤が見えている。

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洞川湖の湖畔に並んだメタセコイア

洞川湖を半周回った対岸に、森林植物園 学習の森の入口がある。

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洞川湖に面した「森林植物園 学習の森」の入口

学習の森の坂道を登って10分ほど歩くと、森林植物園の西門がある。

ここの切符売り場は閉鎖されていて、コイン投入式の自動ゲートがあるだけ。阪神電鉄のSTACIAカードを持っていても割引(1割引になる)を受けられず、300円を自動ゲートに投入した。

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森林植物園 西門前の広場 (昼頃になると太陽光があたり、ずっとキレイに見えるだろう)

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森林植物園の長谷池(はせいけ)。モミジは赤というより茶色

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長谷池の湖畔に映える真っ赤なラクウショウ

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長谷池の湖畔で昼食(大きなチョコチップメロンパン、ミルク バウムクーヘン、inゼリー)

inゼリーは北アルプス登山に備えて期限切れ寸前食品店で100円で購入したもの。

軽食後の10時頃より、空は薄曇り状態となり、ますます紅葉がこげ茶色に見えるようになる。

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森林植物園のカモシカ。2020年生まれのサニー

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森林植物園のドウダンツツジ

モミジが茶色く変色してしまっているのに比べ、ドウダンツツジの見事な赤やオレンジが目を引く。

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森林植物園 ウリハダカエデもキレイに黄葉している

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森林植物園 サザンカは満開

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森林植物園 正門前のメタセコイア

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森林植物園 正門前のサンタとトナカイ

森林植物園 〜 地下鉄 谷上駅

森林植物園の正門から谷上駅までは、新興住宅街と太陽光発電所の間に流れる水路(丸山川)沿いの道をまっすぐ1時間ほど歩くだけだ。

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丸山川沿いの山田道を下っていく (標高約400m)

川沿いに行くと、長尾山排水管理施設の手前で道は山間部へ。

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長尾山排水管理施設を迂回するため、山間部の「ささぶ峠」を通るハイキング道(山田道)

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丸山堰堤の横を通り抜けると、すぐに谷上の高速道路高架橋が見えてくる

想定通り、ちょうど1時間で谷上駅に到着。駅構内のスーパーマーケットで、おやつ用のはんぺん(丸天 4枚入り 116円)を買う。これは三宮でネットカフェに入り食べる予定。

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地下鉄 谷上駅

■ 地下鉄 谷上駅 11:26発 → 三宮駅 11:37着 (運賃 280円)

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地下鉄 三宮駅降りてすぐの、快活CLUBへ

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スーパーで買った丸天と、快活CLUBのドリンクバー(230円/30分)

■ 阪神 神戸三宮駅 12:20発 → 西宮 → 野田駅 12:54着 (運賃 320円)

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阪神 西宮駅 (特急から急行に乗り換え)