06 October 2023

六甲山地 七兵衛山へ。秋の「低山登山」シーズン開始

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■ JR東西線・神戸線 海老江駅 07:43発 → 尼崎 → 芦屋 → 甲南山手駅 08:02着 (運賃 320円)

通勤時間帯に乗車した東西線・神戸線は、ほぼ着席定員100%くらいの乗車率だった。しかし、立ち席の客はほとんどおらず、一昔前の「ラッシュ」という雰囲気は無い

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JR甲南山手駅

甲南山手駅を出ると、甲南女子高校・中学校の制服を着た女学生が、斜め右方向の坂道を登っていく。私は、斜め左方向の甲南女子大学に続く坂道を登っていくが、女子大生が道を歩いている姿を全く見かけない

途中で、学生を満載した真っ赤なスクールバスが追い抜いていったので、(高校・中学と違い)大学生にはバスが用意されているようだ

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甲南女子大学前を通り過ぎると、すぐに登山口となる

駅から舗装された坂道を10分ほど登ってきたところが、(登山道)魚屋道の登山口

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魚屋道の登山口 (標高約85m)

宮川(高橋川)に沿って登っていく

宮川第二堰堤を通過し、甲南堰堤の横を通り過ぎたところに、魚屋道が谷底から尾根筋に登る道が分岐している

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甲南堰堤 (1974年竣工)

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宮川の谷底から、尾根まで標高差50mほど登る

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尾根に出ると、少し緩やかな坂道になる

紫陽花などの植林が新たに加わった尾根筋には、「秋の七草」フジバカマの白い花が所々に咲いている

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フジバカマ

フジバカマは、北アルプスなどの高山で見かけるヒヨドリバナやヨツバヒヨドリと同じキク科ヒヨドリバナ属

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タデ

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甲南女子大学に続く尾根の最高地点は、鉄塔が立つ禿山 (標高約330m)

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ススキの穂が開いている

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ゴロゴロと大きな岩が露出したところを進んでいくと、風吹岩に至る

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風吹岩 (標高437m)

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風吹岩には、野良猫が数匹住み着いている

風吹岩から5分ほど北に歩くと、横池がある

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横池(雄池) (標高約440m)

前回、6月16日に登ったときには池の水位が高く、湖岸を歩くことができなかった

そのときに比べれば、だいぶ水位が下がっていて、再び湖岸を歩くことができるようになっている

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横池の湖岸を掘り返しているイノシシ。近づいても全く逃げる様子がない

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横池(雌池)

数年前に、横池付近から七兵衛山に続く尾根道に沿った木々が伐採され、禿山になっていたのだが、今はかなり植生が回復している

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横池から七兵衛山へ向かう尾根道

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コウヤボウキ

コウヤボウキは「草」ではなく小低「木」

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フサフジウツギ

そこら中に、ジョロウグモの巣があって、気をつけて歩いていないと巣に突っ込んでしまうことがある

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ジョロウグモ

横池から15分ほど歩いて、七兵衛山の山頂に到着

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七兵衛山の山頂休憩所(ベンチ) (標高462m)

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七兵衛山からの眺め。六甲アイランドが中央付近に見えている

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おやつは「どら焼き」

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七兵衛山より、スギの植林の中を下る

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水平道が風吹岩からの道と合流する地点

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金鳥山の休憩所 (標高約310m)

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金鳥山から保久良神社に向かう階段。逆光に桜並木が光っている

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保久良神社 (標高約180m)

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保久良神社鳥居の横にある「灘の一つ火」

保久良神社から市街地に降りる参道には、近所の人が植えた花が咲いている

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ヒガンバナ

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フヨウ

阪神深江駅に向かう途中、業務スーパーで昼食の弁当を買おうと駐車場を横切ろうとしたところ、車止めに躓いて大転倒。左足のヒザを盛大に擦りむき、履いていたパンツも破けてしまった

駅まで残り数百メートルという市街地で転ぶとは... 疲れていても、街に下りてきても、足元には注意を払えということですね

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転んで膝の部分が破けたパンツ (ユニクロ スリムフィット チノ 2021年版 01-32-7N037C)

■ 阪神本線 深江駅 11:16発 → 西宮 → 尼崎 → 野田駅 11:45着 (運賃 300円)

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阪神 西宮駅 (普通から特急に乗り換えた)