26 October 2023

ハイセンス製4Kテレビ 43A6H サービスモード、ホテルモード設定

先週購入したハイセンス製4Kテレビ 43A6Hで、サービスモードに入り各種設定するためのメモ。

TVSレグザのテレビとほぼ同じものと思われる。

HISENSE 43A6Hでのサービスモードに入る方法

サービスモードに入る方法は、Youtubeの投稿「【50E6800】サービスモードにて視聴累積時間確認方法を実演/ハイセンス液晶テレビ」に書かれている方法を使った。

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(1)普通にテレビを見ている状態で、[消音]ボタンを1回押して、消音状態にする
(2)消音状態のときに[消音]ボタンを長押し(押したまま)とする
(3)[消音]ボタンを押したままの状態で、本体下部のジョイスティックを手前に1回倒す

画面の左上にパラメータの16進設定ウインドウ(青紫ボックス)が表示され、画面の右上には「S」という文字アイコンが表示される

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パラメータの16進設定ウインドウ

パラメータの16進設定ウインドウでの設定

リモコンのカーソル上下キーボタン [↑][↓] で項目をスクロールし、チャンネル変更ボタン [↑][↓] で値を1ずつ増減できる。

それぞれの項目・値が、なんとなくは想像できても、実際に何を指しているかは不明。

設定値は16進数と2進数の両方が同時に表示されている。

項目 設定値 (値の意味, 推測)
RCUT 80H R cut off
GCUT 80H G cut off
BCUT 80H B cut off
RDRV 60H R drive
GDRV 6CH G drive
BDRV 76H B drive
CNTX 80H contrast max
BRTC 80H brightness center
COLC 80H color center
UVTT 80H base band tint
SHRC 80H
4IRX 00H
4ICX 14H
4IRW 00H
4ICW A4H
DIRX 00H
DICX 00H
DIRW 00H
DICW 00H
DPRX 00H
DPCX 00H
DPRW 00H
DPCW 00H
VOLX 32H max limit of volume control
OPT1 00H
OPT2 00H
OPT3 01H
OPT4 2BH
OPT5 51H

表の元データ(odsワークシート形式)をダウンロードする

情報表示(Self Check, Version Indo, ID Number)

パラメータの16進設定ウインドウが表示されている状態で、リモコンの[9]チャンネルボタンを押す。

[9]ボタンを押すたびに画面が切り替わり、次のような表示を見ることが出来る。

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info表示

一番上のtimeが、総使用時間だと思われる。この写真の場合は9時間。

20231026-43a6h-info-02.jpg
version check表示

Bootloaderのファイル名に「TVS」のキーワードが入っている。TVSレグザのものを流用しているのだろう。

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ID number表示

ID 7に「43A6G」と表示されているので、この機種(A6H)が旧機種A6Gのマイナーバージョンアップ版ということも分かる。

システムログと電波強度表示(Error Count, Signal Level)

パラメータの16進設定ウインドウが表示されている状態で、リモコンの[8]チャンネルボタンを押す。

[8]ボタンを押すたびに画面が切り替わり、次のような表示を見ることが出来る。

20231026-43a6h-errorcount.jpg
Error Count表示

上の画面では、2回行ったファームウエアのアップデート日時がSW_UPDATEの行に記録されているだけだが、システムコンポーネントにエラーがあれば、ここに記録されるのだろう。

リモコンのカーソル右キーボタン[→]で、1/5〜5/5の各ページに切り替えできる。

このError Count表示のときに、さらにリモコンの[8]チャンネルボタンを押すと電波強度ログ Signal Levelの表示となる。

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Signal Level表示

[8]チャンネルボタンを押すごとに、TD(地上デジタル)、BS、CS、Signal Errorの順に表示される。

ホテルモード 設定

REGZA ホテル客室用テレビ に解説されいるような機能を実現する設定ができる。

パラメータの16進設定ウインドウが表示されている状態で、リモコンの[10]チャンネルボタンを押す。

赤の「< ... >」で囲まれたところが、現在カーソルのあるところで、リモコンのカーソル上下キー「↑」「↓」で項目間を移動し、左右キー「←」「→」で値を切り替えられる。値を切り替えた後、リモコンのカーソルキーの「OK」ボタンを押して確定する。

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Hotel Option設定 Page 1

電源ON時の初期チャンネルなどを設定できます。私はPower On InputをTD(地上デジタル)として運用しています。

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Hotel Option設定 Page 2

電源OFF/ON時のチャンネル初期化設定。私はこれをONにして使っています。

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Hotel Option設定 Page 3

最大ボリューム値の設定はここで行えます。私はボリュームをMAX 50設定にしました。

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Hotel Option設定 Page 4

BS/CS/地上デジタル/BS4K のそれぞれの無効化設定

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Hotel Option設定 Page 5

アナログビデオ入力/HDMI 1〜3のそれぞれの無効化設定

スペクトラム表示

パラメータの16進設定ウインドウが表示されている状態で、リモコンの[11]チャンネルボタンを押す。スペクトラム表示とDelay Profileがトグル表示となる。

20231026-43a6h-spectrum.jpg
Spectrum表示

放送を受信しているときは、どれくらい「電波強度の高い中心周波数」からチューナー設定がずれているか、この統計グラフで分かるようになっている(ようだ)。

テストパターン表示

パラメータの16進設定ウインドウが表示されている状態で、リモコンの[入力切替]ボタンを押す。

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R/G/B/グリッドパターン表示ができる

USB HDD内部故障情報表示

パラメータの16進設定ウインドウが表示されている状態で、リモコンの[青]ボタンを押す。

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