04 July 2023

Aonijie アルミニウム ウルトラライト トレッキングポールの購入と、七兵衛山・風吹岩でのテスト使用

Aonijie アルミニウム製 3段 折りたたみトレッキングポール

Amazon.co.jpで売られている折りたたみ式ウルトラライト・トレッキングポール。

モンベルのU.L.フォールディングポールに似たコンセプトと仕様なのに、価格は3分の1と激安

一体どんなものなのか、購入して使ってみた

Amazon.co.jpで購入

Aonijie 3 piece Aluminum Poleの価格はなんと4,999円。ほぼ5,000円ということで、激安。そしてウルトラライト仕様

質量全長収納全長価格(2本)
Aonijie 3 piece Aluminum Pole (110)160g110cm37cm5,000円
Aonijie 3 piece Aluminum Pole (120)173g120cm40cm5,000円
モンベル U.L.フォールディングポール 113147g103〜113cm36cm13,860円
モンベル U.L.フォールディングポール 113153g110〜120cm39cm14,300円

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Aonijieの公式Webサイトから、仕様をコピペすると...

Running Poles / Aonijie 3 piece Aluminum Pole
Specifications
  • Wristband - polyester + Hypalon
  • Handle - EVA
  • Poles - alloy + carbon
  • Pole tip - Tungsten tip
  • Length options - 110cm, 120cm
  • Weight - 110cm/153g, 120cm/162g
Features
  • Aluminum 3-piece pole
  • Super lightweight design for trail running or fastpacking.
  • Aluminum poles with carbon linking points as a combination not only help you save on weight it also keeps vibration through the pole to a minimum.
  • Convenient storage as the pole folds up in three sections with a
  • fourth sliding in. Total folded length 40cm.
  • Removable top piece for if you need to tighten the inner drawstring to keep a tighter fit.
  • To assemble the pole line up the 3 foldable sections and pull the top section down until the locking button pops out. To fold up push the button in retract the pole and fold the rest.
https://www.aonijie.info/product-page/aonijie-3-piece-aliminium-pole

重さが微妙に違うのが気になるが、製造年限により少しずつ仕様が違うのかもしれない

本体をじっくり見てみる

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Aonijie 3 piece Aluminum Poleの質量は実測165g

比較対象として、これまで使ってきた伸縮式アルミニウム トレッキングポールは...

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Wilder アルミニウム伸縮式トレッキングポールの質量は実測258g

このWilderアルミニウム伸縮式トレッキングポールの仕様は、質量257g, 伸縮範囲65〜135cm, 2,955円(2016年9月 Amazonで購入)

分解してショックコードの取り付け状態も確認してみる

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グリップ上部のストラップはネジ式で、外すと中にショックコードの結び目あり

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先端のポール付け根のプラグ(ネジ式)を外すと、ショックコードの結び目がある

切れたら簡単に交換できそうな構造だ

七兵衛山・風吹岩へ、トレッキングポール試用に出かける

早朝6時半、自宅を出て下福島公園を横切る

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近隣の高齢者が集うラジオ体操の時間だった

■ JR東西線・神戸線 海老江駅 06:43発 → 甲南山手駅 07:09着 (運賃 320円)

この時間帯は、尼崎で快速や新快速に乗り換えなくても、新福島から西明石に向かう普通列車が最速で甲南山手に到着する

乗り換えがないので楽だ

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JR甲南山手駅

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甲南山手駅の列車線を、下りの福山レールエクスプレス(EF210-124)が通過

JR貨物時刻表 列車番号67 東京貨物ターミナル 20:49発 東福山 08:56着の列車にしては、通過時刻が遅すぎるため、臨時でしょうか...

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区間 時刻 所要時間
JR甲南山手駅 〜 保久良神社 07:12 - 07:38 26分
保久良神社 〜 金鳥山 休憩所 07:38 - 07:52 14分
金鳥山 休憩所 〜 風吹岩 07:52 - 08:20 28分
風吹岩 〜 横池(雄池) 08:20 - 08:26 6分
横池(雄池) 〜 七兵衛山 08:26 - 08:46 20分
七兵衛山 〜 金鳥山 休憩所 08:55 - 09:22 27分
金鳥山 休憩所 〜 保久良神社 09:22 - 09:36 14分
保久良神社 〜 JR甲南山手駅 09:36 - 09:59 23分

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JR甲南山手駅前から六甲山地方向。日が昇るにつれ雲が減ってきているが、まだかなり残っている

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保久良神社に登る道に咲くアジサイ

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保久良神社 (標高約170m)

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保久良神社の裏手、金鳥山に登る石段の入口

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保久良神社から金鳥山に続く石段。岡本花回廊の桜並木 (標高約230m)

私の身長(178cm)に対して、トレッキングポールの適正な長さは約112cm(178×0.63=112)。今回購入したものが110cmなので、ほぼ適正長さ

段差のキツイ石段を、かなり楽に登れたうえ、ポール自体のビビリなどは起こらなかった。岩場などで強力な曲げの力が掛かるとどうなるのかはわからないが、普通の階段や坂道は問題なく使えるようだ。

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金鳥山の休憩所への分岐点標識 (標高約320m)

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金鳥山の休憩所からの眺め。まだかなり早朝の霧が残っている

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水平道と風吹岩方向が分岐する地点

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八幡谷の最上流部。杉林の谷を上り詰めていく

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雑草が茂る尾根道を進む

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魚屋道に合流し、風吹岩・六甲山最高峰方向へ

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風吹岩の直下、岩ゴロゴロのガリー化した道を登る

トレッキングポールを岩の隙間に差し込んで、折って破損させないように注意して進む

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風吹岩 (標高437m)

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試用中のトレッキングポール

ここまで、トレッキングポールにはなんの問題も起こらず。登りで体重分散できたため、かなり楽だった

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風吹岩から見た七兵衛山

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一面にスイレンが咲いている横池(雄池) (標高約440m)

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横池(雌池)

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霊芝(マンネンタケ)とカワラタケ

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荒地山・打越山の稜線上の道。数年前の一斉伐採後に、ここまで植生が回復している

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七兵衛山 (標高462m)

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七兵衛山からの眺め

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七兵衛山から降り、水平道と合流する地点

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杉林の中を通っている水平道

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金鳥山の休憩 (標高約320m)