2023年12月にNHKのBS放送が再編され、BS 1, BS Premiumが統合され BS 2K になるのがほぼ確定している。現状、BS Premium と BS 4K は"ほぼ同じ"番組を放送しているため、結果としてBS PremiumとBS 4Kの重複をなくすだけとも考えられる。
自宅のテレビにはBS/CS 4Kチューナーが無いため、このままでは受信料を払ったにもかかわらず、放送が見れないということになる。登山・自然・紀行・歴史などの番組を見るためにNHK受信料を払っているようなものなので、なんとしてもBS 4K見れるようにしよう...
4Kチューナー購入した。
どのチューナーにするか
価格COMでは4,000円前後で売られている3機種(IO DATA、シャープ、マスプロ)は、背面端子のレイアウトが完璧に一致しているので、同一商品(のOEM)だと思われる。
おそらく、電波受信機器の専業メーカー マスプロ電工が設計して、他2社にOEM提供しているのだろうと想像する。
今回は、台湾のシャープ製を購入した。
ヨドバシ.comで販売されている SHARP 4S-C00AS1
ポイント還元を考慮すると、4,570円 - 457 P = 実質 4,113円 となる。
SHARP 4S-C00AS1 正面・背面
テスト稼働
BS1812190(2018年12月20日) から BS1909122(2019年10月16日) にアップデートした。
4S-C00AS1のアップデート履歴は SHARP ソフトウェアダウンロードサービス に掲載されている。
BS2KのBS Premiumの表示と比べると、ブロックノイズが少なめ。倍のスロットを使っているので、ダウンコンバートしても高画質なのは当たり前か...
- BS 1 : 1440x1080, BS右旋15ch 20スロット
- BS Premium : 1920x1080, BS右旋03ch 18スロット
- BS4K : 3840x2160, BS右旋17ch 40スロット
「ファミリンク」というのが、HDMI CECのことのようだ。「ファミリンク」(SHARP)、「ブラビアリンク」(SONY)、「ビエラリンク」(Panasonic)と、日本メーカーは妙な名前をつけているものだ。こんなことしてるから負け組になるのも分かる気がする...
HDMI CECをONにしておくと、テレビ側から主な機能はコントロールできる。
テレビ側リモコンの「番組表」ボタンで、4Kチューナー側の番組表が呼び出せる。また、テレビの電源をOFFにすると、4Kチューナーの電源も自動的にOFF追従する。
受信信号強度を表示する (BS-17chでNHK BS Premiumのチャンネルの受信強度)
BS 2K時代のケーブル、分配器を使っているが、右旋の電波は問題なく受信できている。左旋の電波は全く受信できない(信号強度ゼロ)なので、住んでるマンションではもとから送信されてきていないのだろう。
工場出荷時は8チャンネル表示で"小さすぎて見にくい"ので、5チャンネル表示に拡大表示した。
外付け2.5インチ USBハードディスク(バスパワー方式)を取り付けて録画を行うことができた。(取扱説明書には、バスパワー方式は接続しないようにと書かれているが、今回はHDDの消費電力が少ないのか問題はなかった)
画面上に表示される残量表示などより、250 GBytesのハードディスクで、約18.1時間の録画ができるようだ。