岡本公園の梅林と、保久良神社の梅林が見頃になったので、今年初めてのウォーミングアップ登山として観に行ってきた。
ヤマレコの記事 『岡本・保久良梅林と七兵衛山』
GPSログ
区間 | 距離・標高差 | 所要時間 |
---|---|---|
JR摂津岡本駅 〜 岡本公園 | 0.8km , 25m → 55m | 10分 |
岡本公園 〜 保久良神社 梅林 | 0.85km , 55m → 175m | 15分 |
保久良神社 〜 金鳥山 | 0.7km, 175m → 338m | 14分 |
金鳥山 〜 七兵衛山 | 1.8km , 338m → 462m | 26分 |
七兵衛山 〜 黒五谷第二堰堤 | 1.1km , 462m → 400m | 18分 |
黒五谷第二堰堤 〜 風吹岩 | 2.2km , 400m → 437m | 34分 |
風吹岩 〜 保久良神社 | 2.0km , 437m → 180m | 38分 |
保久良神社 〜 JR甲南山手駅 | 2.4km , 180m → 10m | 26分 |
今日は新福島から乗車。通勤時間帯のはずだが、大阪市内から外へ向かう列車は空いている。尼崎で乗り換えた新快速列車も、かろうじて座れる席が空いていた。
■ JR東西線・神戸線 新福島駅 08:43発 → 尼崎 → 芦屋 → 摂津本山駅 09:11着 (運賃 400円)
岡本公園の梅林
摂津本山駅で下車し、天上川に沿って八幡谷の入口付近を目指す。保久良神社のある尾根が眼前に広がり、岡本八幡神社の少し手前に、岡本公園(梅林)への分岐点標識がある。
摂津本山駅から10分歩き、標高約60mの岡本公園の入口に到着。この辺りの公園は、イノシシ侵入防止のゲートが取り付けられている。フェンスには、「摂津岡本 梅祭り」の中止を知らせる貼り紙が取り付けられている。
5分ほど梅林を見学し、再び天上川に沿って登る。道の突き当りに岡本八幡神社。
神社の横に天上川公園があり、ここが登山口だ。
保久良神社と梅林
天上川公園から九十九折の舗装園路を登る。標高差100mほど登ると、保久良神社の梅林がある。
岡本公園梅林から歩くこと約10分、保久良神社梅林にやって来る。
保久良神社から金鳥山・水平道を経由して七兵衛山へ
保久良神社から金鳥山まで、標高差150mの階段が続いている。この階段は段差が大きく、歩く人はほぼ全て階段の横の斜面を登り降りしている。
今日は平日だが登山道を歩いている人が割と多く、金鳥山までの間で10人ほどを追い抜いた。
桜は全く咲いていない、まだ枯れ木状態だ。
保久良神社梅林より、およそ15分で金鳥山の休憩所に到着。
休憩所のベンチは全て空いている。ここから見る神戸市中心部方向の景色は、少し霞んでいる。黄砂なのか、花粉なのか...。
六甲山に向かう登山道から少しだけ分岐し、金鳥山の山頂に続く笹薮の登山道に入る。秋の終わりに除草され、冬の間だけ開通している道だ。
金鳥山を出発し、150mほど行ったところで水平道が分岐する。
六甲山方向への登山道から水平道(七兵衛山方向)が分岐する地点
水平道(森林管理道)は杉の群落の中を進んでいく。
スギ花粉はピークのはずだが、杉の葉は緑色をしていて、真っ黄色な花粉袋が鈴なりのようには見えない。花粉対策された品種の杉が植林されているのだろうか...
前日3月9日 NHK気象予報の花粉予報は「非常に多い」だった
水平道と七兵衛山に登る登山道では、すぐ後ろを1人の登山者が歩いているのを見かけたほかは、誰ともすれ違わなかった。 のんびり孤独に、気持ちよく登山が出来た。
保久良神社梅林から歩くこと40分、標高462mの七兵衛山に到着。お昼ご飯にはまだ早い時間だからなのか、誰も居ない
山頂からの眺めはかなり霞んでいて、すぐ目の前にあるはずのJR神戸線(甲南山手駅 〜 住吉駅)付近の街並みですら、不明瞭だ。
大気汚染レベルがどれくらいだったかといえば...
環境省の観測データ(大阪市中央区)によれば、PM2.5が 28 μg/m^3 , NOxが 0.044 ppm で、それぞれ環境基準値が 日平均 35 μg/m^3以下 と 0.06 ppm(NO2)以下 なので、ぎりぎり基準値内...
誰も居ない山頂で、のんびりと昼食。以前に購入したときより、すこしだけ卵焼きの大きさが小さくなっている... 。ここにも、インフレの波が
ウクライナ戦争でインフレ続伸が懸念されるため、外食及び不要不急な行動をさらにカットして、もっと節約しなくてはいけない。 (もう絞り出すところ無さそうな気もする...)
七兵衛山の山頂で食べた昼食(藤本食品 だし巻き玉子のお弁当 321円)
七兵衛山から黒五谷を経由し風吹岩へ
昼食で20分ほど休憩して、七兵衛山を下山。尾根上の最短コースではなく、いったん黒五谷に降りる。
標高差30mほど降りて打越峠。 登山道のクロスポイントにあるベンチには、誰も座っていない。
さらに標高差60mほど降りると、黒五谷の底を流れる渓流までやってくる。
ここから再び、谷底に沿って緩やかに登り返しとなる。
秋には一面の紅葉となるカエデ群落の間を進んでいく
谷底の渓流に沿った道は徐々に登って行き、七兵衛山を出てから30分で六甲山へ向かうメインルートの魚屋道に合流する。
黒五谷から道が、六甲山頂へのメインルート魚屋道に合流する(標高440m)
魚屋道(ととやみち)を登山口方向へ「逆走」するが、風吹岩までの間で10人程度とすれ違っただけだ。 平日なので、メインルートでさえ歩く人はほとんどいないようだ。
魚屋道が、七兵衛山から風吹岩に続く尾根上の最短コースと合流する。最短コースを歩けば20分ほどだが、今日は黒五谷に降りて大きく迂回して歩いてきたので、40分ほど掛かっている。
魚屋道が、七兵衛山から風吹岩に続く尾根上の最短コースと合流(標高460m)
少し道をそれて横池へ。まだ、オタマジャクシは泳いでいなかった。
七兵衛山から51分、風吹岩に到着。岩の上に5人ほどと、鉄塔の下に5人ほどの登山者が居るだけで、今日は空いている。
風吹岩から保久良神社へ
金鳥山の休憩所を過ぎると、保久良神社の階段道となる。神戸市内方向や大阪市方向の眺めがよい。
大阪市内方向の景色も霞んでいて、霞の中に梅田付近のビル群がかすかに見えている。
金鳥山の休憩所から少し下ったところから見た芦屋・大阪市方向の景色 (JR芦屋駅と御前浜の間辺り、ずっと先に梅田のビル群のシルエットが見える
風吹岩から歩くこと38分、標高180mの保久良神社まで降りてきた。
保久良神社から延々と坂道を下り、甲南山手駅へ。
■ JR神戸線・東西線 甲南山手駅 12:41発 → 芦屋 → 尼崎 → 海老江駅 13:02着(運賃 310円)