13 November 2021

再度公園・森林植物園へ紅葉刈り

六甲山地にある再度公園と神戸森林植物園に、見頃を迎え始めた紅葉を見に行ってきた。

ヤマレコの記事 『六甲山系紅葉刈り(新神戸 〜 再度公園・森林植物園 〜 谷上)

GPSログと主要地点間の所要時間

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区間通過時刻所要時間標準コースタイム
三宮駅 〜 新神戸駅08:21 〜 08:3817分
新神戸駅 〜 城山08:38 〜 09:1234分
城山 〜 二本松(自動車道合流)09:12 〜 09:2210分60分
二本松 〜 大龍寺09:22 〜 09:4321分25分
大龍寺 〜 再度公園09:43 〜 09:5613分20分
再度公園 〜 植物園西口09:56 〜 10:4751分
植物園西口 〜 植物園正門10:47 〜 11:4052分(50分)
植物園正門 〜 谷上駅11:40 〜 12:2343分45分

新神戸の登山口へ

土曜日の早朝、阪神電車の混雑はどんなものだろうか...。野田駅から西宮駅までの急行は、いつも通り空いている。西宮駅で乗り換えた直通特急は、立ち席が出るほどの混雑。

緊急事態宣言時が懐かしい。

■ 阪神本線 野田駅 07:39発 → 西宮 → 神戸三宮駅 08:15着 (運賃 310円)

神戸三宮駅で下車。2021年2月に取り付けられたホームドアで、電車がほとんど見えなくなってしまった。

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阪神 神戸三宮駅に到着した直通特急

三宮駅を出て、新神戸へ向かうシンボルロードを歩く。ふり返ると、2021年4月に開業した神戸三宮阪急ビルが見えている。学生時代に、これと同じデザインの「電車の線路が貫通しているレンガ造り風のビル」がここにあったのだが、阪神・淡路大震災で倒壊してしまった。震災後20年以上経って、やっと建て替わった。

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神戸三宮阪急ビル

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新神戸駅と背後に見える城山(滝山城址)

新神戸駅(登山口) 〜 城山 〜 二本松

新神戸駅の背後に見える小高い山が、これから登る城山。急傾斜の山だ。新幹線の高架下をくぐり抜け、布引の滝方向に向かう坂道を少し登ると、城山に向かう登山道が分岐する。駅のすぐ横、ここが登山口。

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新神戸駅のすぐ横にある城山登山口

登山口に滝山城址の説明地図が掲示されていて、ここが室町時代から鎌倉時代に移り変わる動乱の時代に築かれた城だということだ。その後、戦国時代に松永久秀が大幅に改修したのが、今残っている城址だとのこと。

登山道は、登り始めから急登の連続。尾根沿いの道は、深くえぐられた窪みにくねくね道。この城が使われていた時代も、攻めにくい城だったのだろうか。

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城山(滝山城址)の登山道

10分ほど登ってくると、頭上に布引ハーブ園に向かうロープウェイが通っている。

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頭上を布引ハーブ園に向かうロープウェイが横切っている

新神戸の登山口から22分、急登が終わり、布引の滝・さるのかけ橋から来た道と合流する。展望が開け、ハーブ園から摩耶山までの山並みが見える。

すぐ下には布引ダムが見えているはずだが、木々が邪魔して全く見えない。

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布引ダムの谷を挟んだ向こうに、布引ハーブ園から摩耶山までの山並みが見える

城山の北斜面をトラバースするなだらかな道をしばらく行くと、尾根の鞍部に滝山城址の説明地図が掲示されている場所に出る。

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尾根の鞍部に、城址の説明地図が掲示されている

さらに数十メートル行くとベンチのある東屋があり、その先に山頂。山頂には滝山城址の石碑が立っている。

ここまで、新神戸の登山口から約30分だ。

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城山山頂の滝山城址石碑

城山山頂からさらに350mほど、なだらかな下り坂を歩いていくと、市章山・堂徳山からの道と合流する。去年の12月に、堂徳山から来てここで合流したことを覚えている。

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市章山・堂徳山からの道と合流する

その合流点の少し手前に、見事に色付いたカエデ。去年もこの辺りはきれいに紅葉していたが、今年は紅葉しているのはこの1本だけだった。

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城山登山道で紅葉していた、たった1本のカエデ

新神戸の登山口から42分、約1.5kmの地点の二本松バス停に到着。ここで再度山ドライブウェイに合流する。

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二本松で再度山ドライブウェイに合流する。バス停と湊川神社神苑の石碑がある

二本松 〜 大龍寺

二本松から500mほど、再度山ドライブウェイを歩く。去年の12月は、ドライブウェイ沿いのカエデがきれいに色付いていたが、今日は1本も紅葉していない。青もみじ状態だ。

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再度山ドライブウェイ沿いのカエデは、全く紅葉が始まっていない

去年の12月にドライブウェイを歩いたのは「平日」だったので、一般の自家用車は全く見かけなかった。今日は時折、一般の自動車が走っているのを見かける。再度公園や森林植物園で紅葉が見頃だと報道されているが、車で来る人はそれほど多くはないのだろう。

二本松から500mほど行った所で、登山道と道路が近接している地点がある。ここで、斜面を少し登って登山道に入る。

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再度山ドライブウェイから登山道に入った地点

大竜寺の少し手前に、毎日登山発祥の地の石碑と東屋がある。去年の12月はここで昼食を食べた。今回は、昼食は森林植物園で食べる予定なので、通過する。

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大竜寺の少し手前、善助茶屋跡・毎日登山発祥の地の石碑と東屋

新神戸の登山口から1時間5分、2.9km地点の大龍寺の門前に到着。ここまで、ほとんど登山者とすれ違わなったが、ここは六甲山全山縦走路が横切っているので、次々と須磨の方から登山者がやって来ている。

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大龍寺の門前。カエデが真っ赤に色付いている

今回は、大龍寺に入らず、仁王門前の階段の入り口で左側の巻き道に入る。

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大龍寺の仁王門前石段

大龍寺 〜 再度公園

大龍寺と再度山の巻き道を行くと、5分ほどで鍋蓋山への道との分岐点。すぐ左手に再度越(峠)が見える。

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再度山直下の再度越(峠)

再度越を過ぎると、山道が再度公園の園路に変わり、土の道が砂利を敷いた道に変わる。そのまま緩やかに坂を下っていくと道路があり、その向こうに修法ヶ原池がある。

ここから先、見事に色付いたカエデがたくさんある

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再度公園の園内道路を横切り、修法ヶ原池の畔に向かう

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再度公園 修法ヶ原池の畔の色付いたカエデ並木

カエデとドウダンツツジが見事に紅葉している

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再度公園 修法ヶ原池

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再度公園 修法ヶ原池と色付いたカエデ

カエデの色づきは、黄色と赤が混じった状態で、完全に紅葉するのはあと少しかかるのかもしれない

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再度公園の色付いたカエデ

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再度公園 真っ赤な落ち葉

再度公園 〜 森林公園

再度公園の修法ヶ原池を半時計回りに半周し、ログハウス(風楽山荘)前から園路に出る。公園の北端に沿って歩いていくと、外国人墓地がある。

外国人墓地入口の道路沿いのカエデは、まだ緑のもののほうが多い。

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外国人墓地の入口

そのまま園路を歩いていくと、再度山ドライブウェイに行き当たる。その合流点にバス停があり、ちょうどバスが出発するところだった。

この三宮から森林公園までを結ぶ25系統のバスは、土日のみの運行で1時間に1本。三宮から森林公園まで乗車すると、なんと560円。2時間歩くか、560円かの踏み絵ですか...

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再度公園バス停を出発する市バス

再度山ドライブウェイを横切り、ここからはドライブウェイに並走する山道を歩く。

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再度公園から学習の森までの山道

再度公園バス停のところから10分ほど山道を歩くと、湊川の最上流部の渓流があり、小さな木橋を渡ると分水嶺越の道と交差する。この渓流沿いの湿地帯にはきれいに色付いたカエデの木が多かった

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分水嶺越の道と交差する地点

ここから無料開放されている学習の森(森林植物園の一部分)を通って行くことも出来るが、今回は最短コースとなるドライブウェイに並行した山道を行くことにする

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分水嶺越の道から分岐し、森林植物園までの間、前半は紅葉の森

かなり急な部分もあるアップダウンの山道。向こうからマウンテンバイクで駆け下りてくる人も居る。こういう道を疾走できれば気持ちいいのだろう

そのうち、森林植物園のフェンスが現れ、それに沿って行くと再び再度山ドライブウェイに合流する。フェンスを無理やり突破すれば、植物園に無料入場できそうだが、数百円の入場料をケチるハイカーはおそらく居ないだろう。

新神戸の登山口から2時間8分、6.5km地点の森林植物園西門に到着。ヤマレコで調べたコースタイムより30分弱はやく到着。その西門から森林植物園に入場する。入場料は300円

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森林植物園 西門

神戸市立 森林植物園

西門を入ったすぐ前の広場に、見事に色付いたカエデがある。植物園で見た中で、一番キレイなんじゃないのかな

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森林植物園 西門前広場の見事なカエデ

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森林植物園 長谷池沿いの色付いたラクウショウ(落羽松)

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森林植物園 長谷池と島の周辺の色付いた木々

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森林植物園 長谷池沿いの園路と色付いた木々

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森林植物園 長谷池沿いの園路

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森林植物園 枝先から赤く色づき始めているカエデの巨木

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森林植物園 ハウチワカエデ

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森林植物園 ドウダンツツジ

園路の手の届くところに、プチトマトに透明感を加えたような赤い実をつけた木がある。「毒があります」と立札が立っている。この立札がなければ、食べちゃう客も居るのかもしれない

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森林植物園 ウスバヒョウタンボクの実

森林植物園 〜 谷上駅

森林植物園から先は、ほぼ直線コースで谷上駅に向かう。植物園の正門前には、三宮駅行き市バスと、北鈴蘭台駅行き新鉄バスが並んで停車している。ここまでの登山道ですれ違うハイカーはほとんど見かけなかったので、ほとんどの入場客はバスや自家用車で来るのだろう。

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森林植物園正門前、再度山ドライブウェイから分岐する山田道入口

山田道は、ここまで歩いてきた大龍寺・再度公園・ドライブウェイに並走する山道・森林公園内の園路でもあるのだが、ここで初めて「山田道」の記述が標識に出現する。

山道をしばらく行くと、山間部に切り開かれた新興住宅街や造成地が姿を現す。山道はそれらの造成地の横の谷筋に沿ってどんどん下っていく。そして、谷はコンクリートでガッチリと固められた水路となり、周辺は建設残土を積み上げた場所や太陽光発電所などに変化する。

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丸山川沿いに下っていくと、太陽光発電所が見えてくる

太陽光発電所は、神戸市有地を借りて発電会社が行っているもののようだ。ここは2013年に発電開始した1.5MWの施設だそうだ

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山田道は、神戸六甲西太陽光発電所のすぐ横を通過する

このまま丸山川沿いをずっと下っていくと、長尾山排水管理施設という下水処理場があるが、山田道はその手前で山の中に入っていく

森林公園から1.4kmの地点で、丸山川沿いの道から山道に入る。ここから先は、渓流の流れる谷筋を進む

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丸山川沿いの道から、山道に入る

谷筋を進んでいくと渓流沿いの道となり、そのうち再び丸山川の本流とぶつかる。飛び石渡りならぬ蛇篭(金属籠に石を詰めて四角く整形したもの)が整然と並んだ渡渉部がある。

排水管理施設(下水処理施設)の下流なのに、ほとんど水量がない。放流水は配管でもっと下流の川に放水しているのか、下水処理ではなく残土処分場の有害物汚染の除去施設だから排水量が殆どないのか...

神戸市のWebページでは情報を見つけることが出来なかった

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谷筋を下っていくと、丸山川の本流に再度合流し、飛び石渡りがある

谷筋が開けて、ほぼ平らな砂防堰堤の堆砂面が現れる。

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丸山堰堤の堆砂面

道は丸山堰堤の横を通過し、すぐ先には阪神高速道路の高架橋が見えてくる。

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丸山堰堤(高さ14.5m・長さ47m・平成26年補強改修)

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阪神高速北神戸線の高架橋の下をくぐれば、すぐ目の前は谷上駅

森林植物園の正門から42分、約3.4km歩いて谷上駅に到着した。

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神戸市営地下鉄西神線 谷上駅

■ 地下鉄北神線 谷上駅 12:26発 → 三宮駅 12:36着 (運賃 280円)
■ 阪神本線 神戸三宮駅 12:42発 → 尼崎 → 13:15着 (運賃 310円)