大阪の新型コロナ対策は完全に失敗し、いまや「感染爆発」とされるインドをも上回る死亡率を記録している。
大阪の100万人あたりの新規死亡者数がインドを上回る
「まるで姨捨山」とまらない医療崩壊
「政府の会議の資料に人口100万人あたりの死者数のデータがあるのですが、大阪は19・6人(5月5日時点、以下同)。インドの15・5人、メキシコの16・2人、米国の14・5人より上回っており、惨状というほかありません。兵庫県も9・0人、愛媛県11・2人、和歌山県7・6人など関西は高く、東京は1・4人と意外にも低い水準です」(厚生労働省関係者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef9fd9e4f1b83ebbb02fd514f91e2211250b60c6
この状況での「屋外での運動」は、京都のようなメジャーな観光地を通過するものは論外で、六甲山でも人気の登山道は徹底的に避けるほうが無難。
ということで、3月に登った七兵衛山にもう一度登り、そこから黒五谷を横切り住吉谷へ。住吉川左岸を下って五助堰堤まで約7.4kmのハイキング。
ヤマレコの記事 『保久良神社から金鳥山・七兵衛山を経由し五助堰堤』
5月5日に購入したスマートフォン Xiaomi Redmi 9T の稼働試験も兼ねて、GPSログ取得と写真撮影をすべてスマホで行い、コンパクトデジカメは持参しなかった。
■ JR東西線・神戸線 海老江駅 08:32発 → 尼崎駅 08:40着 08:43発 → 芦屋駅 08:52着 08:54発 → 甲南山手駅 08:56着 (運賃 310円)
休日だからか、それとも緊急事態宣言で梅田都三宮の商業施設が軒並み休業しているからなのか、電車に乗っている人の数は通常よりも少ない気がする。
JR甲南山手駅で下車し、駅前のセブンイレブンで昼食用の弁当を購入。
保久良神社の麓にある登山口まで、およそ1.6kmを20分ほどで歩く。
九十九折になった神社の参道を登る。今年の春まで、ここでは斜面崩壊対策工事が行われていたが、いまは真新しい法枠工のベルギーワッフル風斜面になっている。
駅から歩くこと約30分の9時28分、標高約180mにある保久良神社に到着。
登山道(参詣道)の掲示板には「5月4日予定の本山だんじりパレード中止」の貼り紙があったが、神社での祭礼だけは行わているのだろう。だから、次々と参拝客がやって来るのだ。
神社の西側を回り込んで、金鳥山へ向かう登山道を進む。神社のフェンス越しに、古代祭祀遺跡とされる巨石の磐座「神生岩」がある。
保久良神社裏手から金鳥山までの登山道は、岡本桜回廊と名付けられている植樹された桜の並木道となっている。
そして今は、その桜からたくさんの毛虫や尺取虫が登山道めがけてぶら下がっている。
保久良神社から歩くこと約15分、標高320mの金鳥山休憩所に到着。神戸市灘区・中央区方向の景色が、霞が掛かった状態で見えている。
大陸から黄砂が飛んできているのか、それとも阪神地区の大気汚染なのか、PM2.5が20ug/m3から40ug/m3に急上昇しているのが、環境省の測定記録からも読み取れる。
休憩所から見た金鳥山の山頂(標高338m)付近はクヌギ林の中にある
金鳥山から北へ200mほど行くと、風吹岩方向と水平道が分岐する地点。
ここから水平道(森林管理歩道)に入り、七兵衛山の直下の分岐点まで標高350mの等高線に沿った平坦な山道を歩く。
水平道とクスノキの大木。不安定に立っているが、台風などで倒れず長生きしてほしいものだ
水平道を900mほど歩くと、七兵衛山方向への分岐点。ここから七兵衛山まで標高差150mほどの登りとなる。
スギが植林された林の中を15分ほど登ると、七兵衛山の山頂だ。
摂津本山駅から歩くこと1時間30分、4.3kmの地点が七兵衛山の山頂。標高は462mた。(保久良神社からなら約1時間、距離は2.3km、標高差290mだ)
ここで約20分の昼食休憩。誰が連れてきたのか知らないが、ネコが一匹。弁当を分けてくれと、甘い声で鳴きかけてくる。
昼食はセブンイレブンの「甘辛ダレで食べる鶏めし」(税込 399円)
七兵衛山から下山し北へ100mほど行くと、荒地山から打越山まで続く六甲山前衛山塊の縦走路に出る。この辺りは、大規模に伐採されて明るい林になっている。
縦走路では、幾人かのハイキング客とすれ違った。メジャールートではないが、それでもこれだけの人の数を見かけるということは、六甲最高峰に向かう魚屋道(かつての街道で、今は登山道)は大混雑なのかもしれない。
縦走路に設置された案内地図 (六甲山前衛山脈には無数の登山道が張り巡らされている)
七兵衛山からの道の合流点から西へ数十メートル行くと、打越峠。数人の高齢女性がベンチで休んでいる。
打越峠から450mほど北へ、ゆるゆると標高差60mほど降りていくと、黒五断層(五助橋断層に沿って流れる)黒五谷の川にぶつかる。芦屋カンツリー倶楽部から流れ下ってきたせせらぎで、緑地管理のための除草剤(グリホサート)などがたっぷり入っているかもしれない水だ。
黒五谷の湿地に咲くクリンソウ
黒五谷を横切り少し小高い丘を越えて400mほど北へ行くと、(大月断層に沿って流れる)住吉川の左岸に通された住吉道と合流する。住吉道は登山道と言うより、石畳で舗装された遊歩道と行った感じだ。
住吉道を300mほど歩いていくと、五助堰堤の堆砂域の平坦地になる。幾本にも分岐した川の流れに、木道が架けられている。
堰堤の堆砂域は目一杯の砂が溜まっているようで、水通し(流出部)の天端まで砂のレベルが来ている。今後大規模な土石流が起きても、このダムではもう受け止めきれない雰囲気だ。
七兵衛山から35分、1.6km歩いて五助堰堤に到着。
五助堰堤から先は、住吉台の住宅地まで約1km続いている堰堤の管理道を歩く。
七兵衛山から55分、約2.8km歩いてきた。住吉台の登山口に到着。
エクセル東バス停に向かうと、今まさに出発しようとしているところだった。ここから乗るときは、いつも「ここはマイクロソフトが出資して作った新興住宅なのか」という疑問が浮かぶ。
■ みなと観光 住吉台エクセル東 11:50発 → 平成記念会館 12:01着 (運賃 210円)
帰りの阪神電車も、かなり空いていた。やはり、緊急事態宣言は少しは効果があるようだ。
■ 阪神 御影駅 12:16発 → 尼崎駅 → 野田駅 12:44着 (運賃290円)