お打ち時間のゴールデンウィークに、自宅マンションのバルコニーの補修を行った。
マンションのバルコニー継目コーキング補修
8年前の2013年5月に行ったバルコニー改修で、PC床板への長尺塩ビシート敷き、排水側溝のウレタン防水塗装が行われ、継目コーキングの再施工も実施された。
その継目コーキングの一部に「割れ」が起きてきたので、ユニットバス換気乾燥機交換の時に使って余ったコーキング材を流用し、補修を行った。
コーキング材を打ってから8年ほど経過して、経年劣化で割れた部分の拡大写真。吹き降りの時に雨が掛かる側溝に近いところが割れている。このままでは水が染み込み、最悪の場合階下に漏水することも考えられる。
深さ1cm, 幅5mmで欠陥部分をカッターナイフで除去する。深さ5mmより深い部分のコーキング材は弾力があり、まだ機能を果たしていることもついでに確認。
利用するシリコーン コーキング材(シーリング材)は、シャープ化学工業 シャーピー シリコーンS アイボリー(コーナンで437円 税込で購入)。
ちなみに、コーキング剤には次のような種類があり、塗装していない今回のような場所は、どれでも構わない... (「コーキング材の種類をわかりやすく図解」より)
シリコーン系 | 耐水性高い。塗装不可 |
変性シリコーン系 | 塗装可 |
ポリウレタン系 | 耐候性が低いので塗装必須 |
PC板バルコニー継目コーキングの割れ部分を新規コーキング材で補修
2013年5月 バルコニー改修時のコーキング状況
既存コーキングを中途半端に除去して、深く開いた継目の溝に寸足らずのバックアップ材が"適当に"差し込まれている。雨水が掛かりにくい壁付近の既存コーキングは、完全に除去されていない。
この写真から、コーキングの深さは1.5cm〜2cmくらいのようだ。
コーキング材はアイボリー色。現在は環境中の粉塵などで汚れ、黒にしか見えなくなっている...
ベランダのサンシェード
これから夏に向かって、窓に差し込む日射を抑えて、遮光・遮熱ではない網戸でも過ごしやすいようサンシェードを取り付けてみる。
オーニング材(LIFELEX 100x150と100均 88x112)
100均では幅150cmのような「中サイズ」のものは売られていないので、ホームセンター コーナンで100cm×150cmのものを1枚購入。
斜めから差し込む日射を遮るため、100均の88cm×112cmのオーニング材を三角形として張り出して使っている。
このサッシ金具も、ダイコク100均で購入したもの。
バルコニーの手すりに、登山用の細引きで輪を作り、そこにアルミ製カラビナで固定している。細引きで輪を作る結び目は、フィッシャーマンズ・ベンド。
サンシェードを固定するロープの結び方(フィッシャーマンズ・ベンド) : 山と渓谷より転載
番外編:既存コーキングをカッターで切り取る時の事故
大型カッターナイフでコーキング材を切っているときに、勢い余って左手の親指の付け根を突き刺してしまった。ナイフが骨にあたるガリッという音が聞こえたような、聞こえなかったような...
案外出血は少なく、傷口を水で洗って強く押さえ、絆創膏で強く締め上げておいたら、夜には傷口が閉じてくっついていた。きれいな切り傷は、案外早くくっつくものだ。(くっついた後もかなり痛いです)
傷口を流水で洗う → 大型絆創膏を張付け指で圧迫 → 止血後も絆創膏で弱い圧迫を続ける → 10時間ほど経過後、絆創膏を剥がして傷口周囲を清掃 → ハイドロコロイドシートを貼付け → 更にその上から防水ドレッシング材を貼付け
フロモックス(抗生物質)1錠を2回服用