春の乾燥した快晴、交野市にある大阪市立大学 理学部附属植物園と府民の森ほしだ園地を歩いた
■ 京阪 淀屋橋駅 10:40発 → 11:01着 枚方市駅 11:04発 → 私市駅 11:17着 (運賃 380円)
通勤・通学のラッシュを外しているので、列車は空いている。淀屋橋駅から乗った特急は、京橋を出発した段階で座席の半分程度が埋まっているだけ。
前回2年前の6月に植物園を訪れた時は、河内磐船駅から歩いたので遠く感じたが、今回は最寄り駅の記載地で下車したので、植物園の門は駅からすぐだ。
大阪市立大学 理学部附属植物園
大阪市立大学 理学部附属植物園(最寄りの交差点より入場ゲートを遠望)
植物園に入場して、まずは昼食。メタセコイアやラクウショウの大木が立ち並んでいる所にベンチがるので、そこで食事とする。
食事していると、メタセコイア並木の遊歩道にアオサギが佇んでいる。水辺ではなく、なんで遊歩道で立ち止まっているのだろうか...
メタセコイアとラクウショウは外観が似ているので、外で見かけても、「すべて」をメタセコイアと思い込んでいた。
かつて北半球の高緯度地帯に自生していたが、絶滅したと考えられていた。1946年に中国の四川省で採取された標本がメタセコイアであると判明し、アメリカに持ち出して育成。日本へはアメリカから導入されたとされる。別名「生きた化石」。
北米の湿地を原産とする木で、日本ではメタセコイアなどと共に公園などに植樹されている。常緑樹。材は軽量で土中や水中で腐朽しにくいその特質を生かし、枕木や船舶、屋根材などに使われる。
北米の太平洋岸に自生する、樹高100mにもなる落葉樹。材は耐朽性が非常に高いので家屋や橋梁などの建築用のほか、サイロや液槽などにも用いられる。
樹高2mほどの落葉低木。丘陵や山地の日当たりの良い場所に自生。分布:本州〜九州。
高さ5〜8mの落葉高木で、大きなものは15mにもなる。低山地の落葉樹林内に自生。樹皮は簡単に剥がれ、緑色の内皮が見える。材は寄木細工などに利用される。分布:北海道〜九州
常緑高木で樹高20mほどになる。丘陵地や沿海地の谷などに自生し、庭木や生け垣、盆栽、防風林として植栽される。分布:関東地方南部以西の本州、四国、九州
樹高30mにもなる落葉高木。長さ20〜40cmの葉は日本の樹木の中で最も大きい。街路樹や庭木として植栽される。分布:北海道〜九州
樹高12〜15mの落葉高木。山地の湿地などに自生する。材は器具材や野球のバットなどに利用される。雌雄異株。分布:中部以北の本州
樹高20mの常緑高木。海岸に近い山地に自生し、庭木や防風林の生け垣として植栽される。材は耐朽性が高いため屋根板や樋などに利用される。分布:関東地方異性の本州、四国、九州。
樹高5mほどの落葉小高木。北米の原産地では高さ12mほどになる。花木として庭や公園に植栽されている。大正時代に、日本からワシントンDCに贈った桜の返礼として、国内にもたらされた。
コデマリ、八重コデマリ、ハクサンボクが並んで咲いている中で、ハナムグリが殺到していたのはコデマリだけだった。似たような白い花なのに、味に違いがあるのだろうか...
府民の森 ほしだ園地
植物園から府民の森ほしだ園地へは、天野川の左岸遊歩道を2kmほど上流方向へ向かえば良い。
住民がそれほど多く住んでいない山間部の入口だが、河川改修で立派な親水遊歩道が造られている。
交野市スポーツセンターとバーベキュー場を過ぎると山道となるが、ほぼ水平に近い平らな道が続く。
駐車場を過ぎると、崖沿いに造られた木道(木橋)となる
頭上の木より、たくさんの尺取り虫が糸をひいてぶら下がっている。顔に激突しないよう、慎重に進む
植物園から歩くこと20分、府民の森星田園地の案内所前に到着。
1日利用で700円だそうです。
全長280m、地上高さ50mの人道橋だそうです。今日は時間がないので、下から眺めるだけで引き返すことにします。
■ 京阪 私市駅 14:33発 → 枚方市駅 14:47着 14:51発 → 京橋駅 → 中之島駅 15:19着(運賃 440円)