浴室のサーモスタットシャワー混合水栓の温度調節がいよいよ怪しくなり、温調を「水」側いっぱいに設定しても、なぜか給湯器がONになる。サーモスタット部が寿命を迎えたのだろう。
今回は部品交換ではなく、混合水栓ごと交換することにした。
今回購入検討した部材はLIXIL製BF-WM145TSG(12,000円)とTOTO製TBV03401J(14,455円)で、水の切替(開閉)ハンドルの形がシンプルなTOTOを選択した。
Amazon.co.jpで購入した TOTO製TBV03401J (税込み 14,455円)
仕様オプションは、「普通地用」(水抜コックなし)、「スパウト170mm」を選択している。
交換前(KVK製KF112)
交換前のサーモスタット シャワー混合水栓 KVK製KF112
シャワーホースとシャワーヘッドは、コーナン製のLFX03-8918が取り付けられている。
交換作業
TBV03401Jに同梱されている施工説明書の通り取り付けるだけ。
最も苦労したのは、交換前混合水栓KF112の「給湯側の取付脚」が固く締まっていて容易には外れなかったことくらいだ。 (周囲をドライヤーで温めて、ユニットバスの壁に埋め込まれている雌ネジ側を膨張させてやれば、外れやすくなる)
シールテープを5巻きくらい巻いているので、5回転くらいで固く締まる状態。雌ネジ側を割らないよう、締め付けすぎないように注意する。
給湯側・給水側、同じ回転数だけ回して、混合水栓側の配管端面が壁面と平行になるようにする。
混合水栓側の配管間隔を150mmにして、水平が出ていることを水準器で確認する。
ここで住宅側の止水栓を開けて、配管内に溜まったゴミを洗い流す。止水栓を開ける前に、取付脚側にある止水栓が確実に締まっていることを確認すること。さもなくば、住宅側の止水栓を上げた途端に、水が噴出してしまう。
シャワー・ハンガーは、既設が3個、今回購入したものには2個しか付属していないので、交換は見送った。なお、シャワーヘッド部分の形が一般的なものと少し違うようで、既設のハンガーにピッタリと収まらない。
交換後(TOTO製TBV03401J)
交換後のサーモスタット シャワー混合水栓 TOTO製TBV03401J
交換後は、温度調節もキッチリと機能するようになり、「水」に温調をセットすると給湯器が稼働することはない。40℃付近の細かな温調も可能になり、快適そのものだ。
問題は、ユニットバスはアイボリー系統の配色が多いのに、何故、付属品のシャワーホースがライトグレーなのか。コーナン製のシャワーホースのように、アイボリー系の色にしてもらいたいところだ。