07 October 2020

dynabook R63/U(中古品)を購入

大阪日本橋のイオシスで、2016年1月発売の東芝dynabook R63/U (PR63UBAA637AD81)の中古品を購入した。価格は29,800円(税込み)。

店頭で確認した仕様は、【 Core i5-6300 2.4GHz, メモリー 4GB, SSD 128GB, Windows 10 Pro 】 で、IBM Refreshed PCのシールが貼られており、初期不良3ヶ月保証だった。

イオシス、PCコンフル、DOS/Vパラダイスなど日本橋で中古ノートパソコンを売っている店を一通り見て回る。2015年発売のR63/Pと2016年発売のR63/Uが同価格で売られていた。その中で最も状態が良い2016年発売のR63/Uを購入した。

今現在、Core i5, SSD, 質量 1.5kg以下のノートパソコン新品を購入すれば、最低価格のものでも6万円を下ることはない。 中古なら半額以下で購入できる。

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購入したdynabook R63/U(中古品)

キーボード、タッチパッド、パームレストに全く使用感がなく、傷、テカリ、摩耗など一切ない。 新品ではないだろうかというくらいの状況。 各店舗を回ってみた中で、この品物は驚異的なキレイさだった。

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購入したdynabook R63/U(中古品)

天板の表面も傷やテカリなど一切ない。

企業で使っていたリース品なら、備品シールを貼った跡などが残っているはずだが、そういう痕跡すら無い。

サーバ管理用の端末で、ラックの中に退蔵されていたものなのだろうか…

仕様

仕様一覧やマニュアル類は、「ビジネスモバイル Rシリーズ R63 2016年1月発表モデル」や、「2016年発表製品一覧」に掲載されいてる。

しかし、部品交換などを行う場合の “詳細な仕様”ではないため、分解して調べた結果を加えた仕様は次のようなものだ

型番PR63UBAA637AD81
CPUCore i5-6300U 2.40GHz
メモリーPC3L-12800S (DDR3L-1600) SO-DIMM 2スロットSamsung M471B5173EB0-YK0 4GB ×1枚取付済
ディスプレイ13.3in TFT (LED backlight) 1366 x 768 px
外部ディスプレイHDMI ×1ポート 3840 x 2160 px (4K)
RGB ×1ポート
グラフィックスintel HD Graphics 520
ディスクM.2 2280, SATA ×1スロット東芝 THNSNJ128GVNU (128GB MLC)取付済
無線LANintel AC8260NGW, 11ac 867Mbps
Bluetoothintel AC8260NGW, Bluetooth 4.2
USBUSB 3.0 ×3ポート
その他Webカメラ、マイク 無し

分解し、SSDやメモリーなどを確認

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本体下部のカバーを開けるため、13箇所のネジを外す

ネジ位置13箇所のうち、3箇所はゴム足の裏側に隠れている。

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バックカバーを取外し、基板を露出させた

バッテリーの型番は
TOSHIBA PA5136U-1BRS

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メモリーとSSD

メモリーの型番は
PC3L-12800S (DDR3L-1600), Samsung M471B5173EB0-YK0, 204pin SODIMM, 4GB

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dynabook R63/Uに取り付けられていたM.2 SATA SSD

ディスクの型番は
M.2 2280, SATA SSD, TOSHIBA HGシリーズ THNSNJ128GVNU (128GB MLC)

ソケット部にKey-BとKey-Mの2つの切り欠きがあるので、高速なNVMe(PCI-Express)接続ではなく、従前のSATA接続。

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CPU、Wireless LANカード

Wireless LANカードの型番は
M.2 2230, intel AC8260NGW, 11ac 867Mbps + Bluetooth 4.2

BIOS画面

起動時に F2 キーを連打すると、BIOS設定画面に入ることができる。

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BIOS設定のスタートページ

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BIOS設定画面から起動できる、システムテスト

ハードディスクとメモリーをテストできる。

BIOSのアップデート

dynabook.comサポートwebページからダウンロードできる、最新版(ver 6.90)にアップデートする。

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dynabook R63/UのBIOSアップデートツール(WIndows版)

マニュアルには、自動的に再起動されると書かれているが…

「dynabook BIOSパッケージ」画面が表示されますので、[更新を実行]ボタンをクリックします。

コンピュータがシャットダウンされBIOSのアップデートが実行されます。しばらくお待ちください。

「更新を実行」ボタンを押したら、プログラムが終了しダイアログが消滅するが、再起動はかからなかった。数分間待って、タスクマネージャでアップデートプロセスが動いていないことを確認後、手動で再起動した。

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BIOSアップデート中の画面

再起動後、自動的にBIOSアップデートが始まり、数回再起動が繰り返されて終了。その後は、自動的にWIndows 10が起動される。

Windows 10の初期化

店頭で「誰でも触れる状況」で展示されていたため、一旦Windowsを初期化することとする。

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設定 ー 更新とセキュリティ ー 回復 ー このPCを初期状態に戻す を実行し、

“全て削除する” を選択して初期化を行う。

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Windows 10初期化前後のディスク専有サイズの変化

29.8GB から 16.2GB にディスク使用量が減少している。

店頭展示のために、いったいどれだけ巨大なデモアプリを突っ込んでいたのだろう…

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パーティション情報

システムの調査

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HWiNFOでシステムの概要を表示

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HWiNFOでCPU情報を表示

intel Core-i5-6300U, 2.40GHz, TDP 15W, コア数 2 スレッド数 4

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HWiNFOでグラフィックスチップ情報を表示

intel HD Graphics 520, Skylake-U GT2

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HWiNFOでBIOS情報を表示

BIOSアップデート後の画面で、BIOS Ver 6.90 (2019/07/30)

ちなみに、BIOSアップデート前は BIOS Ver 5.90 (2016/09/26) だった

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HWiNFOでメモリー情報を表示

PC3L-12800S (DDR3L-1600), Samsung M471B5173EB0-YK0, SODIMM, 4GB, 2016年製造

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HWiNFOでディスク情報を表示

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HWiNFOでディスク情報を表示 (下にスクロールしてSMART情報部分を表示)

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CrystalDiskinfoでディスクのSMART情報を表示

取り付けられているディスクは、SATA SSD, TOSHIBA THNSNJ128GVNU (128GB)

使用時間 1268時間、電源投入回数 690回、書き込み 3198062366セクタ×512Byte/セクタ = 1525 GBytes (1.5 TBytes)

※東芝はTBWを公表していないが、128Gの各社平均的なTBWは20 TBから30 TBくらいである。つまり、このSSDは寿命(25TBと仮定)の6%ほど利用したことになる。

使用時間1268時間は、1日8時間とすると158日。1週間5日とすると31週間。オフィスで7〜8ヶ月利用したくらいの利用実績だ。

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SSDのベンチマーク(CrystalDiskmark)

東芝の仕様表(読み出し510MB/s、書き込み450MB/s)と近い値が出ている。

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HWiNFOでバッテリー情報を表示

充電回数はわからないが、設計容量 53960 mAh と現在容量 52865 mAh が読み取れる。 万充電の性能が98%残存しているので、まだほとんど劣化していない。

Windows Update

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dynabook R63/UのWindows バージョン情報

当初、インストールされていたのは Windows 10 Version 1809

Windows Updateを実行して、これ以上アップデートが無い状態までチェックして到達したバージョンは Version 1909

なぜか最新の2004にはアップデートされない。

ベンチマーク

普段使っているデスクトップPCのLenovo ThinkCentre M720qのCPUと比較してみると、だいたい3分の2くらいの性能のようだ。

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CPUベンチマーク比較(Core i3-8100Tとi5-6300U)