コロナ後の登山は、濃厚接触を避けられるテント泊が必須。 これまで、テント泊に用いていたのはツェルトだったが、軽量テントを新たに購入した。 メーカーは中国の「宁波市达拉户外用品有限公司」で、最近よく見かける安価な中華キャンプ用品メーカーだ。
AmazonでNaturehike Tagar 1 を購入。価格は11,900円(税込み・送料込み)で、10%(1,190円)のポイントが付く。 実質、10,710円で購入したことになる。 製品についていたタグには、定価は1280元(約19,878円)と書かれている。
質量は、「 テント本体 + ポール + ペグ12本 + 張り綱4本 + 収納袋 」 すべて込みで 1.175 kg。
このほかに、グランドシート 1枚も付属している。
試し張り
靭公園で試し張りをした。
なお、ペグを打ち込むためのハンマーは自宅にあったのを持って来ました。
グランドシートの四隅には、ペグで固定するためのループが出ている。 テントの四隅の固定用ループと一致するので、一括でペグ固定できる。
ポールを通し、円弧上に曲げてテント本体に固定するため、テントの片側をペグで地面に固定します。 使うペグは3本。
ポール(メインフレーム)を組み立て、固定した側の反対より通していく
ポールが折れるんじゃないかと思うくらい、グイっとまげてテント両側の金具に固定します。
さらに、テントの頂上部分とポールを固定するプラスチック部品をはめ込み、その上に短いポール(サブフレーム)を「乗せて」対角上にテント屋根部分を張り出して固定します。
このテントは自立できないので、この状態ではゆるゆるです。
ポールを通す前に固定しておいたのと反対側の3ヵ所を、ペグで固定します。 これで、テントが自立し、かろうじて使える状態になります。
さらに、出入り口側と、その反対側の2ヵ所もペグで地面に固定します。
ここまでに使ったペグは合計8本。
さらに、強風に耐えるためには張り綱4本を取り付け、ペグで地面に固定します。 これで完成。
テントの四隅は、グランドシートとテント本体の固定用ループを一括でペグ固定。 張り綱にはプラスチック製の自在金具がついています。
このテントはシングルウォールですが、まるでダブルウォールのテントのように出入り口には前室があります。 ここに脱いだ靴などを置いておくこともできます。
全室の反対側にも、ネットの向こう側に少しスペース(後室)があり物を置いておくこともできます。 寝る場所のサイズは長さ2.1m、幅1.05mです。
防虫網があるベンチレーター(通気口)は、前室を含めてテントの下部4ヵ所と、天井部分の合計5ヵ所です。
天井部分にはランタンフックもちゃんとあります。