jpegファイルのexifで、「Make」タグが" PENTAX " (大文字小文字を区別) の場合のみ、Gimp version 2.10でexifヘッダが保存できないバグがある。
この問題の詳細は、次のWebページにも書かれているが、マイナーなカメラメーカーのためGimp側のバグフィックスは入らないようだ
Gitlab (Gimp) 掲示板 『stripped exif data if Camera make is "PENTAX"』
『バーr……blog のようなもの 2018 年 09 月 : PENTAX ユーザを地獄に落とす GIMP 2.10.6 のバグについて』
Gimp 2.10固有のバグのため、本来ならGimpのソースコードを修正すべきだが、バグの場所を探しきれなかったため、jpegファイル側に小細工を加えることにする。
fix_pentax.sh
#!/bin/sh
# jpegファイル(複数 可)が格納されているディレクトリで、このスクリプトを実行すると、
# Make = "PENTAX" の全てのファイルが Make = "PENTAX Corp." に書き換わる
for FILEPATH in *
do
EXT=${FILEPATH##*.}
if [ -f "$FILEPATH" ]
then
if [ $EXT = "jpg" -o $EXT = "jpeg" -o $EXT = "JPG" -o $EXT = "JPEG" ]
then
EXIF_MAKE=`exiftool -s -s -s -Make "$FILEPATH"`
if [ -n "$EXIF_MAKE" -a "$EXIF_MAKE" = "PENTAX" ]
then
exiftool -overwrite_original -Make="Pentax Corp." "$FILEPATH"
fi
fi
fi
done