阪神尼崎駅から見える、2018年に復元された尼崎城天守を見に行ってきた
■ 阪神本線 野田駅 12:16発 → 尼崎駅 12:22着 (運賃 190円)
城址公園に掲示されていた地図 (左が北方向) に今日訪れたところを書き込んでみた
古地図 (上が北方向) を見ると、復元天守は天守址とは全く違う場所のようだ
復元天守
尼崎駅で下車し、繁華街と逆方向の南出口へ。 阪神大阪線の線路に沿って、大阪方向に150mほど戻る。
庄下川(しょうげがわ)を渡ると、目の前に尼崎城の復元天守が現れる。
城址公園と阪神大阪線の線路の間には、いかにも古そうな赤レンガ倉庫。
1904年に尼崎車庫が作られたのと同時期に、この発電所も建てられたそうだ。当時、鉄道への送電だけでなく、沿線の工場や住宅にも送電していたそうだ。
17世紀に造られた4層天守を忠実に外観復元したとされる。
城の南西側には、巨大な市立図書館がある。その一角に
契沖は江戸時代の僧
シャチホコの縮小モデルがピカピカ過ぎて、少し安っぽい感じが…
城址公園付近に、たった1軒だけ古い家屋が残っている。 可能であれば、旧警察署跡辺りまでは城下町風にしてほしかったなぁ…
本来の天守址
城址公園から東へ200mほど歩くと、旧尼崎警察署の建物がある
1926年に建てられ、1970年まで警察署として使われていたそうだ。
この旧尼崎警察署の南側に天守址のある旧城内中学校
ここは、復興天守から270mほど南東にある
博物館は10月10日から公開すると入口に書かれている。
旧城内中学校の敷地は本丸。 旧警察署や二の丸公園は、本丸とは内濠(現在は道路)を挟んで向かい合っていた二の丸の位置にある。
寺町
旧警察署から西へ。再び城址公園の南端をかすめて庄下川の橋を渡る
庄下川をわたった所に、ヒノデ阿免(あめ)という伝統的な建物
さらに西へ行くと、旧開明中学校がある。このあたり、廃校が至る所にある。それほど人口の空洞化が起こったのだろうか。
大阪中心部の梅田から、たった10分で到着する尼崎駅の駅前が過疎化とは…
阪神尼崎駅のある北方向へ少し戻ると、寺町というお寺が集まった地区がある。
京都の本能寺と並んで、法華宗本門流の大本山。 写真の手前の建物、方丈は1617年に建てられた重要文化財。
阪神電車から見える三重塔は、この塔
左手前の八角堂にきれいにヒマワリが咲いていた…