マイナンバーカードを使ってオンラインで定額給付金の申請を行うと、「Webサーバの中の人」の処理能力が低すぎて、既に処理崩壊しているらしい。
【10万円申請】書き方と必要な添付書類は?
給付金の申請方法には、マイナンバーカードを使ったオンライン申請と、市区町村から郵送された申請書に必要事項を記入して返送する方式の2通りがある。オンラインを所管する総務省は早期支給のため、カード保有者に利用を促している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000102-kyodonews-soci
さきほど、民法のワイドショーでは、(東京のどこかの自治体で)「既に1万数千件の申請がオンラインで行われた」 「人間が入力内容をチェックする限界は1日150件」「オンラインで申請したら、最も早くて2ヶ月後に給付。一方、郵送方式は役所でチェック済みの内容をプリントアウトした用紙なので、オンラインより迅速に処理できる…。 そうである。何のためのオンラインなのか。 「中の人」が居るのは、後進国の日本くらいでは。
先進国の中で最低ランクの日本の情報処理能力に、更に負荷を掛けてストレステスト状態にするために、私も、家族の分を含めて、オンライン申請してみた。
総務省のウェブページから開始
Google検索で、総務省の特別定額給付金のページを検索して開く
「詳しくはこちら」をクリックすると、特別定額給付金のオンライン申請トップページが表示される。
「マイナポータルはこちら」をクリックする。
マイナポータルで特別定額給付金を検索
「マイナポータル」を開いたはずが、「ぴったりサービス」という別の名前のページが表示される。この統一感のなさはお役所仕事だ…
郵便番号で住所を検索すると、その自治体で受付可能な申請名が検索される。 今回は、検索されたものの中から「特別定額給付金」を選択して、「この条件で探す」をクリック。
ICカードリーダーをブラウザ経由で使うためのソフトウエアのインストール状況がチェックされる。
「マイナンバーカードを持っています」「署名用電子証明書の暗証番号を覚えている」「ICカードリーダーを接続している」のチェック項目をチェック(ON)にし、「次へ進む」をクリック
特別定額給付金の申請項目を入力していく
入力が終われば、「次へ進む」をクリックする。
次は、申請者の入力ページ
「マイナンバーカードを読み取り」をクリックすると、申請者の氏名や生年月日、住所が自動的に入力される。
マイナンバーカードから氏名住所などの基本情報を読み込む確認ページ
「カードを読み取る」をクリックすると、券面入力用暗証番号を入力するダイアログが表示される
全ての項目に入力が終われば、「次へ進む」をクリック
口座情報は自動入力ではないので、手入力で…
振込口座の通帳表紙をスキャンした画像(jpeg等)を添付する
表紙と、支店名などが書かれた1ページ目をスキャンしてjpeg画像にしたものを添付する。「次へ進む」をクリックすると、暗証番号の入力ダイアログが表示される
これで申請は終了し、完了画面が表示される
ちゃんと申請が終了していれば、メールで入力結果を申請書様式にしたPDFファイルが送付されてくる。