全世界に災いをもたらした新型コロナ。その膨大な負の面に比べたらささやかだが、観光公害のインバウンド旅行客を消滅させたことはプラス面には違いない。
このインバウンド旅行客でさんざん収益を上げたインバウンド業界は、観光公害を発生させ国民に多大な迷惑を掛けてもピグー税を支払わなかった無責任業界だと思う。 インバウンド旅行客が消えた途端に国に泣きついて、支援金をよこせと言っている。一体国民を何だと思ってんだと。
インバウンド業界を救うために無限大の補助金を出して、後日大増税でさらに迷惑を被るのはゴメンである。 このまま、インバウンド業界は静かに終焉を迎えていただきたいと思う。
で、インバウンド客が消滅した大阪城公園に偵察に出かけた
大川沿いを自転車で走り、南天満公園・桜之宮公園を通り抜けて大阪城公園へ
これらの建物も、大阪城公園の南西隣にある
国際連合ではなく、地球連邦でもなく、世界連邦です
ここは、中国人などの団体客を載せてきたバスが集結していたバス専用駐車場。 見事に、一台も停車していません。
この駐車場の横にあった、中国人がやっていた「水果」露天も消滅していた。 そもそも、「水果」なんていう看板を出している時点で、日本人を相手にしていない。 で、中国人客が消えたからかわりに日本人客に売りつけることも出来ず、店ごと消滅ですね
大阪城桜門と豊國神社の間の園路は、ジョギングする人が少し居る程度
この道の左奥には、脱税で摘発されたタコ焼き屋があったが、いつのまにか建物ごと撤去されている。
本丸広場に入る2つの入口のうちのひとつ、南側からのアプローチがこの桜門。 朝7時頃から、中国人団体客がうじゃうじゃと歩いていたのが、今はこのスッキリとした状態に
見事にインバウンド客が消滅して、広々とした本丸広場が望めます。
この写真の右側には、旧第4師団司令部の建物があり、近年改装されてインバウンド客向けのボッタクリ飲食店ができましたが、こちらも休業しています。 旧日本軍が大量流血して戦った敵国の客を、ホイホイ受け入れる施設に改造するとは、英霊たちが納得するのだろうか。そういうことを配慮しないインバウンド業界はなんと浅はかと思っていたが、このままインバウンド消滅すれば飲食店もめでたく消滅となるだろう。
ここにインバウンド客向けのフードトラックがゴチャゴチャと停車していたが、それも全て消滅。
このベンチのあるところには、寂れた茶店がインバウンド以前からあったが、インバウンドには不釣り合いということでぶっ潰されてしまった。で、現在はベンチが置かれているのだが、イヌの散歩に来た人がのんびりくつろぐ場所になっている。
内部の見学は、新型コロナで閉館のようです。
西の丸庭園は有料区域で、新型コロナのため閉鎖されているので誰も歩いていない。内堀に架かっている水管橋は、明治25年に大阪市で初めての水道を建設するため、砲兵工廠に発注された鋳鉄管
大阪城本丸広場に北側からアプローチする極楽橋。 もちろん、誰も歩いていません
「サクヤルミナ」というインバウンド客向けの軽薄なナイトショーのイルミネーションがまだ残存している。 木にLED照明を巻きつけ、根本の地面を踏み荒らして木々の生育を妨げる。まさしく、儲かれば何をしても良いという糞商人魂。 このまま、負の歴史遺産として照明器具ごと朽ち果ててほしい。