27 March 2020

六甲山と蛇谷北山へ

晴れて暖かな3月末、今年最初の六甲山登山へ。 新型コロナウイルスで外出自粛が続く中、人混みとは対極の「平日の登山」。

■ ヤマレコの記事 『六甲山(芦屋〜ロックガーデン〜七曲り〜最高峰〜石宝殿〜蛇谷北山〜東おたふく山登山口バス停)

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場所通過時刻所要時間
阪神芦屋駅07時50分
高座の滝08時23分33分
風吹岩09時00分着 09時07分発37分
横池09時12分5分
雨ヶ峠09時48分36分
本庄堰堤10時03分15分
一軒茶屋10時36分33分
六甲最高峰10時47分着 11時10分発11分
石宝殿11時26分16分
蛇谷北山11時38分12分
土樋割峠11時54分16分
東おたふく山登山口バス停12時12分18分

登山口の高座の滝へ

■ 阪神電車
急行 野田駅 07:23発 → 甲子園駅 07:36着
快速急行 甲子園駅 07:39発 → 芦屋駅 07:45着 (270円)

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阪神 甲子園駅に到着した急行列車

今年は、新型コロナウイルスの流行で、春の選抜高校野球大会が中止になった。 例年なら、多くの観客がこの駅で乗降していたはずだが、今日は日常の通勤客が乗り降りしているくらいだ。

7時50分、芦屋駅を出発。 芦屋川沿いの道を北へ。

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阪神芦屋駅そばの芦屋川

芦屋駅のバス停には、平日は2時間に1本に減便されている有馬温泉行きのバスが停車している。 今日の下山は、この系統のバスの復路に乗ることになっている。

この付近からは、五助断層の南側の山地に六甲最高峰が隠れている。ちょうど、荒地山が見えているあたりの向こうが六甲最高峰のはずだ。

阪急芦屋川駅を通り過ぎ、徐々に坂道が急になっていく。高級住宅街の桜が少しだけ咲いている。 今日、神戸市の桜の開花宣言が出たそうだ。

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山芦屋町の住宅街に咲く桜

天気の良い春は、平日でもお年寄りの登山者がかなり歩いているものだが、今日は新型コロナウイルスの自粛だろうか、ほとんど歩いている登山客を見かけない。

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滝の茶屋

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高座の滝

滝の茶屋や高座の滝の周辺にも、ほとんど登山客がおらず、し〜んとしている。

高座の滝から芦屋ロックガーデンを経て風吹岩へ

ロックガーデンは日当たりが良いからなのか、ミツバツツジが満開だ。

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芦屋ロックガーデン (説明看板とミツバツツジ)

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芦屋ロックガーデンに咲くミツバツツジ

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ミツバツツジ

ロックガーデンを抜けて、木々が生い茂る山道に入ると、ミツバツツジはまだ開花せず蕾の状態だ。

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ミツバツツジの蕾

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イヌシデの花

クマシデ属の木の花のはずなので、クマシデやサワシバかもしれない…

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風吹岩

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風吹岩の猫

風吹岩には、3匹ほどの野良猫が居た。誰かが餌付けしているのだろうか。

例年なら、風吹岩で休む登山客を見かけるはずだが、今日は本当に誰も居ない。

風吹岩から雨ヶ峠を経由し本庄堰堤へ

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芦屋カンツリー倶楽部

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雨ヶ峠へ向かう登り返しの山道には、アセビが満開だった

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雨ヶ峠では、登山者1人が休んでいた

雨ヶ峠から五助断層に向かって一気に下り坂。 谷底の住吉川の渡渉部で5人の登山者を追い抜く。家族で登山しているようだ。

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本庄堰堤

本庄堰堤から七曲りを通って六甲最高峰へ

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本庄堰堤上流の堆砂敷を横切り、七曲りの登山道へ進む

標高600mの本庄堰堤から、標高880mの一軒茶屋まで、標高差280mの七曲りを30分ほどで一気に登っていく。

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七曲り

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七曲りから見る西おたふく山、六甲無線中継所

国土交通省の六甲無線中継所の巨大な鉄塔が山頂にある。

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六甲最高峰直下の一軒茶屋

一軒茶屋から道路を挟んだ向かい側には、公衆トイレがある。 このトイレは廃止される予定で、すぐ横に新しいトイレが新築工事中だ。

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六甲最高峰トイレ新築工事

看板には、完成予定が2020年9月末と書かれている。

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自衛隊通信施設用の管理道に咲くネコヤナギの花

もしかしたら、イヌコリヤナギかも…

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六甲最高峰の自衛隊通信施設と登山者用休憩所

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六甲最高峰 (標高931.3m)

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六甲最高峰から見た、北東方向の西宮名塩方向

JR宝塚駅から2駅向こうにある西宮名塩、ここにはバブル期に造成された西宮名塩ニュータウンがあるが、駅から遠い国見台は住宅販売に失敗し、今では一面の太陽光発電団地になっている…

六甲山から見ても、まるで湖のように太陽を反射してきらめく姿が見える。

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六甲最高峰から見た、北西方向の北神・三田のニュータウン

中央に物流会社の倉庫などが密集する西宮市の阪神流通センターのビル群が見えている。その周辺は神戸三田国際公園都市(神戸の北神から三田にかけてのニュータウン)。

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六甲最高峰から見た、西方向に延びる六甲山系

アンテナ群が立っているのが、六甲有馬ロープウェーの六甲山頂駅付近。

ここ、六甲山最高峰から2.8kmも西にあるのに、「六甲山頂」を名乗っている…。

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六甲最高峰から見た大阪平野と都心のビル群

ビル群が霞の中からニョッキリと姿を現している

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登山者用休憩所で昼食 (調理パン2個と、エナジーバー)

六甲最高峰から石宝殿を経て蛇谷北山へ

一軒茶屋前から道路を歩き石宝殿へ。

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神戸市と芦屋市の境界を通過すると、すぐに鉢巻山トンネル

このトンネルの中に、芦屋市と西宮市の境界がある。

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鉢巻山トンネル内には芦屋市と西宮市の境界がある

六甲山の稜線では、神戸と西宮に挟まれた芦屋の「幅」は、100mか200mほどだ。

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車道の脇にある石宝殿の大鳥居"

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石宝殿の 白山の宮

石宝殿の白山観音のすぐ脇に、蛇谷北山に続く登山道の入口がある。

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石宝殿のところから分岐する蛇谷北山に向かう登山道

道は、笹が生い茂る中を一旦70mほど下っていき、馬の背を通過して登り返し蛇谷北山の山頂へ。

下から登ってきた登山者、4名程度とすれ違う。

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蛇谷北山

蛇谷北山から東おたふく山登山口バス停へ

蛇谷北山を通過すると、笹が更に生い茂り、道がほとんど見えず「藪漕ぎ」に近い状態のところもある。

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蛇谷北山付近の笹薮の登山道

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土樋割峠

土樋割峠から先は、舗装された森林管理道。

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キブシの花

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これも、キブシの花

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東おたふく山登山口バス停

帰宅

■ 阪急バス
東おたふく山登山口バス停 12:38発 → 阪神芦屋 13:02着 (340円)

■ 阪神
普通 芦屋駅 13:12発 → 尼崎駅 13:23着
急行 尼崎駅 13:29発 → 野田駅 13:35着 (270円)