ハイセンス製IPS液晶テレビ32A50を購入した
価格は22,500円(税込み)と激安です。
ハイセンスは中国の大手家電メーカーで、中国語では「海信」と書く。 東芝の液晶テレビ部門を買収し、いまではREGZAブランドのテレビはハイセンスの工場で作られている。
激安だからなのか、付属品類は最低限。 電源コードのみが添付され、アンテナ線は同梱されていない。その代わり、転倒防止ワイヤーが添付されていた。
以下、動作確認を兼ねて一通り使ってみた。 まだ2日ほどしか使っていないが、テレビ録画・視聴やHDMI接続したレコーダーで映画の再生、HDMI機器の連携など全く問題なく使える。表示されている画像も綺麗で、アクション映画で早い場面展開があっても残像が残ることもなく再生される。
私の使い方では、このテレビは必要十分条件を満たす良いテレビだ。
VESAマウントを利用してラックに固定
ホームセンターでカラーアングルを購入し、VESAマウントを利用してラックに直接固定する。
主な部材は...
・カラーアングル 30mm x 30mm x 900mm : 1,156円/本
・カラーアングル 30mm x 30mm x 300mm : 672円/本
・カラーフラットバー 30mm x 300mm : 396円/本
・M6 SUS鍋小ネジ、ナット、ワッシャー10本セット : 148円 ... TV側VESAネジ穴固定用
ラック側は、きっちりと水平を出すために計測中...
モニター交換前後
モニター交換前:iiyama ProLite B2409HDS
消費電力
状態 | 消費電力 |
---|---|
スタンバイ状態(待機電力) | 1.6W |
TV視聴,バックライト100% | 43W |
TV視聴,バックライト50% | 30W |
TV視聴,バックライト25% | 23W |
TV視聴,バックライト10% | 20W |
TV視聴,バックライト0% | 18W |
HDMI外部表示,バックライト0% | 18W |
USB HDDに録画,TV視聴,バックライト0% | 20W |
この機種のカタログでは、消費電力50W,待機電力3Wだが、実際に計測すると少しだけ省エネとなっている。
ハイセンス32A50の各種画面
番組表(EPG)は見やすいが、スクロール速度が遅い。 CPUの能力不足なのか、わざとゆっくりとスクロールするように設定しているのか...
個別の番組を選択すると、録画予約・視聴予約ボタンが表示される
fat32でフォーマットされたUSB HDDディスクを接続し、録画対応するためには初期化する必要がある。
録画済み番組を一覧表示する。 カーソル行の番組が、左上でプレビュー再生される
jpegファイルを格納したUSBメモリーを差し込むと、画像表示を行える。 画像以外のファイル(動画や音楽など)は表示・再生できない。
HDMI連携の動作確認
リモコンの「CECリンク」ボタンを押すと、HDMI機器の選択ができる。
ここには、実際に接続されているAVアンプ、レコーダー2台が表示されている。機器を選択(決定ボタンを押す)すると、自動的にAVアンプやレコーダーがONになり、それぞれの機器の入力ピンも自動的に選択される。
レコーダーの操作では、「番組選択」が録画ファイルの一覧表示、「セットアップメニュー」が再生や停止のメニュー表示などが行える。なお、「電源」を選択しても残念ながら電源OFFはできなかった。
電源OFFは、テレビの電源を切ると、連動してAVアンプとレコーダーの電源もOFFとなる。
ARCの動作確認
HDMIケーブルで接続したAVアンプで、テレビの音声を出力するAudio Return Channel(ARC)機能は、HDMI-2ポートでのみ働く。(ポート横のシルク印刷でARCと表示されている)
テレビのスピーカーで出力するか、ARC機能でAVアンプで出力するかの選択は、「CECリンク」ボタンで行える。
AVアンプでは入力ピンが「TV」となる(YAMAHA RX-S600)
ネットワーク機能
イーサネットケーブルを接続すると、データ放送(dボタン)のネットワーク対応が出来るようになる。 ただし、ハイブリッドキャストには対応していない。
YouTubeなど、ネット上の動画サービスには対応していないし、Webブラウザなどが搭載されているわけでもない。 格安機種なので、ネット機能が何も搭載されていないのは仕方ないだろう。