今年の秋から、マイナンバーカード保有者限定で、キャッシュレス決済ポイント(なんと25%)が行われるらしい。そのためには、マイナンバーカードを用いてマイキーIDという「ユーザID」と「パスワード」を取得しないといけないそうだ。
まるで、税務署のe-Taxで、ID・パスワード方式のパクリのような仕組み…
JPKI (公的個人認証サービス) に対応したスマートフォンを持っていないため、Windowsパソコンを使うことにする。
総務省のWebページ 「マイナポイント事業」 から、マイキーIDを生成できるのだが、説明がわかりにくい…
手順を追って説明すると…
JREのインストール
Java Runtime Environment (JRE) がWindowsにインストールされていない場合は、まずこれをインストールする必要がある。
※ Internet Explorer で表示するICカードを利用するwebページには、Javaを用いたものがあるため。
ICカードリーダーのドライバーをインストール
NTTコミュニケーションズのSCR3310というICカードリーダーを使うため、同社のWebページ 「ICカードリーダライタ」 より最新のドライバーをダウンロードし、インストールする。
このドライバーには、「公的個人認証サービス」 の関連ソフトも含まれている。
マイキーID作成・登録準備ソフトをインストール
総務省のWebページ 「マイキーIDの登録方法」 の中の 「設定に必要な環境を準備 : パソコンの場合 インストール 」 を選択。
「マイナポイントご利用のための準備」 ページが表示されるので、「マイキーID作成・登録準備ソフト」( MKJSsetup.exe )をダウンロードしインストールする。
再起動し、マイナンバーカード読み取りの初期設定を行う
スタートメニューの「公的個人認証サービス」に登録されている次のソフトウエアを順に実行
(1)ICカード リーダライタ設定
接続しているICカードリーダーが1機種のみの場合は、自動設定のままで問題ない。 複数機種接続している場合は、どれで読み取りをするか選択する必要がある
(2)Java実行環境への登録
(3)JPKI利用者ソフト
ICカードリーダーの動作確認をまず行う
次に、マイナンバーカードの読み取り確認を、電子証明書を表示することで行う
マイキーIDの取得
総務省のWeb 「マイナポイントご利用のための準備」 ページより、「マイナポイントご利用準備をスタート (マイキーIDの発行」をクリック
『公的個人認証サービス』、『マイキーID作成・登録準備ソフト』がインストールされ、マイナンバーカードの読み込みが出来る状態であること。また、ブラウザーがInternet Explorer 11 であることがシステムから認識されれば、次のようなICカード読み取りボタンが表示される
マイキーIDとパスワードの候補が表示される。
マイキーIDが発行された。 画面キャプチャして保存するか、紙にメモをしておく。 パスワードは後で変更できるが、IDは固定値。
マイキープラットフォーム(利用者マイページ)で初期設定する
総務省のWeb 「マイナポイントご利用のための準備」 ページより、「利用者マイページへ」をクリック
ここで、メールアドレスの登録と、基本情報の変更があった場合にメール通知が有るように設定変更しておくと安心。