4年前に『窓から見える山々』を書いて以降、郊外にランドマーク的な建物が数多く建てられたので、今回は『窓から見える山々、建物』として見ているものを調べてみた。
全体の景色は…
瀬戸大橋の方向
「瀬戸大橋」と神戸空港の連絡橋「神戸スカイブリッジ」がほぼ同じ方向、上下に並んで見えている。
神戸空港の方向には淡路島の汐鳴山(305m)、瀬戸大橋の右側(北側)の主塔のはるか向こうには、小豆島の星ヶ城山(816m)、画面の右端には六甲山系の西端にある旗振山(252m)。
神戸空港の島で目立っている巨大な建物は、上組ロジスティクスセンター。ポートアイランドの神戸国際コンテナターミナルにはガントリークレーン(コンテナクレーン)が何台か並んでいる。これらのクレーンは、夜間ライトアップされていて目立っている。
須磨アルプスの方向
明石海峡 〜 旗振山・鉄拐山 〜 高倉台 〜 横尾山・須磨アルプス 〜 鵯越 〜 高取山 のパノラマ写真。
山々の手前には、六甲アイランドやポートアイランドがあるので、それらの島々に建つビル群や港湾施設が見えている。
三宮、六甲アイランド方向
六甲アイランド(アジア・ワン・センター や イーストコート3番街)の右側に三宮中心部(シティータワー神戸三宮)が見えている。
画面右端のビルは新神戸付近で、ANAクラウン・プラザ・ホテルや高層マンション ジークレフ新神戸タワーなどが見える。
神戸の手前には、尼崎の臨海地域(東海岸)で、クリーンセンター(白い煙突)のほか、福岡運輸関西センターや日通・パナソニック ロジスティクス の巨大物流倉庫が並んでいる。日通・パナソニック ロジスティクスは、かつてプラズマディスプレイ製造工場が廃止された後に業態転換したものだ。
更に手前には、西淀川区 酉島の合同製鐵の製鉄所(赤白の煙突)がある。
六甲山系 摩耶山の方向
画面中央に、摩耶山・掬星台と、ケーブルカーの途中駅である虹の駅が見えている。
虹の駅の右横には、廃墟マニアに人気の摩耶観光ホテルの廃墟も見えている。
摩耶山の直下には、神戸市灘区にある神戸大学のキャンパスが広がっている。近年建てられた工学部の自然科学総合研究棟3号館が遠くからでもはっきりと見える。
山肌に沿って建てられている住宅街、一番標高の高いあたりに篠原台・大月台があり、写真では大月台の家々の上の谷間に天狗塚砂防堰堤(2013年竣工)がはっきりと見えている。
六甲山上駅・六甲山頂駅の方向
西淀清掃工場の煙突の向こうに、芦屋ロックガーデンが見えている。
六甲山上駅は三角形の屋根で見分ける。天狗岩は、そばにあるアンテナが目印。六甲山頂駅は付近に何本ものアンテナが建っている。
六甲山最高峰付近
画面左に天狗岩〜六甲山頂駅付近、画面中央に西おたふく山、画面右に六甲山最高峰が並んでいる主稜線。
そして、芦屋ロックガーデン、荒地山、ゴロゴロ岳と続く住吉川の断層を挟んだ南側の稜線が見えている。
主稜線と住吉川を挟んだ南側の稜線の間、雨ヶ峠から東おたふく山(山頂付近は草原)、芦屋市奥池町の建物群が間に見えている。
甲山付近
JR尼崎、宝塚付近
伊丹空港(大阪空港)付近
池田市・剣尾山方向
箕面・千里中央方向
新大阪・万博公園方向
枚方方向
枚方の生駒山地最北端のはるか向こうには、宇治市の天ヶ瀬ダム付近が見えている。おそらく、大峰山が見えているのだと思う。