31 March 2018

桜満開の桜之宮公園と造幣局

3月26日の「桜満開発表」より5日目、そろそろソメイヨシノに葉っぱが出てきて散りそうな感じになってきた。この週末が花見のラストチャンスになるのかもしれない。

桜之宮公園に出かけ桜の撮影をしている時、ふと造幣局の敷地を見ると里桜が見頃を迎えつつある。通り抜けは1週間以上先の4月11日からだが、その頃まで花が見頃を保てるのだろうか…

桜之宮公園 天満橋付近

20180331-sakuranomiyapark-01.jpg
造幣局の横あたり (大川の右岸側)

20180331-sakuranomiyapark-03.jpg
桜之宮公園と川崎橋

20180331-sakuranomiyapark-02.jpg
川崎橋から見た大川上流方向

造幣局

国道2号線側から入り、造幣博物館までの区間の桜並木を観ることが出来る。

20180331-zouheikyoku-01.jpg
本館の東面付近

20180331-zouheikyoku-02.jpg
本館の東面付近

20180331-zouheikyoku-03.jpg
旧正門

20180331-zouheikyoku-04.jpg
本館と大川の間にある桜並木

20180331-zouheikyoku-05.jpg
本館の東面付近

20180331-zouheikyoku-06.jpg
博物館付近の桜並木

造幣博物館

日本の硬貨製造史をコンパクトに展示している。

20180331-zouheimuseum-03.jpg
皇朝十二銭

708年から963年までの間、時代で言えば飛鳥時代の末期から奈良時代を経て平安時代のなかごろまで、日本国内で鋳造された硬貨を皇朝十二銭という。

平安中期以降、徳川幕府が寛永通宝を発行するまでの間は、中国の硬貨(宋銭など)が使われていたそうだ。

20180331-zouheimuseum-04.jpg
大判の図解

表面に墨で書かれた「花押」や、主に表面と裏面に押されている刻印の「極印」などについての説明が、実物でなされている。

20180331-zouheimuseum-01.jpg
縮彫機

高架をプレスするための金型は、人間が手作業で作る大きなモデルを、この機械で縮小して金型とするそうです。これは1925年に購入した工作機械で、今は流石にNCマシニングセンターや3Dプリンターなのかもしれませんね。

20180331-zouheimuseum-02.jpg
硬貨の製造図解

スチール板を打ち抜いて、模様をプレスするまでの一連の流れを、本物のコインを使って説明しています。